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里山いっぽ 12/19

葵区川合にお住いの草谷桂子さんが主宰する児童文庫「トモエ文庫」に行ってきました。
草谷さんは、文庫を主宰する傍ら、童話やエッセイを創作をしています。
そして里山いっぽ2013に参加してくれたT君のおばあちゃんです。

「トモエ文庫」を初めて30年余り。

この日は1年中で最大イベント、クリスマス会でした。
文庫の入口には小さい靴や中くらいの靴、大人の靴たくさん並んでいました。
和室でのクリスマスコンサート。
その後はサンタさんの登場とおやつタイム。

おやつをいただくと、
子どもたちはわらわらと外へ。
広い日本庭園に芝生が敷き詰められたそこで、
小学生のドッジボールがはじまっており、
それを縫うかのように幼児が走り回っていたり三輪車に乗っていたり…。

コンサート終了後の和室では
おばさん、赤ちゃん連れのママ、小学高学年の女の子が
赤ちゃんを囲んでお茶飲み。

私は何て、自然な空間なのだろうと思いました。
いろんな年齢の子や人が学年で区切られているわけでもなく
来なきゃいけないから来ているのでもなく
ご近所づきあいや親戚づきあいでもなく
わらわら集まりながら場を一緒にしている。

子どものエネルギーを感じ、
赤ちゃんたちの生命力を感じ、
人生経験重ねてきた方々の温かさを感じ、
ママたちの日ごろの忙しさが浄化されていくような空間。
文庫をツールにしながら人が集まれる場。
このような集まりが日常にあるなんてすばらしいなと思いました。

陽も暮れてきた17時前、
にぎやかだったお庭が
子どもと大人の大きな輪になっていました。
里山いっぽ2013の子どもたちと、いっぽ2014の子どもたちとお母さんの輪でした。
♪さよなら あんころもち またきなこ
の大合唱。

私も輪に入れてもらい、胸が熱くなりました。

T君のおじいちゃん、おばあちゃんのご厚意で、
里山いっぽの卒業生が集まる場を提供してくださっていたことに、
感謝の気持ちでいっぱいになりました。
きちんとご挨拶ができず帰ってきてしまったので、
あらためてご挨拶に行きたいと考えています。

【報告】12/24里山キッズ

「仲間といれば」
 
里山キッズ3日目。
朝集合して、初めて集まった仲間だって、同じことを一緒にしたら楽しい!
気分を盛り上げて、いざ里山に出発!
 
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「落ち葉のシャワー、みんなでかぶっちゃう!」
 
でも、やっぱりやってみたいことがみんなと違うことだって、たくさんあるよね。
自分の気持ちを真剣に相手に伝える。相手の一生懸命な言葉に、耳と心を傾ける。
 
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「僕たちの想い、聞いてよ。」
行きの山道、行きたい方向で意見が真っ二つに割れて、なかなか進めなかったね。
でも、さすが里山キッズ。じっくり話し合って、解消!
さぁ、気持ちを整え再び出発。
 
とそこに、立ちはだかる絶壁・・・
絶壁にうっきうきで登りだす子もいれば、
「無理だよ」「できないよ」としり込みしちゃう子も。
 
いちばん最後の仲間が必死に登るのを、いてもたってもいられなくなって、
途中まで下りて愛の手を差し伸べます(笑)

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「僕たちがついてるぞ。」
 
そして登り終わってハイタッチ!
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「この瞬間が最高だね。」
 
仲間といれば、いつもはくじけちゃう場面でも頑張れる。
仲間といれば、一歩遠くの世界に足を踏み出せる。

そんなことをみんなが感じた今日のキッズでした。
 
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【今日の一枚】
何してるかって?
もちろんかつお節削ってるのよ。

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【報告】12/22里山キッズ

「遊び込むチカラ」
 
里山キッズ2日目。
気温が低い上に、風がビュンビュン。
持ってきたお弁当も冷たく乾いて、何となく寂しくなる大人とは
反対に、今日も元気いっぱい里山を走り回る子ども達です。
 
山頂について、待っていたのはたくさんの落ち葉。
一生懸命かき集めて、すっぽり埋もれます。
 
「はっぱの中に入るとあったかいねぇ」
そんな声を掛け合って、落ち葉をお布団やお風呂に見立てて遊ぶ子ども達。
 
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「ねぇねぇホントにあったかいの?」
 
少し離れたところでは、切株を机にして郵便屋さんごっこ。
最初は切手を売ってたんだけれど、他のお友達がもっているものと
交換したくて、いつの間にやらお金を作る場所に。
 
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「100円ください」「はいどうぞ、10円です」アレ?
 
