いよいよ里山QUESTが始まりました。

水曜コースは、当初の計画を変更して、2年生時の参加者に限って新3年生を受け入れています。

3年生に「縁の下の力持ち」としての活躍を期待しています!

 

自己紹介を終えた後、

『QUEST』の意味を伝え、

「じゃあ、もし『わからないな~、できないよ~』ってなった時はどうする?」と聞くと、

「あきらめない!」

「みんなで考える!」

「調べてみる」「友達に聞いてみる」

「本に載ってなかったら、違う本を見てみる」

「できる人が教えてあげる!」

と子どもたちの口から『QUEST(探究)』の実践方法がでてくるではありませんか。

子どもたちにはわかりやすさを優先して『探求』と伝えましたが、正確には『探究』です。

いつか、きちんと説明するつもりです。

 

いつものように「何がしたいか」を出し合った後、さあ里山に出発!

 

新隊長が並び方を伝えます。

どうやら、新1年生のことを考えているようです。

 

時々、新隊長と旧隊長(今年は「総監督」なんだそうです)が相談しながら進みます。

3年生はサポート役なんです。

 

途中で、テントウムシを発見!

「テントウムシは高い所まで行くと飛ぶんだよ。ほらもっと高く!」

3年生が1年生に教えていると、みんなが集まってきました。

 

今日は、先週忘れてきた水筒を取りに行きながら、木登りとターザンをするんだって。

森の中へ入っていきます。

 

水筒はちゃんとありました。よかったよかった。

すると、新隊長が

「ここに水筒をまとめて置くよー。そうすると忘れないから」

なるほど、考えてるね。

 

2016年度の最終回に発見したターザンロープにまっしぐら!

これはツルでできた天然のターザンロープです。

まずは総監督が

「点検しまーす」と自らブラーン!!

安全を確認して、「はいどうぞ」

 

経験済みの3年生が次々とターザン!

さあ、1年生の番です。

ツルをつかんだものの、「やっぱ、やめる」

怖いんです。

 

すると、総監督がやってきて、

「ここをこう持つんだよ」「ここを足ではさんで」

と手取り足取り。

「ああ、なんだか怖いなぁ」

1年生ではなく、見てる3年生が怖くなってきちゃいました。

「いい?放しちゃだめだよ」「それ、いってらっしゃい!」

おそるおそる、送り出しました。

ターザンが戻ってくると…

待ち構えて、着地をサポート!

「できてよかった」

 

次々と1年生がターザンになっていきました。

うまいうまい!着地もうまい!

おお!かっこいい!

 

新隊長が総監督に、

「ぼくもサポートしてみたい」と言って代わってもらいました。

「ここをしっかり持って」

3年生の真似をしてやってみます。

総監督が心配そうにそばで見守っています。

 

出発前はいいけど、やっぱり着地のサポートは難しい。

1年生をしっかり受け止められません。

難しいところは、3年生が助けてくれました。

こうやって伝わっていくんだね。

 

簡単そうに見えるけど、やってみると難しい。

やってみたからこそわかることがあります。

「やりたいことをやってみる!」

これが『QUEST』の始まり。

 

これからこのメンバーで、どんな『QUEST』が展開されるのか、

ちかりんはワクワク♪しています。