子どもたちのチカラでQUEST-探求-する、里山QUEST

週一回、水曜日の放課後に里山に集い、それぞれのQUESTを深めています。

 

まだまだ暑かった9月のはじめは川で遊んでいたけれど、

9月後半になると、気づけば里山にも秋が近づいてきました。

 

ドングリ、クリ、ヒガンバナにキノコ。

スタッフが見つけてきた秋の宝物を目の前に、

「どうしたら秋の宝物で楽しく遊べるかな?」

と考えたみんな。

 

そして出た答えは、

秋のお店屋さんをしよう!

ということに。

 

まずは材料集め。

里山の秋を探します。

 

 

歩いてみると、秋の宝物がたくさんあることを発見!

「お花が多いね」

「じゃあ、スーパーにしていろいろ売ろう」

「ぼくは虫屋」

色々集めて、お店屋さんは次の週ということに。

 

翌週、里山に来てみると…

「あっ!花が枯れてる!」

そう、一週間前に摘んだお花は枯れてしまいました。

 

それを知った子どもたちは、

「まず準備して、その後、今日の内にお店屋さんもやろう」

と予定変更。

 

二度目の材料集め。

前回集めているから、どんどん素敵なものが集まります。

「ヒガンバナたくさん採ったよ」

「オシロイバナで、化粧屋をやる!」

「この大きい葉っぱを焼いて…ハンバーグ!」

「またたくさん捕まえた虫で虫屋を開店!」

 

 

 

部屋に戻ると、お店の開店準備。

値札などをつけて、開店!

 

【スーパー】

   

 

お支払いは、葉っぱのお金で。

「安いよ安いよ~」

「これください」

「もう閉店だから、3本で100円!」

↑これには、世の中のことをよく見ているなぁ、と感心!

 

【虫屋】

 

 

この虫は大きいから2000円、こっちは800円、と値段を考えています。

虫の音も聴こえたね。

 

【ハンバーグ屋】

 

 

調理して、お皿に盛って…。

秋のハンバーグ、へいお待ち!

 

自然の中には、たくさんの宝物があります。

でも、それを「宝物」と思うには、体験が必要。

見て、触って、嗅いで、音を聞いて、たまには食べて。

そんなふうに、からだをいっぱい使って遊ぶから、心の中の「宝物」になっていきます。

 

秋の自然を見つけて、どうやったら遊べるか考えて、やってみる。

うまくいかなかったら、また考えて、次の作戦を実行。

 

そんな中で、こどもたちの

「考え、実行して、失敗から学んでまた考える」

というチカラが育っていると感じます。

 

これから深まっていく秋。

子どもたちはどんなQUESTを見せてくれるんでしょうか。

楽しみです♪

 

QUESTはまだまだ続く!

 

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2018年9月現在、里山QUESTの参加者を募集中!

体験もできますよ♪

詳しくはこちら↓
https://www.ecoedu.or.jp/programs/quest2018/

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