りんご園松本さんの柿の木の下で遊ばせてもらいました。
紅葉した柿の葉っぱがたくさん落ちています。
朱、赤、橙色、鴇色(ときいろ)、紅色
黄色、山吹色、若草色、一枚の葉がいろいろな色で構成されています。
一枚として同じ模様はありません。
この季節柿の葉をみると、日本の色文化の元があるのではと思います。
毎年毎年、たくさんの子どもたちと、この色を見られることをうれしく思います。

葉っぱでお面と冠(帽子?)を作りました。

柿の林を登ると細い道があります。
この日はじめて参加した3才の男の子。
道の両脇から草や竹が覆い被さっているところにくると
「あぶない」と言って進むのをやめました。
こういう道通ったことないのかなあって思って見ていました。
草を遮断機にみたて「カンカンカンカン」とそばで言ってあげると
楽しくなって通ってくれました。
初参加のお母さんの多くがおっしゃります。
「初めての場所なのに、子どもがとても楽しそう」
子どもたちは何が楽しくて、何が楽しくないか正直です。
没頭すること、繰り返しやりたいことはその子が心から楽しいと
思えることです。
子どもの楽しいことは、大人から見れば、「そんなことばっかりしていて」と思えるもの
ばかりだと思います。
かやっこは、大人の思う「そんなこと」を大切にしてあげたいし、認めてあげたいです。
それがその子を大事にする気持ちで、子どもたちはその気持ちをちゃんと感じてくれるから。