冬。
里山では、フユイチゴが赤く実り、緑色の葉っぱとの
コントラストがかわいらしいなと感じます。

イチゴはランナーと呼ばれる蔓で増えていくので
自然にイチゴ畑になります。

一面のイチゴの山の斜面を子どもたちは、
夢中になってむさぼり食べていますので、カラフルな洋服を着た
子熊か子ザルに見えてきます。(子どもたち、失礼しました)

フユイチゴを毎年食べてきたJくん。
先日
イチゴについて解説していました。
解説

「これが、&$(‘&#~。」
「これが、#%&$’%$&~。」
ふむふむ。

 

言葉は問題ではありません。
イチゴがあった場所や、色、粒の大きさ、あるいは輝き方の違い
そんなことを一人ごとのように語っていました。
Jくんの中では、フユイチゴには違いがあるということだと思いました。

暗黙知:言葉や図では表現されない知識
体験でしか得られない学び

これに対して
形式知:文字、記号、図で表現できる知識
概念での学び

私は目に見えないものの大事さを子どもたちに授けてあげたいと
思っています。
先日書いた心が育つに通じるのですが、
考える、想像する、創造する、集中する、じっくり向き合う
という目に見えない大事な育ちは、
主体的にいろいろな体験をし、そこで感じたり考えたりすることで
育ってくると思うのです。