年別アーカイブ: 2012年

「里山のかやねずみ」11/22好きな場所好きなこと

お母さんが好きだから、子どもも好きになるのか
子どもが好きだから、お母さんもすきになるのか。

家族ってそういうことがいろいろ入り組んでいると思います。
一人一人食べ物の好みも、物の感じ方も違うのに
食べる、寝る、住まうを一緒にしています。
いつしかウチで行われていることはその子のあたりまえに
なっていきます。

子どもは生まれて出会ったものが、その子一人一人のストーリーになっていきます。

柴田愛子さんのこんな言葉が印象的です。
「あなたの子は、あなたの家の子に育ちます」
‥大人は子どもの先を心配して、教育しようとしているけれど、
 オリンピック選手にも、ノーベル賞学者にもなりません。
 あなたの子はあなたのうちの子に育ちます。

子どもは、かけられた言葉より、大人がどういう生き方をしているか鋭く読み取ります。
一番近いところに一番難しいことがありますね。

「里山のかやねずみ」11/20どこまで手をかす?

「里山のかやねずみ」で使わせてもらっている里山は、

全くの自然や森というよりは、人の手が入っていて、

人と自然が共存している場であると思います。

あそぶ場所は野原、斜面、あそぶ道具は丸太、倒木などなど。

お母さんたちのふりかえりの時間に「大人はどこまで手をかすか、かしているか」

について話しました。


「子どもが手を出してきたら、かすよ。それまでは見守っている。」という方や、

(私もそうしているけれど)「最近、大丈夫そうなところでもだっこっていってくるときがあるよ」という1才の子をもつお母さんが話してくださいました。「あまえているのかなあ。」とも。

3才の子のお母さんは、「手をかす場面はないけど、あそんでいるようすを
見ていて、「あぶない」と思えるとき、声を子どもにかけてしまうことで、子どもが集中してやっていることから、気がそれて、かえって身体のバランスを崩してしまったりする時がある。」と。
「見ているだけで、言葉をかけないようには意識している」とのこと。

むずかしいですね。こうすればこうというような、方程式は人にないと思います。

「みる」というキーワードで考えてみます。
いろんな「みる」(見る・看る・視る・診る・観る)があります。
かやっこでも「お子さんのことみていてくださいね」と言っていますが、
こどものこころをみて、過不足ない手のかしかたができればいいなと
思います。

【再募集】12/2里山ecoプラン「ごえもん風呂を沸かそう」

ざぁざぁ・・・。
先日23日に予定していた「ごえもん風呂」が、
雨天のため、12月2日(日)へ延期となりました。
 
それに伴い少し空きが出ましたので、再募集いたします。
みなさま、この機会にぜひ♪
 
---以下、ご案内-----------

少しずつ、朝晩の冷え込みが増してきましたね。

そんな冷えた身体を“ざっぼーん”ってお風呂で温めた時の
あの気持ち良さ。野外で子どもと味わってみませんか?   (注:大人は足湯のみ。)

 

今回の里山ecoプランは、火の力体感!ごえもん風呂を沸かそう。
 
ただし、こちらでご用意するのは、ごえもん風呂とドラム缶風呂のみ。
火もついていなければ、水も入っていません。
「えっ」と思った方・・・実はそうなんです。
 
今回は、皆さんに川から水を運んでいただきます!!
火もつけなくちゃだし、元気なパパさんには薪も割ってもらいます!
 
冬の始まり。
熱い一日を一緒に過ごしましょう♪
 

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■ 対 象 年少(3歳児)~小学2年生とその保護者
■ 定 員 あと3組程度(11/26現在)
■ 開催日 12月2日(日) 10:00~14:00
■ 場 所 エコエデュ事務所およびその周辺(駿河区谷田1170-2)
■ 参加費 大人 3,000円 / こども 1,500円 

 

お申込は⇒コチラから

「里山のかやねずみ」11/16お母さんの笑顔

今日は金曜日ゆっくり散歩の日です。
♪まつぼっくりが あったとさ~
 た~かいおやまに あったとさ~
体操のうたですが、ホリデーのお山にのぼったら
本当に、ころころ ころころ松ぼっくりがたくさん落ちていました。

