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12/22「発達障がいを知ろう」勉強会を行いました

みなさんは、発達障がいを知っていますか?
通常学級には2~3名の発達障がいを持つ子どもがいると言われています。

見た目だけでは、わかりません。
当然、私たちエコエデュのプログラムにも参加してくれています。
でも、実際に子ども達と活動するスタッフは発達障がいについてあまりよくわかっていません。
特別扱いはしなくてもいい。でも、その子の学びを支援する目は持っていたい。

そこで、12月22日、エコエデュ事務所にて、
プログラムを支えるスタッフを中心とした会員が集まり勉強会を行いました。
講師は大井川南小学校通級指導教室の夏目徹也先生。
先生は、「勉強したい!」と願う人あればどこへでも!とあちこち飛び回っていらっしゃいます。

今回は初心者コースをお願いしました。
まずは、発達障がいの疑似体験から。

一つのことに集中したいのに、次から次へと絵や計算が表れて、課題ができません。
話を聞きたいのに、3人の人が同時にしゃべったら、まったく聞き取れません。
そう、本当はやりたいのにできるのに、環境が整っていなかったり、大人の出す指示がわかりにくかったり。
ただ単に「できない子」「困った子」ではないんですね。

たった2時間の中で、「ADHD」「LD」「広汎性発達障がい」について基礎的なことを伝えてくださいました。

夏目

聞いていると、「私にもそういうところある」なんてことがいっぱいです。
何を頼まれたか忘れちゃう、やることがあるのに他のことが気になって仕方がない、予定通り進まないと気が済まない…などなど。
障がいかそうでないかの境界はどこなのでしょう?

この勉強会ではその境界を見つけることが重要なのではなく、
どの子も活動を楽しんだり新しい発見をするために、
大人の関わり方が重要なのだということを学びました。
一見「困ったヤツだ」と思われるような行動も、実は理由がある。
その理由を「なんだろう?」「どうしてだろう?」と考えられるスタッフ。
「どうしたらこの子が夢中になるかな?」とあれこれ工夫できるスタッフ。

エコエデュでは、注意事項を絵に描いたり、畑作業の時に植える所に印をつけたり、
子ども達がわかりやすいような工夫をいつも心がけています。
そんな小さな工夫が次々と生まれ、子ども達の目が輝くような活動が展開されるように、
これからも力を注いでいきたいなと改めて感じました。

【報告】里山キッズ☆冬の3days!(2日目)

里山キッズ☆冬の3days!の2日目。
 
今日も赤いリヤカーにリュックをのせ、元気よく出発したよ。
荷物にまぎれて、楽ちんをしているちゃっかり者もいましたが♪
赤いリヤカーを押して出発 荷台で楽ちん♪
 
「今日は何をしたい?」って聞くと、
「お山に登りたい!」「お花を摘みたい」「おにごっこしたい」、
みんなやりたい事はバラバラです。
でも、穴を見つけたら、とりあえず覗いてみるのはみーんな一緒。
なんの穴かな~
 
そのうち、木登りや落ち葉投げ、だんだん遊びが始まっていく。
今回の“人気アイテム”は、なんといってもなが~いススキの穂。
お友だちを「こちょこちょ~」ってくすぐり棒。
「おそうじしましょ~」って箒の代わり。
「こっちだよ~食べてよ~」って、魚釣りもはじまりました。
木のぼりが大人気 ススキで魚釣りごっこ
 
誰かが、なにかを発見。
どれどれって覗きこんだ手の平に、クワガタの頭がのってたよ!
「かわいそ~」っていう子、「僕、それ欲しい」っていう子。
小さな命は、ときどき子どもの色々な感情を揺らしてくれます。
観察中~
 
原っぱでは、ちいさなたき火をしました。
ちいさなたき火で、みんなが拾ってきたドングリを炒って食べたよ。
「あまい~」「2個もたべちゃった♪」「あれ、ぼくのは穴があいてる…」
火おこし~
 
ほかにもいろいろ。今日見つけた宝もの。
手の形の切り株。たくさんの木の実。色のついた石。
手の形の切り株 葉っぱのポーチ 色のついた石
 
楽しかったね、また遊びに来てね☆

【報告】里山キッズ☆冬の3days!(1日目)

さあ、始まりました!!
今年最後の幼児向け自然体験プログラム「里山キッズ☆冬の3days!」。
 
北風びゅ~びゅ~強い一日だったけど、子どもたちはへっちゃら!!
・・・と思いきや、開始早々原っぱにごろ~ん。
「だって、温かいんだもん」って。
日なたぼっこ
 
お日さまパワーを身体いっぱいに溜め込んだら、お山に向けて出発したよ。
恒例の“先頭争い”でズンズン進む子もいれば、「あっ黄色い葉っぱみっけ」って
マイペースに歩く子も。今日は自分のペースで楽しめるからいいね♪
だけども、がけ登りだけは全員でチャレンジ!見事登り切りました~。
がけ登り
 
