エコエデュ のすべての投稿

【ひよっこ】距離の縮め方【報告】

新しい場所が苦手なYくん
『知らない』って不安だものね

だからずっと
安心できる場所=ママ 
に抱っこしてもらっていたYくん

でも
虫を見つけたり
いろんな音を感じたりしていたら
どんどん意識は外側に

自ら、ママから降り
地面を踏みしめて
自分の行きたいところに進み始めた

橋の隙間から出ている葉っぱに興味津々!
不思議だよね!

Yくんは立ち止まり、しゃがみこんで、よーく観察

見つけたバッタも、ママと一緒にしゃがんで、見て触れて

どんどんと興味あるものとの距離が
近くなっていった

そして最後に、蚊取り線香を見て
「これなに?」という言葉が

人生で初めて、疑問に思ったことを口にしたという

自然に出ると
いろんな疑問が生まれる
興味がたくさん出て来る
そして、動く

そんな素晴らしい瞬間に
たくさん触れた時間でした

【ひよっこ】心がほぐれる瞬間【報告】

「こんにちは!」

受付でのスタッフの挨拶に
緊張からか顔が固かったMくん

初めての場所
初めての大人
緊張して当たり前だよね!

目的地までに向かう道々
虫やミミズに遭遇し、どんどん心が開いていく

お母さんと一緒に
「ここにもいるね」「あそこにもいるね」

一つずつ確認しながら
そして、バシャバシャと出る井戸水発見!!

〝触りたい!!“
そう思ったら即行動!

そして、この笑顔!

見るので終わるのでなく、興味があるものは触れて体感
そして自分のものになる

お母さんと一緒にワクワクの時間を過ごせたね!

【探Q !adventure】6月:生き物さがし探Q! 里山に“こたえ”を見つけにいこう! 

探Q!adventureでは、子どもたちが里山での遊びを通して、なぜ?・面白い!・できた!・うまくいかなかった!をみつけて探究します。

今回はカエル探し!捕まえるために、まずカエルがどんなところにいるのか、予想してから出てみよう!「鳴き声のするところにいるはず」「石のうらかな」「川の近くでじめじめしたところ!」「木や草があって敵から隠れられるところ」など出た予想をもとにカエル探しに出発!

 

耳を澄ませてみると、草むらのほうから声が聞こえる!行ってみますが姿は見えません。川のほうに降りて地面をよく見てみます。石のうらも探してみますが見つかりません。

 

 

田んぼの畔の近くで水っぽい場所を見つけたメンバーが「カエルがいた!」と声を掛けます。

 

じめじめしていて泥に足がとられます。背の高い草も生えているので、カエルを見失います。でもカエルにとってはエサもあって、隠れる場所もあって、住みやすい場所のはず!そんな場所を予想していた子どもたちは予想が当たった!と喜んで捕まえようとします。「挟み撃ち作戦」や「追い込み作戦」などいろいろ試し、やっと一匹捕まえることができました。

 

 

振り返りの時間では、「川の近くにはいなかったね、川じゃないけど、水のあるじめじめしたところにいたね。」「草で隠れられるような場所にいた」「挟み撃ち作戦は成功したね」など予想したこととくらべてどうだったのか、さらに発見したことや気づいたことなどを話し合いました。

 

 

里山でみつけた“こたえ”は、自分の予想や想像と少し違っていましたが、カエルのことについて、もっと知る機会になりました。

自分が里山の生き物だったらどんなところに住みたいかな?次回は「自分がさかなだったら・・・?」です!

5月:たけのこ探Q!adventure 実際にみて・さわって確かめる!

5月:たけのこ探Q!adventure 実際にみて・さわって確かめる!

探Q!adventureでは、子どもたちが里山での遊びを通して、なぜ?・面白い!・できた!・うまくいかなかった!をみつけて探究します。

前回たけのこの根っこを発見したメンバー。「たけのこの根っこってどこにつながっているんだろう?」「木の近くでたけのこを見つけたから、木とつながって木から栄養をもらってるんじゃない?」など、さまざま予想が出ましたが、大きく3つに意見が分かれました。

①独立して生えているので根っこはあるけれど、どこかとつながっているわけではない! 

②竹から根っこが伸びていくつかのたけのことつながっている!

③親子のように竹とたけのこ1本ずつペアでつながっている! 

答え合わせをしに里山に向かいます。

  

   

    

予想ごとに3チームに分かれ、見つけたたけのこを根っこが出るまで掘っていきます。時間いっぱいまで掘り進めました。するとたけのこと竹がつながっているのを確認!さらに、進めていくと、、、、

 

 

 

たけのことたけのこもつながっているのを発見! 

