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【里山のかやねずみ】6月集合場所

こんにちは。
いつもかやっこにご参加いただきありがとうございます。
            

6月の集合場所は、糀が谷駐車場です。
天候などにより変更する場合は、
当日の朝8:00までにブログにてお知らせいたします。
また、クレー射撃場入口のカーブミラーにも
当日の集合場所の案内表示をいたします。
よろしくお願いいたします。
         
            
明日6/4の活動は、田んぼでの活動を予定しております。
ご参加を予定されている方は、汚れても良い服装でお越し下さい。
また、着替えや水筒も多めにお持ちください。
              
皆様のご参加、お待ちしております。

里山やっほ5/29カエルさがしとかしわ餅

やっほのオープニングです。

こんな雨の日、幼稚園や保育園のお友達は「外でれないね」

なんてお家の中にいると思うけど、

やっほのお友達は、雨の日も外であそぼうね

と話しているところです。
雨

そしたら、

「わたし、カエルつかまえたい!」と女の子。

「ほら、カエルの声きこえるよ」とまた別の女の子。

レインウエアをばっちり着ているので気分もあがってきます。

「よし、カエル捕まえにいこう」ということで散歩が始まりました。

雨の日バッタはどうしてる?チョウチョは何してる?

問いかけると、みんなの目が、虫目になりました。

「黒い虫が歩いてる」「こっちにもいるよ」

「あっチョウチョいたよ」

モンシロチョウが羽をとじて、エンドウ豆のつるに捕まっているのを

見つけました。やっほのお友達みんなじっと見ています。

言葉はいりません。自然の中で起きている出来事をまのあたりにしているのです。

目と心の目で、しっかりとシャッターをきったことと思います。

そうそう、蛙。

蛙の鳴き声をたよりに、田んぼへやってきました。

「わあ~オタマジャクシいる」

ぴよーんと蛙が跳び田んぼを泳いでいきました。

「あっ、カエル」

「はいってもいい?」と女の子。「いいよ」。

(注)ここの田んぼは知り合いの田んぼで入ってもいいよといわれているところです。

どこにでも入っていいわけではありません。持ち主さんがいらっしゃいますからね。

女の子は片足を田んぼに入れました。「はまる~」

もう一人の女の子が、田んぼにはまった子の手をにぎり助けてあげました。

田んぼの畦を歩くと、ぴょん、ぴょん、カエルが田んぼに飛び込みます。

「いた!」「つかまえて」「わかった」

「あっにげられた」「どこにいる」「そこそこ」

こんな会話をしながら、カエルを捕まえました。

「○○ちゃんにも、みせて」

「さわらせて」

カエル大人気です。本日のカエルはツチガエルで田んぼの土の色を

した地味なカエルなのですが。

ほとんどの子がさわって、カエルは無事に田んぼに返してやりました。

田んぼがカエルさんのうちだからね。

柏2

柏

外遊びのあとは、30分ほど室内で柏餅作り。

柏の葉を丁寧に洗っています。

上新粉を練って、分けて、のばして、あんこを入れて柏の葉で包みます。

蒸し器で蒸したらできあがり。できあがりはお母さんと一緒にいただきました。

さよなら あんころもち またきなこ

来週はどんな生き物あえるかな?

2013野外保育里山いっぽ 途中入会受付中!

エコエデュの野外保育事業、里山いっぽでは、
現在年少児と、3才のお誕生日を迎えたお子さん(年少未満児)の途中入会を受け付けています。

感性豊かな3才4才が自然の中で、様々な体験ができる野外保育里山いっぽ。
親御さんから離れて保育者と少数の仲間と過ごす時間はお子さんにとって
何事にも代えがたい経験となります。

まつぼっくり落とし 何が楽しかったかな?   ippo0410-2

保育園、幼稚園に入る前の慣らし保育としてもご利用いただけます。
活動の様子や詳細はこちらでご覧いただけます。

ご興味がある方は、活動の様子を見学していただくことも可能です。
ぜひお問合せください。

電話:054-263-2866
メール:e-info@ecoedu.or.jp

【里山のかやねずみ】5/7トンボ池で

今日はトンボ池からお散歩に出発しました。
暑くなってきて、たくさんの生き物が見つかりました。
お日様の力強い光に照らされて
冒険心がムクムクと湧いてきます。
池の一本橋も一人で渡りたくなります。
そろりそろり…すたすた!

