今日もいいお天気に恵まれました。
風がやむと暑いくらいでした。
山側を、それぞれのペースで楽しみました。
山側の下の段でも原っぱがよく見えて座り込んで眺めていたり、
丸太をトントンして音を楽しんだり。
こどもが今何を感じているか、何に心が向いているか
お母さんがそっと寄り添ってくれるから
安心して夢中になれる。
素敵な時間が流れます。
穴がたくさん空いた大きな葉っぱを見つけました。
おかあさんといっしょに観察しました。
不思議だな~、どうしてかな~、すごいな~。
心の中でたくさんつぶやいて、
おかあさんと分かち合って。
原っぱには、隠れ家がありました。
恐る恐る入ってみたり、枝を見つけてさらに立てかけたり
隠れ家に完成はないのかも…
二人、三人とともだちが集まって
お話しながらイメージが膨らんで。
今日はみんなの表情がとても豊かになった一日でした。
おかあさん、ありがとう。
年別アーカイブ: 2013年
【里山のかやねずみ】4/16虫、ムシ、むし
遊木の森での活動が2週目になりました。
今日も東屋の横で始まりの会をしました。
先週よりもさらにたんぽぽが咲き乱れ、
綿毛もぐ~んと増えました。
かさこそかさこそ、生き物の気配を感じて
山の下の段からお散歩です。
いましたいまし、カナヘビくんが!。
一生懸命追いかけたけど、なかなか捕まらなくて…。
お母さんたちが頑張ってくれました。
虫探しばかりではありません!
自然物を使ってこどもたちのイメージは膨らみます。
お料理したり、花束を作ったり。
綿毛をお母さんの服にスルスルーってして
綿毛がくっつくのを発見してワクワクしたり。
それぞれに色々感じて遊びます。
生き物は、他にもたくさんいました。
ちょうちょにダンゴムシ、てんとう虫、シャクトリムシ…
本日の絵本にもたくさんの虫が登場して
生き物をいっぱい感じる一日でした。
【里山だっこ日和】4/26 ぽっかぽか野遊び
今年度もスタートしました、だっこ日和です!
2013年度は春、秋、初春と3回(各2日セット企画)を予定しております。
第1回は、「春のぽっかぽかの遊び」。
4ヶ月~11ヶ月の赤ちゃん&お母さん12組24名のご参加をいただきました。
前回参加したよ~という方も多く、遠くは三島から!ありがとうございます!!
だっこ日和の参加者さんは本当にさまざま。
「もともとアウトドアや自然活動が好きなんです!」と、
だっこ日和をお子さんと初めて一緒にできる自然活動として参加されるお母さんもいれば
逆に
「虫とかアウトドアが苦手なのですが、
子どもにはこういう場所に身を置くことを知ってほしい」というお母さんも。
入口はどこからでも。
この気持ちのよい「里山」という空間に身をゆだね
「だっこ」という一番近いところで
赤ちゃんが周りの何かを感じている姿や
お母さんが見つけた感動を共有していただけたら嬉しいのです。
春と初夏が交差するこの季節。
スタートのトンボ池にはオタマジャクシとメダカが元気に泳ぎ回り、
カエルもグワグワごあいさつ。
春と夏が少しずつまじりあった里山をお散歩すると
ほんのり色づき始めたヤマグワ
花が終わり実を着け始めたクサイチゴ
スーパーで売っているのよりも3倍も4倍も大きい三つ葉
原っぱにつんつんと顔を出しているスイバの花…
スタッフがスイバの説明をすると、
「そういえば、小さいころかじってたことを思い出しました」
というお母さんも。
スイバのその花を見て、形を見て思い出されたわけではなく、
かじってみて、その酸っぱさが記憶に蘇ったのではないでしょうか。
香りや味、柔らかさ、温度、風…
どれも図鑑には載っていないくて、その場でないと感じられないもの。
そうそう!
スタッフが捕まえて目の前で見せたカエルを
むぎゅっとつかんでくれたMちゃん!
カエルは苦手!!というMちゃんのお母さんも、
「ヒャーッ!」の気持ちをぐっと飲み込んで見守ってくださいました。
カエルのあの感触・柔らかさも、触ってみたその場でないと感じられないものですよ
ね^^
普段だったら絶対「ダメ!」「ヤメテ!」なことも
「だっこ日和」のこの場所でなら「いいよ」と見守れるというお母さんも。
お母さんひとりだとどうしていいかわからない自然とのふれあい方も
同じ想いを共有する他のお母さんやスタッフと一緒だと
心強くてそのまま受け止められのかもしれません。
春のセット企画、次回は5月17日(金)開催です。
少しロングコースのお散歩ですが、若干名5/17のみの参加も受け付けています。
今回、皆さんとお散歩の途中で摘んだ野草でお楽しみがあるかも!
