午前中は予報通りの雨で、普段の活動ではやる機会がなかった
竹はし作りを行いました。
子ども達は道具を使った物作りが好きな様子です。
昼前からは雨も上がり、子どもたちはよもぎ摘み、保護者の方たちは新茶摘み
を行いました。
摘んだよもぎをまな板でたたいて、よもぎ団子を作りました。
星に三角ハートと・・・いろいろな形のお団子が出来上がりました。
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里山いっぽ5/27夏が近づいてくる
曇り空の一日です。
それと同時に、なんだか蒸し暑く感じるようにもなり、夏が近づいてきたなぁと思いました。
今日は7人の子どもと2人のスタッフでリンゴ園近くで遊びつつ畑仕事をおこないました。
始まってからすぐにずんずんと前を歩く子もいれば、シロツメクサに興味を持ってブーケを作る子もいます。
リンゴ園で少し遊んだ後、リュックや荷物を置いて、水筒だけ持っていざ畑へ。
さっそく赤く熟したイチゴを素早く取って食べる男の子が一人。
熟していたのは一個だけだったようで、他の子どもたちがちょっと残念そうに見る。
もう少ししたら、また赤いイチゴが出てくるから待っててね。
別の場所ではジャガイモの収穫。
さとちゃんがシャベルを使って掘り返す。
ほんの少しだけジャガイモがちらほら出てきました。
量は大したことはありませんが、子ども達は土の中からジャガイモが出てきたことに大興奮。
豆粒大の大きさでも、発見するとすぐさま「ジャガイモ見つけたよ!」と大はしゃぎです。
畑で他の作物にもみ殻を撒いたり水をジョウロを使ってあげたりしていると、
いつのまにやらズボンが泥だらけの子達が一人二人。
近くには泥の水たまりが一つ。
泥だらけの子達の顔はニッコニコ。
事務所の庭で泥を洗い落とし、糀が谷でお着替えを済ませました。
日陰で昼食を取り、クワの実やサクランボを取り、
絵本を読んだ後に帰りの準備。
にぎわい広場まで少し歩いたら、お母さん達が待っていてくれました。
五月もあと数日で終わり、気温もいよいよ本格的に暑くなってきました。
それに伴って子ども達も段々と汗の量や水分補給が多くなってきております。
生きもの達も活発になり、危険も増えてきますが、なによりも子ども達の健康維持が大事です。
夏バテにならないようスタッフ自身も気をつけないといけないですね。
6月になれば川遊び!また水曜日まってるよ!
里山いっぽ5/15みんなと
お友だちがいくから、ついていく。
お友だちが「カタツムリ いたよ~」ていうとみんな集まってくる。
カタツムリ みつけたよ! っていいたいし、
みんなにカタツムリがいることを おしえてあげたい。
里山にはそんな驚きや、発見ばかりで、
子どもたちが見つけてくれるのを待っているようです。
水辺でちっちゃなオタマジャクシを見つけました。
「ちび~」誰かが言います。
まねして「ちび~」また誰かが言います。
「ちっちゃいね」って共感しあいます。
3歳の子どもたち、自分が感じたことを「そうだよね」って確かめ合います。
どろんこ作りの場所です。
お水でいっぱいにしました。
お散歩から帰ってくると、お水が減っていました。
「なんでだろう。」一人一人、じっと見ながら
みんなとが大好きなこどもたち。
里山いっぽ5/20小雨に現れる生きもの達
パラパラ、シトシトと小雨が降る一日です。
白い霧が時折現れる森の中で、カエル達の鳴き声がよく聞こえます。
参加してくる子ども達も大分場所に慣れてきたので、今日はちょっと遠出をしました。
「さとちゃん見て!きのこ!」
クワの木の近くにシメジのようなカサの広くてヒョロりとしたキノコが一本二本・・・。
折れた木の枝には、水分を吸って大きくなったキクラゲがポツポツ出て、
それを触る子ども達からは、プニョプニョしているやらブヨブヨしているやらと言われています。
歩いている途中で沢ガニとも出会いました。
道路の隅、水を流す溝にいた彼は、誰かが見つけると他の子ども達も興味深々で近寄ってきます。
「ハサミではさむの?」
ゴルフボールぐらいの大きさの沢蟹を掴むというのは、山に慣れている子たちでも中々難しいチャレンジのようです。
カサカサ動くカニさんを一人の子どもに渡してみる。
たちまち動き出してその子の手から地面にヒューン。
逃げるカニを追いかけるも見てる子ども達。
逃がしたくはないから、「逃げるよ!逃げちゃうよ!」と言うけど、
やっぱり捕まえるのはちょっと怖い。
スタッフが取り、バケツの中に入れてあげると、ようやく子どもたちは安心してじっくりと見ることができました。
木の枝にはなんとハンドボールぐらいの大きさになるであろうカエルの卵が!