ひとりでわたる
ひとりでわたる

あっという間に体が覚えて、
一人でずんずん渡れるようになっていました。

オニヤンマのやごを見つけました。
今まで見たことがないくらい大きくて
いくら見ても見飽きることがないみたい。
Mくんがさわって、でも私は…
Hちゃんもさわれました。
大きいってだけでドキドキするけど
さわることができると、嬉しくて自信がつきます。

なになに
なになに

桑の実が色付き美味しいものがまた一つ。
一本の木にみんなが集まって
おしゃべりしながら心を通わせる美味しい時間もありました。

おいしい
おいしい

里山って、すごいですね。
人との繋がりも穏やかに自然にできて。
いつも整備してくださる方々に感謝です。

【里山のかやねずみ】4/30雨のお散歩

今年度初めての雨の日の活動です
カッパを着てたくさん歩きました。
雨の日の里山は、いつもと違った音がします。
いつもと違ったものに気づきます。

ぽたぽた
ぽたぽた

Nちゃん親子はグリーンクラブさんの作業小屋から
ポタポタと落ちてくる雨の雫で、親子の時間を楽しんでいました。
Nちゃんの気持ちに、気づきに、一緒に楽しんで…

どうぞ
どうぞ

まだ青い梅の実がたくさん落ちていて、梅の実拾いが始まりました。
たくさん拾って、おともだちに「どうぞ」
雨の時は、おともだちとの距離も縮まるのかな?
お昼の時間も、いつも以上にみんながじゃれあって
晴れの日にはない楽しい時間でした。

かっぱ
かっぱ

雨の日のお散歩も是非体験してみてください。
いつもと違う里山に出会えますよ。

【報告】4/21わんぱく題楽「竹のお箸作りとよもぎ団子作り」

午前中は予報通りの雨で、普段の活動ではやる機会がなかった
竹はし作りを行いました。
子ども達は道具を使った物作りが好きな様子です。
竹箸作り
昼前からは雨も上がり、子どもたちはよもぎ摘み、保護者の方たちは新茶摘み
を行いました。
お茶摘み
摘んだよもぎをまな板でたたいて、よもぎ団子を作りました。
星に三角ハートと・・・いろいろな形のお団子が出来上がりました。
よもぎをたたく  団子作り

里山いっぽ5/27夏が近づいてくる

曇り空の一日です。
 
それと同時に、なんだか蒸し暑く感じるようにもなり、夏が近づいてきたなぁと思いました。
 
今日は7人の子どもと2人のスタッフでリンゴ園近くで遊びつつ畑仕事をおこないました。
 
始まってからすぐにずんずんと前を歩く子もいれば、シロツメクサに興味を持ってブーケを作る子もいます。

たんぽぽ
 
 
 
リンゴ園で少し遊んだ後、リュックや荷物を置いて、水筒だけ持っていざ畑へ。
 
さっそく赤く熟したイチゴを素早く取って食べる男の子が一人。
 
熟していたのは一個だけだったようで、他の子どもたちがちょっと残念そうに見る。
 
もう少ししたら、また赤いイチゴが出てくるから待っててね。
 
 
別の場所ではジャガイモの収穫。
 
さとちゃんがシャベルを使って掘り返す。
 
ほんの少しだけジャガイモがちらほら出てきました。

量は大したことはありませんが、子ども達は土の中からジャガイモが出てきたことに大興奮。
 
豆粒大の大きさでも、発見するとすぐさま「ジャガイモ見つけたよ!」と大はしゃぎです。
 
じゃがいも

 
 
畑で他の作物にもみ殻を撒いたり水をジョウロを使ってあげたりしていると、
 
いつのまにやらズボンが泥だらけの子達が一人二人。
 
近くには泥の水たまりが一つ。
 
泥だらけの子達の顔はニッコニコ。
 
事務所の庭で泥を洗い落とし、糀が谷でお着替えを済ませました。
 
日陰で昼食を取り、クワの実やサクランボを取り、
 
絵本を読んだ後に帰りの準備。
 
にぎわい広場まで少し歩いたら、お母さん達が待っていてくれました。
えほん
 
 
 
五月もあと数日で終わり、気温もいよいよ本格的に暑くなってきました。
 
それに伴って子ども達も段々と汗の量や水分補給が多くなってきております。
 
生きもの達も活発になり、危険も増えてきますが、なによりも子ども達の健康維持が大事です。
 
夏バテにならないようスタッフ自身も気をつけないといけないですね。
 

6月になれば川遊び!また水曜日まってるよ!
 

里山いっぽ5/15みんなと

お友だちがいくから、ついていく。
お友だちが「カタツムリ いたよ~」ていうとみんな集まってくる。
カタツムリ みつけたよ! っていいたいし、
みんなにカタツムリがいることを おしえてあげたい。

里山にはそんな驚きや、発見ばかりで、

子どもたちが見つけてくれるのを待っているようです。

いっしょ

水辺でちっちゃなオタマジャクシを見つけました。

「ちび~」誰かが言います。

まねして「ちび~」また誰かが言います。

「ちっちゃいね」って共感しあいます。

3歳の子どもたち、自分が感じたことを「そうだよね」って確かめ合います。

どろんこ

どろんこ作りの場所です。

お水でいっぱいにしました。

お散歩から帰ってくると、お水が減っていました。

「なんでだろう。」一人一人、じっと見ながら

考えたり、感じているのだと思います。
あさのかい

みんなとが大好きなこどもたち。

 

