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里山やっほ6/5田んぼでしろかき

報告が遅くなってすみませんでした!

6月5日のやっほは「田んぼ」に入って遊びました。
事前に親御さんに連絡をさせてもらったのですが
想像以上に、泥が服の繊維の奥まではいっていたことと思います。

田んぼの泥は命のスープです。
きめ細かい泥の中で、様々な生き物たちが暮らしているのです。

やっほの子どもたち
とまどい気味です。
「どうやってはいるの?」
「入っていいんだよ」
みんなとりあえず、長靴で入りました。
そしたら、長靴がぬけなくなっちゃいました。
このままだと長靴がなくなってしまうので、みんな長靴を脱いで入りました。
「きもちいい」「なんかへん」
バランスをくずして転んだ子もいます。
だんだん泥の中にいることが平気になってきました。
田んぼで
泥の中にいる子で、「ようい どん」でかけっこしてみました。

今日一番輝いていた子です。
よういどん
たらいに水をはったお風呂で
泥を洗い流して
お着替え。
さっぱりして、お家の方が待つ場所へいきました。
手をつないで

水玉模様の長靴がどろどろになったり、
かわいいもようのついたピンクの靴下がねずみいろ一色になったり
と自分の身に起きた初めての出来事を動揺をもって体験していたのが
印象的でした。

幼児期だからこそ、やってみたらどうってことなかった
やってみたら、すごく楽しかった
ということたくさんありますね。

【報告】6/2わんぱく題楽「さぁ!田んぼの準備!」

午前中は畑作業、ジャガイモ・玉ねぎの収穫と
サツマイモのつる挿しです。
子ども達は宝さがし?モグラのまねっこ大会か?
という調子でジャガイモをさがしあてていました。
玉ねぎはラッキョウのようでしたが、来年こそは!!
じゃがいもの収穫   つるさし

お昼ごはんは、オリジナルピザ。子ども達は2人1組で、
収穫野菜と持ち寄り具材、お手製トマトソースを
使ったピザを作りました。もちろん、生地も手作り。
ドーナッツ型や具材がてんこもりの、おいしいピザ
が出来ました。
ピザ作り
午後からは、どろりんピック。なんとまあっ泥人形が
何体も。泥団子をぶつけ合い、うらやましいやら恐ろしいやら、
でも大変良い代掻きになりました。
次回は「田植え!」
どろんこ

【里山のかやねずみ】5/21素敵な出会い

今日はとてもラッキーな出会いから始まりました。
なんと、トンボ池でモリアオガエルを見つけたんです!

もりあおがえる
もりあおがえる

この写真で、見えるかなー?
お母さんたちで教え合って
素敵な出会いを共有していました。

あそこにいるよ
あそこにいるよ

ホリデーさんのポカポカ広場は遊びの宝庫!
あっちにもこっちにも楽しいことが潜んでいて
自分の見つけた遊びを楽しみました。
Nちゃんはアリの巣を見つけました。

ありのす
ありのす

この小さな穴からアリが出たり入ったり。
この時のNちゃんの心の中では、どんな思いが巡っていたのかな?

やっほー
やっほー

Aちゃんは、お友達のママと「やっほー」って。
この時期になると、木々の葉が茂ってきて草丈も伸びてきて、
声は聞こえるけどAちゃんの姿を見つけるのは
ちょっとしたかくれんぼごっこみたいでした。
 
お昼ご飯のあとの午後の遊びの時間に、ひょうたん池に行きました。
ひょうたん池の横の丸太で親子列車が走っていました。

おやこれっしゃ
おやこれっしゃ

楽しそうな声に誘われて、このあと次々と連結していったんです。
今日の親子列車はとても長かったね。

【里山のかやねずみ】5/16里山の生命力

とんぼ池にモリアオガエルの卵塊ができました。
生き物の力強さを感じて、お散歩に出発しました。
今日は炭焼小屋方面へ。
 

もりあお
もりあお

 
道の途中にいろいろな出会いがありました。
エゴノキにオトシブミを見つけて観察したり
毛虫がアリに食べられているのじーっと観察したり。
 
草花遊びも楽しみました。
ウラジロでバッタを作って遊んだり。

ばった
ばった

親子で楽しむばかりではありません。
子供たちが水場でじっくり楽しんでいる横で
お母さん達の葉でっぽう遊びが始まりました。
Yくんのお母さんが、とても上手なんです!
大きくて綺麗な音が里山に響いて、
みんなも教わって挑戦!
はでっぽう
はでっぽう

Yくんのお母さんは、大きな葉っぱを見つけてきて
その1枚の葉っぱで何度も鳴らしていました。
「これもエコね」って、素敵なつぶやきが聞こえました。
 

【報告】6/16「野外活動スタッフ入門」開催しました!

