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【未来賞受賞】住友生命「未来を強くする子育てプロジェクト」

早くも春の気配漂う有度山に、嬉しいニュースが飛び込んできました!

住友生命主催「未来を強くする子育てプロジェクト」にて、
エコエデュプログラム「里山のかやねずみ」
「子育て支援活動の表彰」部門の大賞に次ぐ、未来賞を受賞しました。

ぶんぶんとでんしゃごっこ

2/2(土)の静岡新聞に掲載された記事を見て、お祝いの言葉をいただいたみなさま
本当にありがとうございます。

2003年に始まった幼児親子対象プログラム「森のちびっこクラブ」を受け継ぎ、
親子自然あそびひろば「里山のかやねずみ」は2009年に始まりました。

受賞団体紹介ページに、里山のかやねずみの魅力が紹介されていますので
ここでは違う視点からのご紹介をしたいと思います。

里山のかやねずみは、「幼児親子の自然体験」を提供するだけではありません。
親から子どもへ、スタッフから子どもへ、お友だちからお友だちへ、スタッフから親へ。
人の想いやまなざしが確かに伝わっていく実感が里山の生態系と重なり合い、
「関係しあうこと、つながること」を深く理解する場でもあります。

森のちびっこクラブのころ参加者だった方々が今、プログラムの主担当を担うまでに成長し、
スタッフ全員で教育の視点を含んだ質の高い内容に引き上げました。
その真摯な姿勢に触れた参加者のお母さん方が、またスタッフを志すという
素晴らしい人材の循環が、里山のかやねずみには生まれています。

「未来賞」受賞は、里山のかやねずみに関係するすべてのみなさまの
「想いは次の手へ渡す」姿勢に対するものです。
受賞を機会に、心からの感謝をすべての方にお伝えしたいと思います。
みなさま、ほんとうにありがとうございました。

エコエデュの理念は「未来へつながる人づくり」です。
これからも想いを未来へ手渡せる人づくりを目指して参ります。

TBSでエコエデュ放映!【Youtubeにupされました】

エコエデュのプログラムを、TBS「風の言葉」でご紹介いただきました!

「風の言葉」は関東地方限定で日曜よる9:54から放映されている番組です。
日本全国の風景をキービジュアルとして美しく切り取り
その裏でこの風景を支えている人物、活動、技術等を
俳優・西島秀俊さんのおだやかなナレーションで紹介しています。

1/6(日)の放映後、関東在住、または住んでいたことのある方から
「この番組、好きだったんだよね。」
「エコエデュが西島秀俊さんの声で紹介されるなんて!素敵!」
と(主に女性から)反響続々。

[youtube width=”425″ height=”344″]http://www.youtube.com/watch?v=KxaQqPRVP6c[/youtube]

2/3(日)には第2弾、わんぱく題楽(小学生向け年間事業)の
ワンシーンが放映されました。

[youtube width=”425″ height=”344″]http://www.youtube.com/watch?v=tVzLYn0Dkt0[/youtube]

事務局スタッフも、美しい音楽と映像にじんわり感動しました。
他にも、映像の中の会員スタッフの言葉「不便を楽しむ」を
親として子どもに伝えられていない・・・という感想を、
エコエデュを知らない方からいただきました。

エコエデュの想いを素晴らしい映像にのこしてくださった、
TBSのみなさまに心よりお礼申し上げます。

TBS「風の言葉」
(5分程度の番組です。この番組は、グリーン電力で提供されています。)
http://www.tbs.co.jp/kazenokotoba/

1/6(日)放映分
いつも自然が近くにある そんな日本があります
2/3(日)放映分
自然のくりかえしの中で生きている日本があります

「里山のかやねずみ」2/1生命と出会う

今、ホリデーの森は、落葉樹が葉を落とし、木々がさっぱりしています。
幼木もたくさん植えられていて、
幼木のそばに、竹が添えられています。

子ども達は、わからないので
添え木の竹を「たのしそうな棒」と思い抜いてしまうことが多々あります。
幼木をつかむこともあります。

でも、ていねいにおしえてあげます。
Aくんのおかあさんも、Aくんにおしえてあげていました。
「これは木のあかちゃん」といってやさしくなでています。
Aくんもお母さんのまねをしてなでていました。
木のあかちゃん
動かないものにも、命があることや
他の人が大事にしているものがあること
をお母さんの心を通して、子ども達は感じていきます。

お昼ご飯が終わった後
スタッフの「ちゃい」がテントウムシを見つけました。
テントウムシだよとこどもたちに見せると
子ども達は、じっとみています。
目と心がテントウムシのちいさな動きに、釘付けです。
ひっくり返ったらテントウムシの6本の足が細かく動きました。
動いていたらまたひっくり返り、元の赤と黒の背中に戻りました。
「ちゃい」の指をのぼります。
登り切ると、テントウムシ、羽をぱかっと広げました。
ぱかっと羽が出た瞬間、こどもたちもびくっとしました。

