2011年の春から夏にかけて、藤枝市岡部町のお寺所有の人工林で、皮むき間伐を行いました。
皮をむかれたまま1年半あまり。

2/12に50本ほどを伐り倒しました。
木々はよく乾燥していて…固い!倒れない!
生の木は自分の重みで倒れていきますが…
伐採陣もチェーンソーも、思ったより体力を消耗したようです。

伐採

そして迎えた、搬出の日。
こんな立派な材がとれました。

材いっぱい

16日はボランティアさん含め、5名の方が材となった木々を旅立たせてくださいました。
17日は6名。そのうち2名は双子の男の子。
えっさ!ほいさ!

笑顔でえっさほいさ

とっても明るい笑顔だけど、すっごく大変なんだから!
登ったり下りたりを何回も何回も繰り返して、
長さ2~3mの材を70本余りを山から下しました。

「家の改装をこの材でするよ!」
「ものづくりの名人たちに分けて有効に使ってもらうよ!」
「家具を造ってみるよ!」
「おもちゃをつくりたいよ!」

「薪ストーブで家を暖めます」

汗だくになって下した材です。
きっと役立ててくださるでしょう。
どんな第2の人生を送るのか、とても楽しみです。

おかげさまで、暗かったヒノキ林に太陽の光が差し込んでいます。

空が見えた

まだ森には材がたくさん残っています。
使っていただける方は、取りに入っていただいて結構ですよ。
その際は、エコエデュにご一報ください↓
TEL:054-263-2866
MAIL:e-info★ecoedu.or.jp ★を@に変えてご送信下さい。

皮むき間伐をやってみて…
皮むきは簡単です。
でも、予想していた通り、伐採と搬出はとても大変でした。
とても素人の手に負えるものではありません。
危険も伴います。
町に暮らす私たちのできることは、木を伐ることではなく、木を使うこと。
使うことは、よどみない森の循環を生み、林業を支える一端を担うこと。
それを皮むき間伐は教えてくれました。

「もりひと大作戦!」に関わっていただいた皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!
これにて、大作戦を終了します。