しかし子ども達はあんまり興味がないようで、すぐ近くの水くみ場で遊んだり、
捕まえたカニやイモリの観察の方がよっぽど面白いそうです。
子どもよりも大人の方がすごい興奮してしまいました。
山を登りグリーンクラブの小屋をお借りしてお弁当タイム。
たどり着く前からお腹空いた~と言っていた子は、到着して早々、カッパは上着だけ脱いですばやく昼食の準備をして食べはじめました。
他の子たちもカッパを脱ぎ、衣服まで濡れてしまった子も予備の服に着替えてお昼ご飯に。
ちょっとした山登りでも体力は使うので、今日は皆パクパク食べます。
いつもはあと少しで完食!という子も、この日はお弁当の容器を綺麗にすることができました。
雨の日と言うと森の中はひっそりするかと思いましたが、今日は晴れの日よりも多くの生きものを見ることができました。
イモリ、カナヘビ、カエルにサワガニ。
自然の恵みで出てきたクワの実、きのこ、クサイチゴ。
好きなものに子どもたちは敏感です。大人よりも視野が広くなります。
興味があるものにはチャレンジしようと思う気持ちが生まれます。
小さな生きもの達はちゃんと生きている。
掴んでみてジタバタ暴れる、ピョンと飛ぶ、チョキンと挟もうとする。
そういった生きものの動きに、小さな子どもたちは同じように生きているんだと段々認識していきます。
同時に、自分の物にしたいという気持ち、怖いけれど捕まえたいと思う勇気、優しく撫でて慈しむ心も生まれてきます。
小さな生きもの達は子ども達にとっても私達大人にとっても先生であります。
初めて見て、触って気づくことが多々あります。
そういった出来事を、子どもたちと共有しながら、いっぽの活動を続けていきたいと思います。
また明後日遊ぼう!
里山いっぽ5/16 畑
畑もすっかり自分たちのフィールドのひとつ。
到着すると、まずはイチゴの様子をチェック!
あった、あった。
あまりのおいしさに
「もっとないかな。もっとないかな。」って探しちゃいます。
「緑のはまだなんだよね~。」とちょっと残念そう。
お水だって、川からくむときにお手伝い。
重た~いバケツも、ふらふらしながらもがんばって運びます。
緑のが早く赤くなるようにって、お水をあげます。
お水をあげてるとき、とっても真剣。
きっと心の中で
「はやく赤くなるんだよ~」って声をかけてるのかも。
みんなの想いきっと伝わるね。
お散歩の途中でかたつむり発見。
真っ先にとった子がいて、隣の子が「見せて」。
ほらって見せてあげます。
そんななんでもないやり取りですが、
見せてもらったほうも、見せてあげたほうも
心が通じる感じが分かる。
その繰り返しが関係を作っていくんだと思います。
クワの実もいい色になってきました。
少し暑くなってきましたが、散歩のパワー補給になってくれています。
お口にいれると広がるやさしい甘さがうれしいんです。
まだ色がうすいのも口に入れてみて
おいしいのがどれか、自分で発見するのも大事。
ひとつひとつの経験は
明日聞くと忘れてるかもしれないけれど、
着実にその子の深ーいところに根付いている、
そう感じています。
里山やっほ5/15 木登りとおいしいもの
今日は先週もっと遊びたかった木登り広場へ。
この山道もだんだん慣れてきたね。
「ここで曲がるんだよね。」
先週初めて通った道も覚えていました。
到着するなりリュックを置いて、
好きなところで登りはじめます。
「ねえ見て見て~」
って、こんなに登れたことがうれしいんです。
一緒に登ってる友達がいることも、
後ろについて来てくれるのもうれしい。
みんなとってもいい顔をしています。
来る途中で、「木登り広場にもイチゴあるかも」ってスタッフが言った言葉もしっかり覚えていました。
クサイチゴ探して、ずんずん進みます。
「あった!」草のかげからのぞく赤い実を
あっという間に見つけます。
「あった!」の声にみんな反応して、
その子のところへ。
お口に入れるととっても甘くてうれしいんです。
思わず顔がほころんじゃいます。
途中見つけた里山整備のおじさんの鎌を届けに
少し遠回りしました。
みんなしっかりスタッフの説明も聞いています。
途中で斜面に生えたクワの木を発見。
クワの実も素朴な甘さでクサイチゴにひけをとらず人気です。
里の恵みにパワーをもらいながら、
今日もしっかり歩き、じっくり遊びました。
また来週ね。
【報告】5/12わんぱく里山「米作りのはじまりとかしわ餅作り」
【報告】5/12里山de遊び隊「竹を使っておいしもの!」
【里山のかやねずみ】5/14泥んこ
いつも、かやっこにご参加いただきありがとうございます。
5/14(火)は、田んぼで泥んこ遊びをする予定です。
汚れても良い服装でお越し下さい。
着替え、替え靴、タオル、水筒を多めにご用意ください。
皆様のお越しをお待ちしています!
