さあ、今日は何やりたい?

「木登り!」「秘密基地づくり!」

「じゃあ、木登りのできる木のそばに秘密基地をつくればいいんじゃない?」

みんなの願いをかなえるのが、QUEST流。

子どもからアイディアが飛び出します。

 

まずは、春の野草てんぷらで精をつけて…

しゅっぱ~つ!

これヨモギかな?

「裏が白いんだよ」「においはどう?」

 

この木は登るには細いかなあ?

 

隊長が「あそこならよさそう!」

遠くから眺めた様子で、場所に目星をつけるなんて、すごいね!

 

「あの木は?」

木登りにちょうどいい!

ここにしようか!

場所が決まりました。

 

さあ!基地をつくるぞ!

竹を埋めて、

木に立てかけて、

ちゃんと木にかかってる?

ぶつかっても倒れないか、実験して確かめます。

 

添え木をして頑丈に。

お!考えてるね~。

 

この場所は、「ホリデーの森」という地域のおじさんおばさんたちが大事に整備している場所。

次も遊べるように、そのままにしてもいいかどうか、電話をかけてみました。

残念ながらつながらず。

仕方なく、この日は片づけました。

 

そして今日。

ここだ、ここだ。

2つのグループに分かれて、スタート!

枝の間にかければ、倒れないんだよね。

ほら、のっかっても大丈夫!

1年生が竹を運んできて3年生に渡します。

「これは100万円です」「え~5万円で買ってきたんだよ」

変な会話だけど、とっても楽しそう♪

 

太いの持ってきたね。

竹でウェイトリフティング?!

 

なが~い竹を組み合わせて、

だんだんできてきた!

倒れないように、よ~く工夫して重ねています。

 

広い基地ができたよ!

「完成!」

「え~まだ完成じゃないよ。だって丸見えだもん」

まだまだ続きそう。

 

もう一つのチームは…

ここに作り始めたけれど…

「材料運ぶの大変だなぁ」

「部長チーム集合!」

 

作戦会議が始まって…

「ここにしようよ」

材料の真上じゃん!

 

上からも眺めて、作戦を練ります。

さえぎるものを取り除き、

門も完成!

合言葉は…「ごはんにかけるものは?」

右上の看板を見よ!

板にメッセージが書いてあって、竹の割れ目にはさんであるのだ!

すごいな~。あっぱれ!

 

3年生の男の子は、初めの基地に思い入れがあるようです。

黙々と一人で作っていました。

「ぼくも看板を立てる」

一本の棒にはつきません。

支えの棒が3本に増えました。

でも立ちません。

3本をツルでしばってみました。

「うーん、うまくいかないなぁ…この棒も足して…」

 

試行錯誤の結果、

できた!

なんとか立ちました!

 

こちらもちゃ~んと、注意書きがついています。

小さい子が読めるように、ふりがな付きです。

これで安心。来週また続きができるね。

 

今日は、「とにかくやってみる!」

やってみて、うまくいかなかったら、考えて、

またやってみる!

何回もやってみる!

そのたびに考えが変わるはず。

それがQUEST!

 

さあ、里山でのQUESTを楽しもう!