 

また根っこをきりとって持ってきてくれたチームがいたので、根っこの観察もできました。小さな節が根にもあって「ここから生えてくるのか~!」と実際に節を触ったり、見たりして確かめることができ、みんなで発見を共有することができました。

 

 

 

 

 

【里山やっほ】仲間のはじまり【報告】

子ども達の遊びは
「面白そう!」「すご~い!」という好奇心から始まって、

「真似してみたい!」から遊びの輪が広がり、
  

「いいこと思いついた!」という、誰かのひらめきが
 

遊びに新しい変化をもたらして

坂道の一番下まで転がしきりました。
重たい丸太を転がしてみたい。その一心で力を合わせた子ども達。

動かしたものは、元に戻さないと。なんですが、これがまた重たくって!
それでも何とかしたいと頑張る子ども達にスタッフが助太刀。

他の子もスタッフの背を押してくれて、

「がんばれ!がんばれ!」の大合唱でゴール!!

丸太を転がすということだけで、なんだかやりきった一体感がありました。

まだ、やっほの仲間になって日が浅いのに、もう「仲間」という気持ちがちゃんと育っている子ども達。次回はどんなひらめきが化学変化を起こすのか。今から楽しみ!
早くみんな来ないかなあ。お山で待ってるね!

【学生アルバイト募集】子どもと自分育ての夏休みに!

【里山BASE in summer2025 学生アルバイト募集】

外遊びをする小学生の安全管理教育的声掛けしてくださる学生さんを募集します。

子どもの想像力や創造性を引き出せる…そんな大人になりませんか?
里山には子どもを目覚めさせる不思議なチカラがあります。しかし、それを最大限に活かすには視点を持った大人が必要です。
このアルバイトは子どもとの直接的な関わりを通して、自分の教育力を高めることができる絶好のチャンスです!
 
里山BASE in summerって??

夏休み中に里山にやってくる子ども達が自然の中での遊びを通して、創造性やコミュニケーション力を高めていくことを目的としています。

★詳細はこちらをご覧ください
里山BASE in summer2025 | 認定NPO法人しずおか環境教育研究会【エコエデュ】

自然や子どもとのやりとりは、思い通りにはいきません。
それでも試行錯誤しながら子どものチカラを引き出していこうとする経験は、きっと今後の仕事や生き方にプラスになるはずです。
野外活動に必要なリスクマネジメントなども研修で身に付けられますので、安心してください(楽しい研修です)。
 
いかだ完成 P7110165 P8120291

 
【こんな方にオススメ】
*野外での教育、持っている能力を伸ばす教育、創造性教育に興味のある方
*子どもと直接かかわる経験を積みたい方
*自然体験の教育力を探りたい方
*自然の中での遊び方を知りたい方
*環境教育活動の仲間がほしい方
 
 
【アルバイト学生の声】
*私は教育学部なのですが、実際に子どもと接する機会はないので、今回の体験はすごくためになりました。子どももいろいろ考えていて一人の人間なんだなって気付かされました。
 
*里山BASEの中での「チャレンジするべし」という目標は、就活中の自分にも響く言葉でした。社会に出て、仕事をする中で”わかりません”、”できません”は
通用しないと思います。どうすればできるようになるか考える。それを自然を通じて考える。この経験があれば、社会に出ても前を向いて頑張れる子が育つのではないかと思いました。自然を通じて社会に出る人材を育むそんな素敵な里山BASE、エコエデュにまた機会があれば関わりたいです。
 