Dちゃんとお母さん、いい笑顔です。
このあとDちゃん松の木の切り株に乗ってジャンプしていました。
Dちゃん歩くの大好きで、お母さんを離れてとことことことこ行ってしまうけれど
お母さんがちゃんと遠くで見ていてくれるのを知ってます。
「ママ」のところは一番安心。

こちらはTくん、やりたい!きもちのたくさんある元気な子です。
Tくんよりずっと大きい木の枝を見つけてひっぱりました。
それを見ていたお母さん、Tくんのやりたいきもちやがんばるきもちに応援してくれました。

初めてフユイチゴを摘んで食べている親子です。
ちょっとすっぱいイチゴをお母さんと一緒に味わっていました。

みんな みんな 素敵な子 素敵なおかあさん。
自然の中は、その子一人一人の思いを無限大の可能性で受けとめてくれます。

日曜日、かやっこに1才~から来ていて、お母さんに赤ちゃんができたため、数ヶ月
休んでいた3才の女の子Aちゃんとホリデーの森をお散歩しました。
久しぶりだったので忘れちゃってるかな~と思ったのですが、
「Aちゃん木登りやりたい」「Aちゃん(ホリデーの)キッチン行く」
「Aちゃんイチゴにいきたい」と、「いこうよ、やろうよ」という気持ち感じました。
Aちゃんのなかにホリデーの森のイメージがあり自分のやりたいがしっかりとあることに感動しました。

大好きな場所、木に登ったときのうれしさ、イチゴの味。Aちゃんの心の中に、五感のなかに
森で過ごしたことが、自分から湧き出る「やりたい」につながっているんだろうなと
思いました。Aちゃんありがとう。また一緒にお散歩しようね。

【12/2里山いっぽ無料体験会】申込受付中!

2013年度開始予定の野外保育里山いっぽの体験会を追加開催いたします。

里山いっぽ」はこどもたちだけでお散歩を進めますので
里山のかやねずみ」とはちがった活動です。
(※親御さんは見える範囲で見守っていただきます。)
ぜひこの機会に、こどもたちだけの里山さんぽの様子をご覧ください。
   
里山のかやねずみに通っていたり、
来年4月から幼稚園に入園が決まった方も大歓迎!!

3歳児(平成21年4月2日生まれ~平成22年4月1日生まれ)ならどなたでもご参加いただけます。
   
「野外保育ってなにをやるんだろう?」
「森のようちえんに興味がある」
そんな方々、ぜひお気軽にご参加ください。
    
参加申込受付中。
申し込みフォームからお申し込みください。
その際11/18か12/2どちらの日に参加ご希望か明記ください。
「里山のかやねずみ」スタッフのまゆんばとぶんぶんがご案内いたします。
   
日時: 12月2日(日)10~12時
場所: 糀が谷駐車場集合
持ち物:子ども用リュックサックに水筒を入れてきてください。
対象:3歳児(平成21年4月2日生まれ~平成22年4月1日生まれ)とその親
    ※完全な預かりプログラムではなく、少し離れたところからお子さんを見守っていただきます。
定員:15組
     

【里山いっぽ】体験会の様子を今晩放映

本日里山いっぽ体験会が行われました。
里山を子ども同士で歩く体験です。その様子を
今晩6:50~しずおか第一テレビ「バンキシャ」
の中で放送される予定です。

(大きなニュースが入った場合とりあつかわれなくなることをご承知おきください。)

9人のこどもたちが里山を歩く様子
楽しみです。

【報告】11/11里山de遊び隊「秋の山と味を満喫しよう!」

 秋の収穫2  秋を収穫

午前中”秋を探そう”ということで里山を散策。
ビニール袋にはドングリ、千両の実などをたくさん収集。
収集したものは用紙に張り付け、みんなで出来栄えを鑑賞。

 焼きいもの準備

午後は雨が降りそうで平澤の家に移動。
昼食後はキリンさんの木の実のお話タイム。
お話の後は焼き芋作りを開始。
さつま芋を新聞紙に巻き、水につけ、アルミホイルに包んで焼く。
子どもたちが持ってきたバナナ、リンゴ、ジャガイモ、サトイモも。

 えんぴつ削り

焼いている時間、子供たちは小刀で鉛筆削り。
初めての子どももまずまずの出来。

焼き芋は上手に出来上がりみんなでいただく。
「美味しい」が連発。
バナナ、リンゴは好き好きかな?