そこへ、女の子たちのキャンディー屋さん登場です。
「キャンディーです。いかがですか~?」のスマイル&セールストークに
すっかり心奪われるボーイズ。せっせと宝物を集めて換金してもらった大金を
はたいて、キャンディーを無事に購入。
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ある場所では、じっくり地面に触れて遊んでいると、ステキなお友達発見!
トカゲです!!

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「こんにちは。冬眠から目がさめちゃった(笑)」
 
テレビもおもちゃも何もない、極寒な里山の山頂で、
時間を忘れてじっくり遊び込む子ども達。今日もあっという間のキッズでした。
 
 
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【今日の一枚】

寒くって思わずお洋服の中に飛び込んでぬくぬくしちゃったトカゲさん。
さよならする時、たいせつに思う気持ちが高まって、ちょっぴり辛かったね。
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【募集】(年少~小2)1/10おち葉でたき火、まきまきパンづくり

たくさんのお申込をありがとうございました!
こちらの活動は定員に達したため、締め切らせていただきます。
(1/8 12:45現在)

 
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新年最初の活動は、ゼヒ「里山ecoプラン」へ♪
 
今回のテーマは『落ち葉』。
知っていました? 落ち葉だけで、冬の森は楽しめちゃうんです!
 
落ち葉をなげる、
落ち葉にもぐる、
落ち葉をふんで音をたのしむ
落ち葉をかき分け生き物をさがす。
どう?なんだかワクワクしてきませんか?
 
しかも今回は、落ち葉でたき火をして、パンも焼きます!
  
冬は落ち葉で面白い!
みなさんは、落ち葉でナニしてあそぶ?
 
---以下、詳細-------

「おち葉でたき火、まきまきパンづくり」

■ 開催日 2015年1月10日(土)
■ 時 間 10:00~14:00
■ 対 象 年少(3歳児)~小学2年生とその保護者
■ 定 員 各回20名程度
■ 場 所 しずおか里山体験学習施設 遊木の森
■ 参加費 大人 3,100円 / こども 1,550円
■ 受付け 12月10日(水)10:00より受付け開始。定員になり次第募集終了。
 
お申込は⇒コチラから
 
※活動の内容は、天候やフィールドの状況で多少変更する場合はあります。
※雨天中止。
 
落ち葉にもぐりっこ まきまきパンを焼こう♪ がぶり! 青空

【報告】12/14わんぱく里山「みかん狩りとリース作り」

今年最後の活動は、収穫したサツマイモで
焼き芋と蔓を使ってのリース作り。
巨石の森周辺でリース材料集めに、夢中に
なって取り組む子どもたち。
個性的でこだわるのある作品に仕上がり、
木にぶら下げ、みんなで作品を観賞。

午後は、みかんと大根の収穫と玉ねぎの植え付け。
みかんを収穫するまでにどんな仕事を農家の方が
してきたのか話したりして、収穫を喜び、美味しく
いただきました。
また、大根も大きな物が出来、四苦八苦して
抜いていた子どもたちの顔が印象的でした。

【報告】12/14里山de遊び隊「自分で作ろう門松を!」

天気は快晴だったが冷たい一日でした。
今回は保護者参観日で大勢の保護者の
参加がありました。
プログラムはミニ門松作りと竹パン焼き。
午前中は門松の材料準備で竹伐りをしました。
竹きり ななめ切り

 

 

 

保護者には竹パンの竹の準備をしてもらいました。
昼食後は門松作りを引き続き行いました。
子どもたちは竹の斜め切りとコモまきが大変でしたが、
スタッフと一緒にがんばり、何とか全員完成しました。