 
  ~~~募集内容詳細~~~
 
勤務地 :エコエデュ事務所周辺の里山(駿河区谷田・平沢)
 
勤務内容 :
当法人の職員のサポートとして、外遊びをする小学生の安全管理や教育的声掛けをお願いします。
 
期間 :2025年7月22日~8月22日のうちの21日間
冬休みや春休みにも行っているため、大学の長期休みに合わせてアルバイトができます。

就業時間 :
① 9:00~18:30(休憩:昼45分+午後15分)
② 8:00~16:30(休憩:昼45分)
※希望を聞きシフトを組みます。時間短縮または出勤日数が減る場合があります。
※出勤可能な日のうち「○日間希望」という出し方も可能です。
※1日のスタッフ体制は通常、エコエデュ職員(または会員)に学生1~2名の計3名で行います。
 
時給:1,034円
1日の勤務時間が8時間を超える場合は残業代を加算します。
 
交通費:
<自家用車・バイクをご利用の場合>ガソリン代規定支払1km×20円
<公共交通機関をご利用の場合> 乗車賃支払
支払上限1,000円/日
 ※勤務地が駅やバス停から少し距離がありますので、電動アシスト付き自転車のシェアサイクリングの利用も便利です。https://pulcle.hellocycling.jp/

食事 :なし お弁当を持参してください
 
募集人数 :4~6名
 
募集条件 :
・子どもの教育や自然体験に関心のある方
・自家用車、バイク、自転車等で勤務地に来れる方
・7月12日(土)9:30~16:00の研修 兼 下見に参加できる方
(参加できない方には、別の手段での研修を検討します)
  
応募方法:
エントリーシート2025-2にご記入の上、メールにてお送りください。
 ※当法人ドメインecoedu.or.jpからの返信メールを受信できるようにしておいてください。
※出勤可能日がまだわからない方でも、ご興味がありましたらご応募ください。


応募締切:6月8日(日)

 

2025年5月21日公開

 〈問い合わせ先〉
認定特定非営利活動法人しずおか環境教育研究会(通称:エコエデュ)
担当:東山
  〒422-8002 静岡県静岡市駿河区谷田1170-2
TEL : 054-263-2866(平日9:00〜18:00) FAX : 054-263-2867
Mail:e-info★ecoedu.or.jp  (←★を@に変えてお送りください)
Web:https://www.ecoedu.or.jp

【里プロ】夏は草との戦い💦【報告】

5月の里山づくりプロジェクトは、
毎年草刈りでテンテコマイ💦

事務所前のがけの草刈りは、
とってもこわいのです。

そして、草を刈ったあとの草集めもひと苦労💦

子ども達のためにボランティアで来てくださる皆さま、
いつも本当にありがとうございます!

 

✨里山づくりプロジェクトは、
毎月第2水曜日に里山整備活動を実施しています。
ぜひ一緒に、気持ちのよい汗を流しましょう~

【ひよっこ】初めてのテントウムシ!【報告】


1才の女の子

これまで絵本の中でしか会ったことがなかったテントウムシが
ふわっと手のひらに止まりにきてくれた。

ビックリ!
でも、よーく観察。

その手に乗った感触、色、
それをお父さんお母さんと、じっくりと感じた時間。

そのテントウムシが、また別の場所に飛んでいった。

女の子の視線は飛んで行った先へ。

またテントウムシに出会えるかな?と
家族みんなでまた夢中になって探していた。

初めて出会った本物のテントウムシ。
世界がぐんと広がったね!

【探Q !adventure】体験からの気付きが宝物になる!【報告】

探Q!adventureでは、
子どもたちが里山での遊びを通して、
なぜ?・面白い!・できた!・うまくいかなかった!をみつけて探究します。

「たけのこってなんだろう??」

子どもたちから「竹の子どもだよ」「まだ食べられる竹のこと」「やわらかい竹だよ」、「どうやって生えてくるんだろう?!」「種があるんじゃない?」「竹を植えたら生えてくるんじゃない?」と色々な考え、予想が飛び交います。

いざ確かめに里山へ!
並んで生えている2つのタケノコをみつけました。

同時に掘っていくと
「あれ?!」
2つのタケノコが2つの中心に向かうように曲がっていることに気付きました。

「この先はどうなっているんだろう?」「双子なんじゃない?」「いや繋がってはないでしょ!」とワクワクしながら一生懸命掘っていくと、、、?

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「繋がっているーー!!」
しかもタケノコ同士が直接つながっているわけではなくて、根っこから枝分かれする形で繋がっていることを実際に見て、触って確認できました。

振り返りの中で、「竹の根っこと木の根っこは模様が違ったね」「もしかしたら、双子ではなくて無限につながる無限タケノコ兄弟だったのかも、、、!?」

体験から得た気付きは子どもたちの中に残ります。
体験を仲間と共有してみると、新たなハテナ?が生まれてきます。

今回の探究では、たけのこがなんだか不思議でおもしろい食べ物に見えてきました。さて今日から食べるたけのこはどんな味がするでしょう?!

【里山やっほ】いよいよ始まりました【報告】

今年の子ども達は3月に顔合わせをしたからか、最初から元気いっぱい!
始まりの会でやりたい事をそれぞれがちゃんと教えてくれました。

出発すると早速、植物、生き物、沢山の出会いと発見に目がきらきら!
『お豆がかくれてるんだよ』とカラスノエンドウの鞘をむきむき

草いちご、最初は恐る恐る口にしていたのに一口食べるともう夢中!

クローバーのお花畑でゴロンとすると気持ちいい♥

おにごっこもおもいっきり走れ!

生き物にもいっぱい出会えたね。
 
 

おうちに連れて帰りたいけど、『生き物のおうちはお山だから。』
というお話をちゃんと分かってくれて、その場でじっくりじっくり観察。

それでも、さよならがさみしくて「写真撮ってくれる?」と自分なりに気持ちにおりあいをつけることができる。君達はすごいね。

僕も見たい!という声があると、優しく手渡し。
ちゃんと自分以外のことを考えられる優しい子ども達。
いいチームができそうです。