雨が上がりつつある空の下、
第1回「野外活動スタッフ入門」が開催されました!
 
山田先生
山田辰美先生(常葉大学教授)を講師にお招きしました。
 
  
「野外活動スタッフ入門」はプログラムに参加するだけではなく、
活動の意義やねらいを感じてもらうための講座。

この日は、大人(スタッフ)の子どもへの関わり方の重要さを再認識させられただけではなく、
子どもを惹き付けるための草花あそびの技まで習得できました。
 
雨上がりの空の下
あっという間の2時間半でした。
 
  
たとえば今日は「田植え」の活動でしたが、
田植えを通じて一体何をしているのか、伝えていくのか。
田植え
 
子どもの感動にわたしたち大人が関わることで感動が何倍にも膨らみ、
一過性の感動を記憶に深く刻むことができるか。
次世代の子どもたちへ里山の文化や生き物の大切さを伝える中で、
子どもたちの成長にとって「和み」の場や機会の提供をどれだけできるか。

などなど講師からのお話は尽きず…
 
竹筒ご飯
 
朝切り出した竹筒に炊き込みご飯を
エコエデュスタッフがお昼に出したところ大歓声が挙がりました!
竹筒ご飯のおいしさ?のせいか話題はどんどん広がり、
解散時間を過ぎても参加者と講師とエコエデュスタッフとの交流は続くのでした。

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さて午後は、希望者6名と近隣の里山施設「遊木の森」へオプションツアーへ直行しました!
エコエデュの活動の舞台としてもよく利用している場所です。
モリアオガエル
調整池の木の枝にはにアオガエルの卵塊を発見☆
これひとつでも、伝えることがたくさん出てきて
それをどう伝えるか悩んじゃいますね。
 
*第2回「野外活動スタッフ入門」は、
  10/20「お米の収穫」の活動で開催予定です。

*この事業は日本たばこ産業
 「JTNPO助成事業」により開催されております。

【里山のかやねずみ】5/14二回目の田んぼ

今日は、田んぼでバッチリ泥んこから始まりました。
前回よりも気温が上がり田んぼの水温もあたたかく
田んぼに入るにはちょうど良い日でした。
初めて田んぼにはいったYくん。
座って、ずーっとぐにゅぐにゅドロドロ。
水があって泥があって、クセになる感じ。

はじめて
はじめて

気がつくとみんな田んぼに入ってました。
いいお天気で風が心地よく、
いつまでもここで遊んでいたかったね。

みんなたんぼ
みんなたんぼ

お昼は木陰を求めてりんご園の横の山に入りました。
とても涼しくて、木陰の有り難さを実感!
水があって、山があって木陰があって、生き物が力強く活動して、
里山って素敵ですね。

木陰
木陰

それにしても、みんなよく歩きました!

【里山のかやねずみ】5/10じっくり

今日は5/2がお休みだったので、その振替日です。
田んぼからのんびりお散歩がスタートしました。
どろんこが楽しくて、座り込んで泥の感触を楽しんだり
生き物を見つけたり、
のんびりじっくりあそび込みます。

どろんこ
どろんこ

泥んこで遊ぶのは、はじめから平気な子ばかりではありません。
子どものペースでじっくり向き合っていくと
苦手な子も少しずつ距離が縮まって
楽しさを見出すようになります。

炭焼き小屋の前ではデザートつくり。
色とりどりの草花を見つけて
美味しそうなかわいいケーキができました。

ケーキ
ケーキ

帰り道。
お母さんに抱っこしてもらっていたAちゃん。
途中から並んで歩きました。
いろんな思いをお母さんが受け止めてくれて
子どももいろんな思いをめぐらせて
いっぽいっぽ成長していくんですね。

お母さんと
お母さんと

【里山のかやねずみ】5/17よもぎ団子作り

5月の特別日。
とんぼ池でまあるくなって始まりました。
今日は、お散歩のあとよもぎ団子作りです。

のんびりお散歩チームはとんぼ池で水遊び。

ばしゃばしゃ
ばしゃばしゃ

周りにたくさん咲いていたお花を釣竿のように
水につけて釣り上げると、
お水がバシャバシャ飛び散って
お友達みんなと楽しみました。

おかあさんと
おかあさんと

たくさんお散歩チームは
広場でお母さんと草花遊び。
里山いっぽに参加のお友達は
お母さんにフィールドの道案内をしたり、
草花遊びを紹介したり、
崖登りではお母さんを気遣ったり。