その後は竹パン焼きをしました。
「竹パン」が初めての子も多く、焼きあがると美味しいの連発。
またやりたいという子も多かったです。
竹パン 竹パンおいしい
 

年内最後の活動で恒例のミニ門松を作り、
皆さんよい年を迎えられそうですね。
ミニ門松

森のようちえん全国交流フォーラムに行ってきました

里山いっぽを担当しています、ぶんぶんです。
森のようちえん全国交流フォーラムin東北に行ってきましたので報告いたします。
 
今回で10回目になるこのフォーラムは全国の森のようちえん、自然学校
一般の幼稚園、保育園、大学、から毎年300人超の参加があります。
「森のようちえん」的な保育は幼児教育に多大な効果があるということを、
考えている人が増えていることで、
森のようちえん関係者だけではない、子どもたちに関わる人たちが、
自然と子どもをつなぐことが、子どもが生き生きと遊び、学び、成長するという実感を
持てているということではないかと思います。
 
基調講演は日本体育大学 野井真吾先生。
子どものからだの”おかしさ”を科学で解明!されていました。
・朝からあくびをする
・すぐ「疲れた~」と言う
・活動に集中できない
今の子どもたちって、何かおかしい気がすると思われたことはないでしょうか。
 
野井先生によると
低体温(36度未満)の子どもが増えていて、
低体温は、睡眠に入るときに流れる「メラトニン」が朝分泌されてしまっている状態で
低体温の子は、自分の力をmax発揮できないまま一日過ごしてしまっているのだそうです。
メラトニンの分泌は光との関係が深く
日中の受光は分泌を促し
夜の受光は分泌を乱すというのです。
太陽の光と共に生活してきたヒトの、根源的な生理現象で、
自律神経の発達に大きくかかわるということです。
今までは自然発達してきたものが、意識をしなければ自然発達が望めなくなったことが
現代の子どもたちの姿から明らかになってきました。
生態のリズムが定まらない012歳児には重要なことだと思います。

先生曰はく、日中野外で過ごす森のようちえんは、子どもの生態リズムを
整える点で有効。
なので先生の提案は
”受光・暗闇・外遊びのススメ”でした。
もう一つの提案は
”ワクワク・ドキドキのススメ”!
「森はワクワク、ドキドキ、夢中になって、前頭葉が発達するものがいっぱいあります。」
とおっしゃっていました。
 
話は変わって、森のようちえんネットワークの話。
森のようちえんネットワークでは、森のようちえんに通うこどもたちばかりではなく
すべての子どもたちに、子どもらしい遊びや生活が保障された社会の実現を目指す意思を示した
「森のようちえん宣言」を出しました。詳しくはコチラ。
https://ja-jp.facebook.com/moriyounetwork
 
私も、すべての子どもたちが、五感を研ぎ澄ますようなみずみずしい体験、好きなものをとことん味わう喜び
お友達と心の底から笑い合う心の解放……そんな幼児期を過ごして
学齢期、青年期と成長してほしいと切に願っています。
まずは目の前の子どもたちと。

里山いっぽ 暗黙知

冬。
里山では、フユイチゴが赤く実り、緑色の葉っぱとの
コントラストがかわいらしいなと感じます。

イチゴはランナーと呼ばれる蔓で増えていくので
自然にイチゴ畑になります。

一面のイチゴの山の斜面を子どもたちは、
夢中になってむさぼり食べていますので、カラフルな洋服を着た
子熊か子ザルに見えてきます。(子どもたち、失礼しました)

フユイチゴを毎年食べてきたJくん。
先日
イチゴについて解説していました。
解説

「これが、&$(‘&#~。」
「これが、#%&$’%$&~。」
ふむふむ。

 

言葉は問題ではありません。
イチゴがあった場所や、色、粒の大きさ、あるいは輝き方の違い
そんなことを一人ごとのように語っていました。
Jくんの中では、フユイチゴには違いがあるということだと思いました。