お山も夏向けに模様替えしながら皆さんをお待ちしています^^
【活動の写真は後ほど追加します。少々お待ちください。】
【研修】6/16(日)『野外活動スタッフ入門』開催!(無料)
山田辰美先生(常葉大学教授)を講師にお招きして、
魅力ある里山の活動をスタッフの視点で解説し、実践的に体験できる、
驚きと発見と納得盛りだくさんの2時間半です!
静岡市の日本平に残る里山で、親子で行う「田植え」の活動を見学。
大勢のボランティアが関わることで、
次世代の子どもたちへ、里山の文化や生き物の大切さを伝えることのやりがいを学びます。
※ 希望者のみ、近隣の里山施設へオプションツアー有り。
『野外活動スタッフ入門』
*とき: 2013年6月16日(日)9:30~12:00
少雨決行
*ところ: 静岡市駿河区谷田 エコエデュ事務所
*参加費:無料
*定員: 15名
*お申込み期間:5/20(月)~6/10(月)
※ 申込フォーム、またはメールかFAXにてお申し込みください。
※ 希望者多数の場合は、抽選とさせていただきます。
*講師 山田辰美先生(常葉大学教授)
*こんな人にオススメ!
・野外が好きな方!
・体を動かすことが好きな方!
・人と関わるのが好きな方!
・しずおかの方大歓迎!
・大学生大歓迎!
(親子参加はご遠慮ください)
**********
2013年度のステップアップ研修プログラムは、
日本たばこ産業株式会社様より「JT NPO助成」をいただいて実施しております。
【報告】4/27ecoプラン「春の幸♪野草天ぷらと竹筒ごはん②」
昨年は「参加したかったけど、日が合わなくて・・・」という声にお応えして、
今年度は、同じ活動を2回行うことにしました!
というわけで
“野草天ぷらと竹筒ごはん”2回目の報告です。
前回より、ちょっと緑が濃くなったような気がします。
さあ、美味しそうな野草を求めてしゅっぱ~つ!
おっとっと、竹の一本橋です。
まさか、この竹を使って、、、
こんな真っ白なご飯が炊けてしまうとは!
前回も用意したけれど、今回もお昼のお楽しみに「野草茶」を出しました。
そういえば前回はその答え合わせを忘れてしまったけど・・・
正解は、ヨモギ茶とスギナ茶でした♪
今回は、少し大きい子たちが多く参加してくれたおかげか、
少しワイルドな遊びがはじまりました!
丸太にまたがったまま、少しずつ前に進んでいきます。
実は、結構高いところにあるんです!!
子どもそれぞれ「自分でイケる」と思ったらチャレンジする。
そんな場がたくさんあるのも森あそびの醍醐味ではないでしょうか。
興味も子どもそれぞれ。
こちらは春の草花を詰め合わせたお弁当ができあがりました♪
竹が一番水を含んだこの季節。その竹でご飯を炊くことで、竹の香りがほわ~っと。
野草の新芽のお味はどうだったかな?たくさんのイモムシやお花も見つけたよね!
みんなの中に、少しでも“春”の心が伝わりますように。
里山いっぽ5/2へびさんニョロニョロ
泥水池で遊んでいる時、水面をニョロニョロスイスイと泳いでいる生き物がいました。
「あ!蛇だ!」
珍しい名前を聞いて、子ども達が駆けつけます。
水の上を泳ぐヘビを見るのは初めてだったのか、子どもの目はそれに釘付けです。
さとちゃんが近づいて頭をつかんで捕ってみる。
腕に絡まって動くヘビ。毒はないけれども、間近でみるのはあんまりない。
暫くじっくり見た後にヘビを逃がしてあげました。
捕まえていたさとちゃんも内心ドキドキしていました。
トンボ池では皆でお店屋さんごっこ。
竹の筒をつかってお花やヘビイチゴを入れたりしてスープ作り。
隣ではサンドイッチ屋さん色々と挟んでます。
ブンブンは葉っぱを畳んで竜のヒゲで縛ったお土産さん。
さとちゃんは葉っぱをステーキに見立てたステーキ屋さん。木の棒二つ持ってナイフとフォーク代わり。
遊びのイメージがなかなか湧かない子どもにも、大人のちょっとしたきっかけ一つですぐさま広くなります。
ホリデーでは昨日取ったツルグミが美味しかったらしく、今日もまた採りに行きました。
「あそこにチュルグミあるよ!」
指をさす場所見ても中々みつかりません。
好きな物を見つける子どもの観察力には驚くばかりです。
元々鳥や虫に食べられて少なくなっていたツルグミも、今日でほぼなくなってしまいました。
しかし、ただ採っただけでなく、それをお母さんやお父さんにも見せてあげたいという子ども達の心には、
その子自身の思いやりの心が育ちつつあるんだなと思います。
山の活動では珍しい生き物がたくさんいます。
それに伴って、危険な生き物もまた少なくありません。
今日出会ったヘビも無毒ですが、噛まれれば痛みを伴います。
そうやって生き物にふれ合いながらも、何が危険で何をしてはいけないのか教えてあげていきたいと思います。
里山やっほ5/1釣ったり掘ったり
晴れです。
ポカポカ陽気のトンボ池は先週とは別の顔をしながら子ども達を迎えてくれました。
水の中にいる黒い塊なんだろう?