ホリデーさんのキッチンに集合して
いよいよお待ちかねのよもぎ団子作り。
まずは、ゆでたよもぎの葉をみんなで擦ったりちぎったりして…

すったりちぎったり
すったりちぎったり

粉と混ぜて、丸めて…            
 
まるめて
まるめて
 
お弁当を食べているあいだにスタッフが茹でました。
            
自分で作ったお団子は大きさもいろいろで
とても美味しそう!
どれをもらおうか迷っちゃいます。
               
まよっちゃう
まよっちゃう

        
とっても美味しいお団子ができました。

里山いっぽ6/17竹の水路

どんよりとした曇り空、いっぽの活動が始まりました。
 
お日様が出てこないのは少し残念だけれども、おかげであまり暑くありません。
 
山の中での活動もあって、涼しい風が時折吹いてきます。
 

 
 
ぶんぶんがとてもキレイな虫を見つけました。
 
羽がピカピカキラキラ光っていて、それが二匹重なって発見。 
 
見せて見せてーと子ども達も寄ってきます。
 
コガネムシが葉っぱの上でじっとしており、子ども達が指先でちょんちょん押しても動きません。
 
思わず子どもから、「しんじゃってるの?」と心配する声が聞こえてきます。

こがねむし
 
 
 
炭焼き小屋近くの水場で今日は竹を用意してみました。
 
さとちゃんの身長よりも倍以上に長いのを半分に切って、それをさらに縦に割り、節目を壁を壊して。
 
水が流れ落ちる場所にその竹を置くと、水路の出来上がり。
 
子ども達の目線からでも水の流れが見えるので、出口にタライを置いて水を貯めたり、
 
葉っぱを流したりして楽しんでいます。
 
たけ

 

もう半分の竹は節目ごとに切り落として、望遠鏡にしたりバケツの代わりにします。
 
竹筒に口を近づけて、「あー」と声を出すとなんだか不思議な声に変わる。
 
面白くて何回も声を出す子ども達。
 
バケツよりも小さくて細いので、水を入れる時も楽ちんです。
 
たけ2
 
 
お昼御飯も済み、絵本を読んだ後に、あまり今日は歩いていなかったので帰りのルートを少し迂回しました。
 
整備された場所とは別の、あまり人が入らない場所なので所々草が生えて道を塞いでいます。
 
下り道が急になって滑りやすく、よく尻もちをつきます。
 
さらに途中では丸太の橋がありますが、隙間が空いていて不安定です。 
 
落ちないようにスタッフがフォローしつつ、子ども達も真剣になって渡ります。
 
渡りきった後のホッとした表情と自信に満ちた表情は今日の一日の思い出に残ります。

30度を超える日々が多くなり、水分補給も大事ですがお弁当も気をつける時期です。
 
体調に気をつけて、また次回遊びましょう!

【創造性教育】6/15勉強会を開催しました

あなたには「創造性」がどのくらいありますか?

創造性とは簡単に言うと「価値ある新しい何かを生み出すこと」。

これからの社会を生き抜くためには創造性が必須の力だ!

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エコエデュでは、環境教育に関係するさまざまな専門家や実践家をお呼びした
勉強会を、不定期に開催しています。

(開催は会員向けにお知らせしていますが、一般の方も参加可能です。)

今回は、穏やかな中に教育への熱い情熱を持った静岡大学名誉教授の弓野憲一先生を講師に迎えました。
テーマは「子どもの創造性を育てよう!」

 ※ 弓野先生の研究活動がまとめられたサイトは >>>コチラ
  (今回のエコエデュ講義のパワーポイントもアップされています!)

日本の教育の弱点は、学習の中に「創り」が入っていないこと。
すでにあるものを「学ぶ」ことは得意だけれど、そこから新しいものを生み出す「創り」の学習はごく少ない。

「創る」ということは、「自己」が深くかかわる。
「自分」というものがなければできない。

すでに創造性教育が公教育に取り入れられている、イギリスやアメリカの事例紹介も交え
視点から手法まで、幅広い内容をお話しいただきました。
参加者は、創造性をはかるテストも試してみましたよ!

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周りに合わせることが求められる日本の社会の中では、創造性は育みにくいチカラなのかもしれません。
ものすごいスピードで変化しているこの世界で、私たちはこのままでいいのでしょうか?

今回の勉強会で、この問いのスタート地点に立てたような気がします。

これからの社会を創っていく子ども達に、「創造性を!」
エコエデュが役に立てるような気がするのは、私だけではないはずです。

勉強会HP

《参加者さんの感想》(抜粋)

・自分自身も日本人も苦手としているテーマの教育方法について、分かりやすく為になる勉強会でした。
・まさに小3・4の子どもがいるので、あらためて創造性という力を子どもの中にどう育てていくか、考えるきっかけになりました。
・「創り」を生み出す教育は、まず教え手・伝え手の価値観を転換し、鍛えなければならないと思います。

エコエデュでは、このような勉強会を通じ
様々な切り口から、子どもを、環境教育を、社会を、見つめ直していきたいと思います。