日差しが眩しくなり、夏の気配が
感じられるようになったはらっぱ。
子ども達にとっては、ジャングルの中を歩く
くらいの背丈に草が生い茂ってきました。

ギシギシや、スイバの実は
下からしごいてとると、ポロポロ気持ちよく
こぼれ落ちてきます。
いっぱい集めて、パッと散らして遊んだり
お米、といって集めてみたり。
遊び方に決まりなんてないので、
なんでも出来る万能のおもちゃになります。

暑くなってくると、いよいよ
虫たちの出番。
たまたま見つけた葉っぱに
青虫がついていて、ママはびっくり!
でも、大きな声を上げることなく
その虫を子どもと一緒に観察し始められました。
「よく見るとかわいいかも?」

子どものため、頑張っておられたところから
新しい発見が生まれ、物の見方が変わった
瞬間なのかもしれません。
苦手なものを克服するのって大変ですが
そんなに構えなくても、視点を変えることで
世界観は変わる。
とっても大切なことを気づかせてくれました。

お山の赤い宝石、草いちご。
ようやく大きい実をとることができました。
初めて食べた子ども達も、そのおいしさに
もう夢中です。
そっと、とって、大事そうに眺めてから
美味しそうに味わっていました。

今日はお楽しみ日明けなのに
なんと、17組の方がきてくださいました。
その割に、バラバラになることもなく
和やかな空気になっているのは
参加者のお母さん方同士が
良い雰囲気を作ってくださっているから。
子ども達も、だんだん仲間意識が芽生え
「いっしょ」
なのが楽しいようです。
これから、もっといい仲間になれそうです。

そろそろ森は美味しい恵みがいっぱいに
なる季節です。
ぜひ、味わいに来て下さいね。

里山のかやねずみ:大野