よくよく見るとオタマジャクシ達が固まっています。
手で掬ってみると、あ!足と手が生えている!
木の棒を使って水藻を取っている子たちがいます。
お水のお掃除でもしているのかなーと思っていたら、「わかめ釣りをしているの!」
バケツに半分ほど溜まった藻は、子ども達が協力して取った分です。
途中水に嵌って靴やズボンが濡れてしまった子も、しかたないなーといった顔で済ませてしまいます。それだけ楽しかったのでしょう。
前回最後に遊んだ場所では、根っこが一体なんなのか皆で再度考える。
見えている部分を鋏で切って、断面図を見せてみる。
「木だ」「木だね」
ごぼう、ニンジンと予想して、実際はどんなものなのかと確認する。
なーんだと思ったり、そうだったのかと感心したり、子ども達の反応は様々です。
グリーンクラブギャラリー裏にある竹林で竹の子掘り。
地中からニョッキリあちらこちらに生えていてどれを取ろうか考え中。
大きいものでも小さいもので、力いっぱい倒さないと折れてくれない。
一人でダメなら二人でやってみよう。力を合わせてうんとこしょ!
やっと抜けた竹の子、大きさはまちまちだけど苦労したのは一緒。どの子も誇らしげに持っていました。
回数が重ねるごとに、子ども達の関係性も密になってきました。
最初は知っている子のみと動いている子どもも、段々と他の子と一緒に行動するようになりました。
初めはお母さんと一緒じゃないと不安だった子も、同年齢の子と手をつなぎお互い励まし合って山を登りました。
こうした自然を通して他者との関係作りや思いやりを持つ行動を、これから見守りながら発見していきたいと思っております。
また来週も遊ぼうね!
里山いっぽ5/1いちごの日
いっぽに新しい友達が見学に来てくれました。
いつもよりも人数が多かったので、周りのお友達もワクワクしています。
5月にもなると、じんわりと暑くなる日が続いてきました。
冬の時期は地面が見えてしまうぐらい草がなかった場所も、
今は鬱蒼と茂る姿はジャングルの様です。
そんな中でひと際大きな赤い丸がちらほら。
温かくなってきたので、くさイチゴが実ってきました。
ヘビイチゴとは甘さも大きさも全く違うため、初めて食べてみてとても美味しかったのか、
もっと食べたいもっと食べたいと子ども達が言ってきます。
あっという間に赤く熟した実がなくなり、なくなった後も名残惜しそうに採れた場所を探す。
くさイチゴはまだまだ実りそうなので、これからが楽しみです。
楽しみと言えば、ホリデーにあるツルグミも楽しみの一つです。
鳥に食べられないようにとネットを被せられた木の中に、赤くて細長い実がちらほら。
手で触ってみるとプニプニしてて食べるととても甘い。
たちまち子ども達のおやつになりました。
見知らぬ場所、食べた事ない物、知らない人達。
初めて参加する子どもはワクワク期待しながらもドキドキと不安もたくさんです。
泣いてしまう子どももいます。
しかし、自然の中で活動していくと、段々と緊張が解きほぐれてその子本来の顔が表れてきます。
その子のありのままの姿を受け止め、自然と日常の生活を結びつけ、そこから生まれる他の子ども達との共感や思いやりが育んでいけたら良いなと思っております。
【報告】4/28びく石宝さがし隊(環境楽校)
4/28(日)びく石宝さがし隊12名が藤枝市瀬戸ノ谷に集結!
さあ、春の宝物が自分の目と耳と鼻と口と手で見つけられるか?!
せまい道、すべる道、急な登り坂…
様々な関門をチームワークで乗り越えて…
発見!
葉っぱの上になんか乗ってる!
葉っぱの上に花が咲いてるよ!
どうなってるの?
ビオトープガーデンに着いたら、もうお昼。
みんなでお弁当食べたあとは、春の色さがし。
緑ばっかりと思ったら、他にもいろんな色がたくさん!
緑もおんなじじゃなかったよ。
黄緑に深緑に、赤っぽい緑に…そう、み~んな違う緑!
がんばって下りてきたごほうびは…
昔ながらのおやつ!
あ!あたり!
やったね!
みんなそれぞれの宝物を胸にしまって、帰りましたとさ。
「里山のかやねずみ」ご注意!5/2お休みです
こんにちは。
いつもかやっこにご参加いただきありがとうございます。
5月2日(木)の活動はお休みします。
静岡市の青葉イベント広場で行われる
児童福祉週間の街頭キャンペーンでPR活動に参加するためです。
時間は11:00~13:00までです。
お時間がありましたら、是非遊びに来てくださいね。
よろしくお願いいたします。