さあ、始まるぞ!というタイミングで
雷と雨の荒天に晒され、泣く泣く延期になってしまった
夏休み明け初日。
次の週。随分間が開いてしまったけど子ども達、どうかしら?
というスタッフの心配をよそに、元気な笑顔で来てくれました。
なんだか、みんな少し大きくなって、一段と逞しくなったようです。

18日。まだ、暑い日もあって、夏だったっけ?と
思ってしまいますが、森には、ちゃんと秋が巡ってきましたよ。
グリーンクラブさんに行くと、ほら、こんなに大きいな
栗を発見!

1人が見つけると、僕も!私も!と、イガのトゲトゲにも
負けず、クリ探しが始まりました。
やった事のある子が、足を使ってイガから栗を出す方法を
教えてくれたり、まだとれてない子に分けてくれたり。

「イガを持ってかえるの。」
と、器用にトゲを持って集めてるのはMちゃん。
イガ付きの栗を飾るだけでも、おうちに
秋が来るね。

斜面を駆け下りるのだって、みんなとやると
こわくない!楽し~❤
慎重派の子達も、ちゃんと自分で考えて
斜めに歩いて、確実に下りていきます。
「怖い~」って言う子が一人もいなくってびっくり!

写真がなくて残念ですが、この日は、秘密基地にも行きまして。
お山のブランコに、初めて挑戦した子がいたんです。
ちょっと高くて、苦戦しているその子を、
みんなが、「ここ持つといいよ」、「一緒に持ってあげる」
とお手伝いしてくれて、登ることができたんです。
乗せちゃうのは簡単だけど、ちゃんとその子が自分で頑張れる
手助けをしてくれたのが、「この子達、わかってる~!」と
嬉しくなりました。
やっほの仲間は素敵だね❤

25日。
また、クリ拾いしようね。なんて言ってたけど
実は、延期になってしまった日。仕掛けをしていて、
子ども達に魚を見せてあげようと思ってたので。
急遽川遊びに!
川遊びの心積もりじゃなかったお母さん達、ごめんなさい。
自然相手で遊んでいるので、臨機応変をモットーに
活動をしております。ご容赦ください。

ほら、日差しが眩しいくらいで、お水が気持ちいい!

そして、今日は大きくなった、幼児さんだからこそ行ける、
本流のほうへ、仕掛けの魚を取りにいきました。
危ない時、自分の身を守るためには、人の話を聞く。
ということが、しっかり身についている子ども達。
滑って危ない所。歩きやすい所の話をしっかり守って
お魚を連れ来てくれました。
「お魚、初めて触った!」
「ぬるぬるしてた!」「ひんやりしてる」
「どうして持ちにくいのかな?手足がないから?」
初めての体験に、子ども達はちょっと興奮気味に話してくれました。
自分で触ってみないと分からない事が沢山あるね。
「ぎゅって持つと、かわいそうだよ」と、
魚のことを労わってくれる言葉も聞かれ、嬉しかったわ❤

Oちゃんは、初めてカニが持てたんですって。
それも、結構大きなサワガニ。
はさまれそうになるのを気をつけて、優しく
持ってくれていました。

そして、この日は、今まで以上に弾けた子ども達の姿が。
ビニール袋に水をいれて、穴を開けて水を飛ばしてみせると
「どうすんの?!」「お水がはいらない~」「穴あけるのどうするの?」
お水を汲むのも、川だと勝手が違うようです。
「やって~」と言われても、手は出しません。
自分でやることで、よく観察し、ひらめいてはやってみて。
自分なりのやり方を見つけるプロセスが大切だと思うからです。

自分で汲めるようになった子ども達と、水かけ祭り~!
どんどん水を使うから、「やって~」なんて言ってられないもんね。
いつの間にか、汲めるようになっていて。
スタッフに上手くかけた時のいたずらっ子ないい顔といったら❤

それまで川に入らなかった子が、水かけ祭りにどんどん
参加してくれていたのが、とっても嬉しかったです❤

水に濡れた服を着替えるのは、大変でしたが
みんな頑張ったね。
お母さま方にも、お着替え準備、お洗濯もの、色々お手数をかけます。
ぜひ、やっほに行く準備物も子ども達自身でやってみて、
「何があるといい?」なんてお話をしながら、
お母さんがチェックしてあげてください。
じぶんでやってみる分、自分できるチカラが
しっかり育っていくと思います。
10月も、どろんこになる日があるかもしれませんが
ご協力のほど、よろしくお願いします。

里山のかやねずみ:大野