里山いっぽ5/13新しいお友達
新しいお友達がまた増えました。今日はお休みになってしまった子を除くと6人。
いっぽ参加者も日が経つにつれて段々と増えてきて賑やかになってきました。
今日も始まりの遊び場所は子どもたちの人気場所であるトンボ池。
五月にもなるとクワの実が赤色から紫色に熟成し甘くなりました。
葉や実の重さで小さい子どもの高さぐらいにまで低くなったので、自然と子どもたちの目線で捉えられるように。
美味しい物と理解した子ども達の観察力はすごいです。
指をさして「あそこにむらさき!むらさきあるよ!」とすぐに発見してしまいます。
手持無沙汰でずっと立ったままの女の子がいました。
参加回数が少ないので、まだ場所に慣れていないのかなーと思いつつ、さとちゃんがきっかけづくりにヘビイチゴを集めてジャム作りをしようと誘ってみました。
押しつぶすのが楽しかったのかすぐに興味を持ち始め、その後一人でヘビイチゴを集めてまた潰し、その様子が楽しそうに見えたらしく、別の女の子も一緒にジャム作りを始めました。
男の子たちは男の子たちで泥団子作りに熱中です。
キレイ好きな子も泥団子は別物らしく、腕まで泥まみれになってもニッコニコ。
大小様々な泥団子の下に葉っぱを乗せると柏餅の出来上がり。
気付けば皆で泥団子作りに熱中。
泥団子を作っている子が「葉っぱ取ってー」と言うと、別の子が「はいどうぞ」とすかさず葉っぱをあげました。
一つの遊びにこうやって一緒になって遊べるというのは、まだ自分の世界しか持てない小さな子の、他人と関わるという大きな出来事への大事なきっかけだと思っております。
しかし一緒に遊びながらも、時にはちょっとした喧嘩だって起きてしまいます。
一人の子が棒を持っていると、その棒が欲しくなったのか何も言わずに取ろうとします。
持っている子は気に入っているのでもちろん手放したくはありません。
そのまま二人は棒の取り合いに。
さとちゃんは基本的に子ども同士の喧嘩事はすぐには入りません。なぜなら子どもは小さくても自分で解決する力を持っていると思っているからです。
解決するまでの道のりの途中で躓いたり壁があって動けないのであれば、その子自身が解らない部分を補ってあげます。
さらにお互い引っ張り合って段々過熱気味に。
そこでさとちゃん「○○君、貸してって××君に言えば貸してくれるよ」と言ってみる。
○○君は言った通りにすると、あっさりと××君は棒を貸してくれました。
大人でも初めての出来事であれば動揺し戸惑います。それが子どもなら尚更です。
それから二回三回同じことをしてもわからないことがあります。さとちゃんもそうです。
棒を取りあった二人も、お昼御飯が終わった後にもう一度棒の取り合いが始まりました。
さっきと同じように再度伝えると、またさっきと同じようにすんなりと渡してくれました。
小さな子どもたちは解らないわけではないのです。解るまでに時間がかかってしまうのです。
見守りつつもフォローを入れる。そのバランスに気をつけながら子ども達の経験をこのいっぽで増やしていけたらいいなと考えております。
また明後日も一緒に遊びましょう!