ガケを登ったあともまだまだ遊びは続きます。
木に登ったり~
木のぼり
 
落ち葉をお空に投げてみたり~
お空へおち葉投げ
 
いやいや、落ち葉に埋まってみたり。
「もっと、かけてかけて♪」
落ち葉の布団
 
こちらでは、丸太を囲んでなにかしているよ。
「いま、お砂で遊んでいるの♪」

えっ!?
手元をよ~く見てみると、確かに茶色のお砂で遊んでいます。
そうか、木が少しずつ「土」に戻っていたんだね!みんな、大発見!
丸太を囲んで・・・ 木の砂場♪
 
お山から降りて原っぱへ着くころには、あれれ。
服にひっつき虫(種)がたくさん付いています。
「取って、取ってよ~」「いいよ~」。お友だちに「ありがとう」って。
ひっつき虫取り
 
最後は全員で「だるまさんが転んだ」をやったよ。
ルールを知っている子も知らない子もいたけど、みんな楽しそうな顔でしょ?
だるまさんがこ~ろんだ♪
 
楽しかったね。さあ帰ろうか。
「また、来てね♪」。スタッフつっち~、ちかりんより。
かえり道もワクワク

12/15「子どもの育ち・勉強会」行いました

12月15日(土)、
エコエデュ事務所にて「子どもの育ち・勉強会」を行いました。

今回は、環境教育プログラムのスタッフをしているエコエデュの会員を対象に、
乳幼児の成長について知識を深め、普段のプログラム対応で
より深く細やかに子どもと向き合う力を身につけるために
内部の勉強会として開催しました。

講師に、たんぽぽ保育園(静岡市駿河区池田)の元園長・内田一女先生をお迎えし
先生の豊かな保育経験から、楽しいエピソードを通して、0~5才の育ちの特徴を学びました。

先生から、子どもは人といる心地よさや人との共感が
生きる喜びや育つうれしさにつながり、その子の物語が紡がれていくこと
などお話いただきました。
なによりも、赤ちゃんが育っていく過程において、
人を育てるのは人という、あたりまえの言葉がやはり大事であることが
先生のお話によってよりリアルに感じられました。

今後もエコエデュでは、スタッフそれぞれがスキルアップし
その時期のお子様や、お子様を持つ親御さんたちが里山という場を通じ、
心身ともに健やかな育ちを、共に喜び合えるプログラムを
展開していけるよう努力して参りたいと思います。

「里山のかやねずみ」12/21思わず笑顔

今日も池には薄い氷がはっていました。
氷池
お散歩を進めると、秋にはドングリ拾いをしたところが
たくさんの落ち葉がつもっていました。
どんぐりはどこへやら落ち葉をかきわけてもみつかりませんでした。
そのかわり落ち葉がいっぱい。
ドングリの木コナラが葉をみんな落としていました。
落ち葉遊び
ゆったり、のんびり、子どものペースで過ごせるって
なんて幸せなんでしょう。思わず笑顔になっちゃいますね。
笑顔

2012年4月~里山のかやねずみは116組の会員登録がありました。
みなさんのご参加に支えられて活動が続いていきます。
また、お友だちにかやっこのよさを伝えていただき、紹介してくださった方々
もたくさんいらっしゃいました。
お母さん達の心もちのよさが、かやっこをより魅力的に、
子ども達が輝く場にしてくれていると思います。
1月~寒いですが、またおまちしております。
服装を整えて、元気に遊びましょうね。
北欧の子ども達は-20℃、真っ白な雪景色の中、屋外で
お昼寝をするそうです。
ドイツでも夜は窓を少し開けて寝るそうです。
これも、かしこい身体をつくる知恵なのかもしれませんね。
2012年ご参加ありがとうございました。

「里山のかやねずみ」12/20冬らしい日

木曜日、雲一つない青空とおだやかな日差し。
静岡の冬らしい日でした。
気温が低い(9~10℃)くらいでも快晴の晴れマークは
外でも暖かく過ごせます。
かやっこスタッフは、その日の気温や風など気象の様子で
お散歩コースを決めていきます。
季節にあった楽しいお散歩コースをお楽しみください。
(中止の場合は当日の8時にHPに記載します。)

輪になれ~
きれいな丸になっていますね。
12月ともなるとお友だちの顔も名前も覚えてきます。

この時期子ども達が大好きな物は
実さがしです。
赤い実、青い実、丸くってきれいな色をしていて
みんな採集し始めます。
さがす
Sちゃんがさがしているのは
リュウノヒゲの実です。
こんな実。
リュウノヒゲ
美しいですね。
濃い緑の草の中に青いほうせきのような実。
秋に出会える色、冬に出会える色
里山は本当に美しい営みでいっぱいです。