暗黙知:言葉や図では表現されない知識
体験でしか得られない学び

これに対して
形式知:文字、記号、図で表現できる知識
概念での学び

私は目に見えないものの大事さを子どもたちに授けてあげたいと
思っています。
先日書いた心が育つに通じるのですが、
考える、想像する、創造する、集中する、じっくり向き合う
という目に見えない大事な育ちは、
主体的にいろいろな体験をし、そこで感じたり考えたりすることで
育ってくると思うのです。

 

里山いっぽ12/15

いっぽの子達が集まる糀ヶ谷駐車場に霜が降りました。

送迎のお父さんやお母さんと

霜のついた葉っぱをキレイといってみました。

♪おおさむ こさむの歌も聞こえます。

冬本番。

お引っ越ししたASちゃんはどうしてるかな~

雪国の生活とまどってないかな~なんて話しました。

お家の人も子ども達と一緒に、その日の自然を楽しみ、お友達のことも

気にかけてくれる温かい方たちばかりです。

ありがとうございます。

寒い日でも子どもたちはへっちゃら

初氷氷を触ります。「キレイ」そのあとに「手がつめたいよ~」

氷に葉っぱがついていました。

泥の上で転んでお着替えしている子を待っている間、なにやら楽しいことが始まりました。

「体操」っていってました。

体操

こちらでは、Hくんが

「いち、にい、……」手袋を見せながら数えています。「指が7本になっちゃった」

指が7本穴からゆびが2本のぞいています。
おもしろくって、わらっちゃいます。一日寒さを感じず過ごしました。
かしこい身体になってるぞ~

 

 

【募集】(年中&年長)里山キッズ ~冬休み編のご案内♪~

※募集状況※(12/10 18:15更新)

12/20:空き3名 / 12/21:空き1名 / 12/22:キャンセル待ち3組
12/24:キャンセル待ち10組以上 / 12/25:キャンセル待ち1組 / 12/26:キャンセル待ち10組以上

 
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さっむ~い冬。
たとえばお山だと、こんなことができますよ。

 
◎有り余るエネルギーで、
 好きなだけ走り回ったり、木登りにチャレンジしたり。

◎好奇心に従い、
  穴をのぞいてみたり、隠れている生き物を探したり。

◎寒かったら、
  おち葉のお布団、お日さまぽかぽかの原っぱカーペット。

◎仲間で集まれば、
  きっともっともっと楽しくなる!
 
「冬は寒いけど、友達いっぱい、面白い!」
 
エコエデュが贈る“今年最後の幼児向け自然体験”。
冬ならではの森の魅力をぜひお子さまに。
 

---以下、詳細---------------

里山キッズ2014 ~森の息吹を感じる 冬休み編~
 
■実施日【1日ごと、お申込ができます】

12月 20日(土)、21日(日)、22日(月)、24日(水)、25日(木)、26日(金)  計6日間

※少雨決行。荒天中止。延期日はありません。

■時 間:9:30~14:30
■場 所:>>>しずおか里山体験学習施設 遊木の森
■対 象:年中(4歳児)~年長(5歳児)/各日 定員10名(先着)
■参加費:一日3,000円 【お得なスタンプ制です♪】
    ※参加一日につきスタンプを1つ押します。
      スタンプが5つたまったら、その回は1000円引き♪(2014年度に限り有効)
    ※1000円引きの回は、スタンプは発行しません。
■受 付:12月1日(月)10:00よりスタート。
     ※定員になり次第受付を終了します。 募集状況は随時HPにて公開。
■備 考:少雨決行。荒天中止。延期日はありません。
 
■お申込は⇒コチラから
 ※「里山キッズ」を選択してください。
 ※参加希望日は、希望日と合計日数をすべてご記入下さい。【例 : 12/21 12/22 12/26 計3日間】
 ※メールやFAXからもお申込みできます。下記6点をお送りください。
  ①参加希望日 ②お名前(ふりがな) ③年齢(生年月日)
  ④保護者名(ふりがな) ⑤TEL/FAX/携帯番号 ⑥ご住所
 
 
走る 落ち葉投げ ごろり 木登り
切り株たいこ のぞいちゃおう 落ち葉プール 線路