里山いっぽ5/20小雨に現れる生きもの達

パラパラ、シトシトと小雨が降る一日です。
 
白い霧が時折現れる森の中で、カエル達の鳴き声がよく聞こえます。
 
参加してくる子ども達も大分場所に慣れてきたので、今日はちょっと遠出をしました。
 
「さとちゃん見て!きのこ!」
クワの木の近くにシメジのようなカサの広くてヒョロりとしたキノコが一本二本・・・。
 
折れた木の枝には、水分を吸って大きくなったキクラゲがポツポツ出て、
 
それを触る子ども達からは、プニョプニョしているやらブヨブヨしているやらと言われています。
 
きの

歩いている途中で沢ガニとも出会いました。
 
道路の隅、水を流す溝にいた彼は、誰かが見つけると他の子ども達も興味深々で近寄ってきます。
 
「ハサミではさむの?」
ゴルフボールぐらいの大きさの沢蟹を掴むというのは、山に慣れている子たちでも中々難しいチャレンジのようです。
 
カサカサ動くカニさんを一人の子どもに渡してみる。
 
たちまち動き出してその子の手から地面にヒューン。
 
逃げるカニを追いかけるも見てる子ども達。
 
逃がしたくはないから、「逃げるよ!逃げちゃうよ!」と言うけど、
 
やっぱり捕まえるのはちょっと怖い。
 
スタッフが取り、バケツの中に入れてあげると、ようやく子どもたちは安心してじっくりと見ることができました。
 
かに

 
 
 
木の枝にはなんとハンドボールぐらいの大きさになるであろうカエルの卵が!
 
しかし子ども達はあんまり興味がないようで、すぐ近くの水くみ場で遊んだり、
 
捕まえたカニやイモリの観察の方がよっぽど面白いそうです。
 
子どもよりも大人の方がすごい興奮してしまいました。
 
 

 たまご
 
 
  
 
山を登りグリーンクラブの小屋をお借りしてお弁当タイム。
 
たどり着く前からお腹空いた~と言っていた子は、到着して早々、カッパは上着だけ脱いですばやく昼食の準備をして食べはじめました。
 
他の子たちもカッパを脱ぎ、衣服まで濡れてしまった子も予備の服に着替えてお昼ご飯に。
 
ちょっとした山登りでも体力は使うので、今日は皆パクパク食べます。
 
いつもはあと少しで完食!という子も、この日はお弁当の容器を綺麗にすることができました。
 
 
 
 
雨の日と言うと森の中はひっそりするかと思いましたが、今日は晴れの日よりも多くの生きものを見ることができました。
 
イモリ、カナヘビ、カエルにサワガニ。
 
自然の恵みで出てきたクワの実、きのこ、クサイチゴ。
 
好きなものに子どもたちは敏感です。大人よりも視野が広くなります。
 
興味があるものにはチャレンジしようと思う気持ちが生まれます。
 
小さな生きもの達はちゃんと生きている。
 
掴んでみてジタバタ暴れる、ピョンと飛ぶ、チョキンと挟もうとする。
 
そういった生きものの動きに、小さな子どもたちは同じように生きているんだと段々認識していきます。
 
同時に、自分の物にしたいという気持ち、怖いけれど捕まえたいと思う勇気、優しく撫でて慈しむ心も生まれてきます。
 
 
 
小さな生きもの達は子ども達にとっても私達大人にとっても先生であります。
 
初めて見て、触って気づくことが多々あります。
 
そういった出来事を、子どもたちと共有しながら、いっぽの活動を続けていきたいと思います。
 

 
 
また明後日遊ぼう!

里山いっぽ5/16 畑

畑もすっかり自分たちのフィールドのひとつ。
到着すると、まずはイチゴの様子をチェック!
あった、あった。
あまりのおいしさに
「もっとないかな。もっとないかな。」って探しちゃいます。
「緑のはまだなんだよね~。」とちょっと残念そう。
お水だって、川からくむときにお手伝い。
重た~いバケツも、ふらふらしながらもがんばって運びます。
緑のが早く赤くなるようにって、お水をあげます。
お水をあげてるとき、とっても真剣。
きっと心の中で
「はやく赤くなるんだよ~」って声をかけてるのかも。
みんなの想いきっと伝わるね。

お世話

かたつむり
お散歩の途中でかたつむり発見。
真っ先にとった子がいて、隣の子が「見せて」。
ほらって見せてあげます。
そんななんでもないやり取りですが、
見せてもらったほうも、見せてあげたほうも
心が通じる感じが分かる。
その繰り返しが関係を作っていくんだと思います。

クワノミ
クワの実もいい色になってきました。
少し暑くなってきましたが、散歩のパワー補給になってくれています。
お口にいれると広がるやさしい甘さがうれしいんです。
まだ色がうすいのも口に入れてみて
おいしいのがどれか、自分で発見するのも大事。

ひとつひとつの経験は
明日聞くと忘れてるかもしれないけれど、
着実にその子の深ーいところに根付いている、
そう感じています。