「里山のかやねずみ」12/18大きくなったね

火曜日3才になった子たちがたくさん来てくれました。

この子たちは、ちょうどエコエデュの乳児事業「里山だっこ日和」の前身
~スリングで森遊び~に参加してくれた赤ちゃんからの
おつきあいがある子どもたちがいます。

1才、2才と見てきて、こんなこともできるようになったの?
こんなこと言うようになったの?
と成長を見守らせてもらっていました。

3才になった子どもたちは、とても自信たっぷりです。
その自信どこからくるの~?私にも分けて~と思ってしまいます。

一つエピソードをご紹介します。

お昼ご飯のとき、いつもスタッフからのインフォメーションの時間があります。
今日のインフォメーション担当は「おきょん」さんでした。
おきょんさんが「今年のかやっこは今週金曜日でおしまいになりま~す。」と
お母さん達にお話した終わりかけ
「あの~すみません」
と3才のYくんがおきょんさんに声をかけました。
あまりのあらたまった言葉遣いに、おきょんさんも思わず「はい」。
「あの~かようびのつぎは、すいようびですよね」とYくん。
おきょんさんも思わず「はいそうです」と答えていました。
満足そうな、自慢げなYくんでした。

Yくんはおしゃべりにとっても自信があるんですね。
いいですね、頼もしいです。
子どものよさはひとりひとり違います。
育ちの早さやバランスももちろんひとりひとり違います。
いま輝いて見えるこどものよさを宝物にしたいですね。
(写真アップ遅れてすみません。後日入れます)

【募集】里山ecoプラン「おち葉でたき火、まきまきパンづくり」

※募集状況(1/19 7:00現在)
◎1/19(土)⇒終了 ◎2/11(月・祝)⇒あとわずか

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今回の里山ecoプランのテーマは『落ち葉』。
知っていました? 落ち葉だけで、冬の森は楽しめちゃうんです!
 
空に投げれば、ふわ~っとキレイで、
寒くなったらお布団代わりにするのもいいですね。
落ち葉をかき分けて木の実や生き物を探す、宝さがしゲームはどう?
今回は落ち葉でたき火をして、美味しいものも!
 
冬は落ち葉で面白い!
皆さまからのお申込みをお待ちしています。
 
---以下、詳細(同様の活動を2回開催)-------

「おち葉でたき火、まきまきパンづくり」

■ 開催日 2013年1月19日(土)および2月11日(月・祝)
■ 時 間 10:00~14:00
■ 対 象 年少(3歳児)~小学2年生とその保護者
■ 定 員 各回20名程度
■ 場 所 しずおか里山体験学習施設 遊木の森
■ 参加費 大人 3,000円 / こども 1,500円
■ 申込み 各回1ヵ月前より受付開始です。
 
※ただ今、2/11を受付中です♪1月は終了しました!
 
お申込は⇒コチラから
 
※両日へのご参加はできません。お好きな日でどうぞ♪
※自然状況により、直前に場所を変更する場合があります。
 
my 落ち葉♪ まきまきパン がぶりっ! 青空

「里山のかやねずみ」12/14畑の宝

この日も風のないおだやかに晴れた日になりました。
今日も畑にお散歩です。
0才の子どもたち、カブが植えられた畝でひなたぼっこ。

ピンク色をしたカブが土から見えています。
少し大きい1~2才の子どもたちは
ダイコンを抜いてみます。力の具合がちょうどよいです。

2~3才の子どもたちはジャガイモ掘り。
土の中から宝探しのように、シャベルでイモを見つけます。
「あった~」
わたしが見つけたおイモは、わたしのだいじ。
なでなでしています。

お汁にしていただきました。
土の中から出てきた野菜を
お料理して、今日遊んだ友だち、おかあさんといただきます。
そんな幸せに感謝!

「里山のかやねずみ」12/13スケートリンク

この日、いつも集合場所にしている「糀が谷駐車場」が今年一番冷え込みました。
10時になっても霜が解けず、駐車場は雪が降ったよう。
トンボ池や田んぼもこおっていました。

こんな日は氷で遊ぶ絶好のチャンス!
みんなで氷を見に。

Kちゃんとお母さんが氷に乗っています。
Kちゃん不思議そうに氷をのぞいているかんじ。

お友だちが乗っているとみんな集まってきました。
誰かがスケートできるね~というと
Sちゃん顔をお空に向けて回り始めました。手も伸ばしています。
スケーターの登場です。
Hくん回りながらジャンプしました。
周りのお母さんたちは、子どもたちがかわいいやら、でも氷が割れやしないかヒヤヒヤしながら
歓声を上げています。
歓声があがったので、Hくんまた氷の上で回りながらジャンプしました。
お顔はにこにこ!

例年氷遊びは年明けですが、今日は冷え込んだのですね。

氷遊びとぽかぽか畑でダイコンとカブの収穫と両方楽しむことができました。