昨日の嵐で、遊木の森がどうなっているのか
心配でしたが、大きな倒木もなく、
少し開始時間が遅れただけで、いつもの様に
かやっこを始めることが出来ました。

ただ、山登りのコースは、安全確認に
時間がかかるため今日は登れません。
そこで、リスのおうちの方に行ってみることに。
道中、昨日の嵐のせいで、小枝がいっぱい落ちています。
拾って両手を使って折ると、
ぽきん!といい音。
でも、この動作、案外難しくて
1歳さんはチャレンジしても、なかなか折れず。
出来るようになるのはいつぐらいなんだろうね。
こんな小さな動作からも成長が感じられます。

「ちょうちょ!」と
見つけたのは、見事に体は食べられて、
羽根だけになった蝶々。
ふーっと息を吹きかけると、
ふわっと動くことに気が付いた子ども達。
そのうちみんなで、フーフー!
大人は余分なことを考えてしまいますが
羽根の不思議が実感できた瞬間だったようです。

りすのおうちは、前理事長の力作。
木の階段やベット、松ぼっくりのランプまで
ついていて、本当におうちに見えるので、
いつも、誰かが木の実などを置いてくれています。

梯子に登ってご飯食べるのかな?
と、想像を膨らませた子ども達。

近くで見たいのに高いのでよく見えません。
なんとかよじ登って、松ぼっくりランプを触りたい!
スタッフがひざを貸して登ると、つんつんゆらゆら。

たったそれだけのことですが、みんななぜかやりたい。
順番にならんで、待っててね。
やりたい気持ちを抑えつつ、ちゃんと順番守れたよ。

嵐の後だからか、小さなシャクトリムシや
ダンゴムシ、ミミズやバッタなどを
沢山見つけた子ども達。
触れない子も、お母さんがまず
やってみせてくれるので
随分触れるようになってきました。
(触る人が多いと案外そんなものと
思えるとMちゃんママ談)

子どもにとって、世界を知る一番の
窓口はお母さん。
お母さんが楽しそうに一緒に遊んで
くれることで、子どもは新しい世界へ
安心して一歩踏み出せるんでしょうね。

じっくりじっくり遊んで食後、はらっぱへ。
嵐の中でも、まだ桑の実が頑張ってくれていました。
今日初めて桑の実を食べたKちゃん。
最初は警戒してたのに、すっかり虜に。
落ちてる実で、お絵描きを始めたお友達。
手形や、葉っぱのスタンプもしていて素敵な作品に。

さて、6月もあと1週を残すのみ。
空梅雨だったので、雨も大事だけど
あんな嵐はもう勘弁してほしいなあ。
みんなと楽しめる優しい雨でお願いします。

<今日の絵本>
ノンタンあわぷくぷくぷぷぷう
おっぱいいぬ

里山のかやねずみ:大野