冬の足音がひたひたと聞こえてきたこのごろですが、
今日の里山はぽっかぽか。
おうちの中でじっとしてると寒く感じる日も
お外に出てみたら意外と暖かったということも多いのが静岡の気候ですね。
  

  
とんぼ池はみんながのびのび遊べる素材がそろっています。
最近のはやりは藻釣り。つりざおを垂れる子どもたちの表情は新鮮そのもの。
釣れたら、お母さんと大喜び!!
お母さんも自分と同じ気持ちで隣で喜んでくれるのが子どもにとっては嬉しいんです。
 

  
ぽっかぽかの陽気に誘われてテントウムシ達もたくさん姿を見せてくれました。
テントウムシをぎゅっと指先でつまんでしまって、テントウムシが動かなくなっちゃったAくん。
「テントウムシさん、動かなくなっちゃったねえ。いたかったのかな。ごめんね。」
ってスタッフが話しかけると、
「ごめんね。ごめんね。」ってAくん。
さっきまでは、手当たり次第に捕まえようとしてたけど、
その後は他のテントウムシが現れても、じっとじっと観察していました。
 
虫の触り方は、触ったことがないと分かりません。
虫さん達には申し訳ないけど、1匹握り過ぎてつぶしてみて初めて分かることがあるんです。
むやみやたらに大人が制止するのではなく、
動かなくなった虫を前にその子とどう向き合う時間をもつか。
Aくんは今日、いろんなことを感じ取ってくれたと思います。
経験を積むことで、虫を逃げないようにでもやさしく捕まえることができるようになります。
  
実体験はお勉強して学ぶより、もっともっと多くのことを実感をもって学べるチャンス。
かやっこの活動中にはそんなチャンスにたくさん出会えます。
 

  
すこし肌寒い日も増えてきました。
一番外側に、薄手でもいいのでウインドブレーカーのような
風を防げるものを羽織るだけで、親子とも暖かく活動できますよ。