【報告】11/11わんぱ里山「やっと会えるよ!みんなのお米はどんなかお?」

午前中は、籾殻(もみがら)を取り、玄米との出会い。
玄米に初めて出会ったある子は「籾を破ったら、中からお米が出てきた」
と驚いた様子。

これから精米をして1月には餅つき、3月には染飯(そめい)作りを予定。

心配していた芋掘りは大きな芋が沢山取れ、おいしくできた焼き芋を
嬉しさ満面で食べている子どもたちの姿が印象的。

午後からは、雨天の中、割り箸鉄砲とインディアンのお守り作りを楽しみました。

「里山のかやねずみ」11/15田んぼで繋がる

今日は、太陽の暖かさを求めてリンゴ園に移動してオープニングを行いました。

糀が谷の駐車場と違ってポカポカしていて、みんな一気に遊びモードに突入!

Kくん、きれいに刈り取られた原っぱで早速カマキリを発見!!

なんと、カマキリがツチイナゴを捕獲した瞬間に遭遇しました。

でも、ツチイナゴも必死でカマキリのカマから逃げて行きました。

生きる為の厳しい戦いに出会い、大人も子供も大興奮しました。

実りの秋、まだまだ生き物は眠りにつきません。

ポカポカの里の道では、昨日の強風で落ちたどんぐり拾いも人気です。

Kくん、お家から瓶を持ってきて一つ一つどんぐりを入れていました。

蓋をすると楽器の出来上がり。

太陽の光を浴びて、Kくんもどんぐりもキラキラ輝いていました。

お母さんのKくんへの思いやり、あたたかいですね。

お散歩を続けて、エコエデュの小学生事業「わんぱく題楽」でお米を育てた田んぼにお邪魔しました。

早速、泥んこでお団子やおにぎりを作りました。

Aちゃんのお母さんがさりげなくおにぎりの歌を歌ってくれました。

大きいお父さんのおにぎりと、小さいAちゃんのおにぎり。

お母さんの愛情がここでもあたたかかったです。

ポカポカのなか、歌声に誘われてお友達が集まってきました。

里の道とは、平澤地区の散歩道。
真ん中に吉田川が流れ、左右には田んぼや畑。
かやっこだけではなく、この散歩道が大好きでお散歩している方々も多く
いらっしゃって、「こんにちは」とあいさつを交わします。
地区のみなさんが大事にしている田んぼや畑を見せてもらって感謝しています。
感謝の心をもってお散歩している大人たちの気持ちは、きっとこどもたちに伝わることでしょう。

「里山のかやねずみ」11/13自然のおもちゃ

だんだん寒くなってきますが、遊んだり歩いたりすると
ちょうどよい陽気です。


Sくんです。
どんぐりをひろったり、坂道をのぼったりしたのが初めてだったそうです。
お母さんはSくんが「いい表情」で遊んでいるのがよかったとおっしゃっていました。
ほんと、いいお顔してますね。

今日はお母さんたちが、木の皮を使って
素敵なものをつくっていました。
それを見てこどもたちも。

「のりまき」だそうです。
具がたっぷりはいった太巻きですね。
Kちゃんのお母さんは、「遊び道具が森の素材」であることをとても喜んで
いらっしゃいました。
いろんなおもちゃが身の回りにありますが、こどもたちにはぜひ本物と
出会ってほしいと思います。
本物のもつ色、質感、におい、素材からこどもたちはイメージを広げていきます。

グラデーションが美しい柿の葉
日本の秋の彩りには息をのみます。

木・金も糀が谷です。お待ちしております。