小さい小さい生き物が、一人で動いてる不思議。
不思議と思うことから、探求がはじまります。

楽しいとおもうことは繰り返し遊びます。
クローバーぬりぬり
Aちゃん、昨日Mちゃんといっしょにやっていたクローバーの色ぬり
次の日もやっていましたね。
ロケットストーブ
今日は杉の葉を拾ってたき火をしました。

※2月8日はお休みです。
2月の集合場所はいまのところ「こうじがや駐車場」(クレー射撃場入る)です。
よろしくお願いします。

「里山のかやねずみ」1/31伝え合う喜び

氷が厚く張っていました。
ほらすごい!こんなにたくさん氷に乗ってる。
スケートリンク

自然は、必然がかさなりあって、存在しています。
冬には冬の必然が。
こどもたちが気づきます。
「あれ、この前、こおってたのに、今日こおっていないね。
 寒いのにこおってないね~」
なんて日もあれば、
「こおってるね~」という日もあります。

Mちゃんが氷の上を泳いでいました。
6月Mちゃんはこの凍っていなかった田んぼで泥あそびをしていました。
泥の中に入り、ムツゴロウのように這って泥の感触を前身で感じていました。

ひとりひとり、場所やものの感じ方やとらえ方がちがいます。
それをまた、お互いに伝え合い、共感しあうのも
すてきな体験ですね。
棒人気
今日は棒で遊んでいる子が多かったですね。
お母さんや、友だちのお母さんに見守られながら
いろいろな見立てあそびが見受けられました。

うれしい日向
小さいお友だちも今日はひなたぼっこ日和。
暖かくていいきもち。
「いいきもち」が大好きな人と感じられる幸せっていいですね。

※2月8日(金)「里山のかやねずみ」お休みです。

「里山のかやねずみ」1/29あそびをつくる

火曜日の青空広場です。
2才なろうとしているKくんもお母さんと一緒に山の道を
のぼってきました。ちっちゃい身体全部使って、転がるように走ります。
走った先に、木がありました。
見上げると3才のYくんがいます。
ぼくも
Kくんも、のぼりたくて、足をかけました。
自分ではできないと思い、そばにいるお母さんに
手をさしのべました。

「のぼりたいよね~、Kちゃんもおっきくなったらのぼれるよ」
Yくんのお母さんが言ってくれました。
「のぼりたいよね~」Kくんのお母さんも言ってくれました。
しばらくの間、kくんはYくんを見上げて、またどこかへとことこ歩いていきました。

みんなで集めて
こちらは松を集めています。
SちゃんとAちゃんが手をつないでジャンプしていたので、
もっとはずむように、みんなで落ち葉を集めることにしました。
棒を使って集めていると、
Hくんと小さいAちゃんも手伝ってくれました。
Hくんははたらく車になっています。
おしごとおしごと。
ジャンプ
こんもりした
落ち葉のお山ができました。

あそびはこどもから生まれ、こどもたちの間でひろがり、
終わりは子ども達が決めます。

あそびのはじまりとおわりが子どもの思いにゆだねられていることが
「あなたはあなたで、すばらしいよ」という
メッセージをその子に送っているということになります。

子どもの今を感じともに楽しめる大人が周りにたくさんいることが
子どもの幸せだと感じます。

かやっこには、
子ども時間をこころから楽しんでいらっしゃるお母さんたちが
たくさんいらっしゃいます。寒いけれどいらしてください。
参加して、何か一つ心におみやげがあったらいいなと思います。

※2月8日(金)かやっこは休みです。

【ご注意】里山のかやねずみ2/8(金)休み

いつもご参加ありがとうございます。
明日2月8日(金)の里山のかやねずみですが、スタッフ研修のため
休ませてください。
急なお知らせですみません。
金曜日に都合を合わせていらっしゃる方々には、重ねて申し訳なく思います。

ご理解のほどよろしくお願いいたします。

「里山のかやねずみ」1/25お母さん力

集合時間の10時、雨雲が風に吹かれてやってきて
少し雨を降らせました。でも大丈夫晴れるはず。

にぎわい広場集合で、山を登った青空広場に行きました。

傾斜の急な階段ですが
自分の力を試すように、のぼっていきます。
一歩ずつ、おじさんの作った階段(ステップ)を踏みしめていきます。
登り切った時にはちょうど身体が温まって、ささやかな達成感もあります。
広場で過ごしました。
ピザやき
一生懸命ピザを焼いてくれる男の子。
お母さん達と話しました。
「焼くっていったら
私たちの頃は、おもちやおいもだったのにね(笑)」
日だまりでも
お母さん達がにこやかに楽しそう。
ひだまりで
お母さん達は
自分の子どもだけではなく
子ども達みんなに温かい言葉をかけてくれます。
「そうなの~」「すごいね~」「すてきだね~」と。
冷たい風も忘れてしまうほどの心の温かさです。
他のお母さんの接し方や手の出し方を学ぶことができるのも
かやっこの醍醐味だと思っています。
多様な親子関係。
お母さんのその人らしさや、お母さん自身の成長も
見守り応援していきたいと思っています。
お母さんと

「里山のかやねずみ」1/24またまたグリクラへ

またまたグリーンクラブへおじゃましました。
グリクラさんはとても暖かく、風があまり吹かない場所です。
子ども達は
グリクラさんの作業小屋が好きです。
花見亭という東屋もあります。
花見てぃ
荒れ放題だった土地にサクラを植えて、
古い小屋を丁寧に改装してつくった場所です。
休憩
人が手を加えるってなんて、あたたかな場所に
なるんだろうと思います。

木登り広場には
倒木を利用して、丸太を馬の形に組み立てたものがあります。
木登り
「これは、子どものおうまさん」
「こっちはおかあさん」
「おおきいのはおとうさん」
っていっていました。
乗せてもらったお礼に、
首のあたりをなでてみたり、
えさをあげたりしています。
こどもたちのイマジネーションや
ファンタジーを創り出すちからって
すごいな、そしてすてきだなって感じます。

大人が想像もしない豊かな感性と感性のやりとりが
響き合って、みずみずしい瞬間を次々に生み出していきます。
子ども達の感性って本当にすばらしい!!!
※2013年度「里山いっぽ」では、満3才の子ども達のあずかりを
実施予定です。ただいまエントリー期間中(2/8まで)です。
まだ早いのでは?と考えていらっしゃる方も多いことと思われます。
ひと月ひと月の成長はめざましく、3才のお誕生日を迎える頃は
言葉も上手になってお友だちにぐっと興味が向いてきます。
少しの時間お母さんと離れるからこその緊張感と、おともだちとのやりとりにおいて
の発見や楽しさの中で、自然に身体も健やかに成長していきます。
保育者と密で温かな信頼関係を保ち子どもの成長を見守りませんか?
ぜひエントリーお待ちしています。気軽にご相談ください。

「里山のかやねずみ」1/22雨降ってたよ

1月22日火曜日、雨の予報でしたが、雨のお散歩を実施しました。
かっぱをきて

いつもの場所も雨が降っていると
雰囲気が変わります。
小鳥たちは少々の雨でもとんでいます。
雨を喜んでいる風にも見えます。
雨が好きな生き物たちが活発に動き始めます。
その一つカタツムリ。
真冬にカタツムリがでているのを
初めてみました。
木の実
子ども達も
いつも気づかないものに
目が向くようです。
見えてくるものが違ってくるのが
不思議です。
竹林
また雨のお散歩実施しますので
ぜひご参加くださいね。

「里山のかやねずみ」1/18グリーンクラブへ

プログラムの報告が遅くなって申し訳ありませんでした。
来年度の「里山のかやねずみ」は、みなさまのご理解とご協力を心しての
出発となります。スタッフ一同、かやっこがすばらしい子育ての場となるよう
精進していきます。

子ども達一人一人が力強く育って行く場、
お母さん達が子どもの心を確かな目でとらえ、子どもの素の姿を尊重して見守れる場として、
より深いかかわりをもちたいと考えています。
氷

012才という人としての基礎をつくっていく大事な時間。
目に見えないものを育てていく大切な時間。
子どもには子どもの時間が流れていて、
その子が織りなすあそびや行動につきあうことが
その子がその子であるすばらしさ、
(一般的に言われる)自己肯定感、自己有能感につながっていきます。
また様々な生命に囲まれた環境に身を置くことは、自然に生命を感じ
自分の生命、友だちの存在を大事にする心につながっていきます。

人生のはじまりの基礎を作る時期。
その基礎が確かなものであれば、その子は自信をもって
力強く自分の道を切り開いていけます。そして
親も子どもとともに成長していく自分を感じられるはずです。

長くなりましたが、来年度もどうぞよろしくお願いいたします。

18日金曜日。
金曜日ではめずらしく、ロングコースで歩きました。
冬はたくさん歩いて身体を温めていきます。
お散歩の途中で、長い棒を見つけました。
2才過ぎると、自分より大きなものに興味を持ってきます。
大きな物を一人でもてたり、動かしたりできるので
とても嬉しくなるようです。
長い棒
グリーンクラブにつきました。
グリーンクラブでは、いつもおじさん達が
「よくきたね~」
「遊んでいってね~」と歓待を受けます。
ありがたいです。
めじろ
とっちゃんがメジロを見せてくれました。
ウグイス色をして
目の周りが白いメジロを
子ども達が囲みます。
自分よりずっとずっと小さい小鳥なのに
近づいてくる子ども達の顔に緊張があるようです。
小さな生命と出会うときこどもたちは何を思うのでしょうか。