子どもたちのチカラでQUEST-探求-する、里山QUEST

週一回、水曜日の放課後に里山に集い、それぞれのQUESTを深めています。

 

「〇〇の秋」をテーマに、秋を感じるものを探したり遊んだりしていた最近の里山QUEST。

紅葉を探しに行ったのにイモリを見つけたり。

 

 

地図を元に散策していたら、フユイチゴ摘みになったり。

 

子どもたちは好奇心のかたまり。

最初の目的と活動が変わっていくこともありますが、それぞれがQUEST-探究-できていればOK!です♪

 

さて、散策中に見つけたフユイチゴという野いちご。

「来週はフユイチゴのジャムを作りたい!」ということで、みんなでジャム作りに挑戦しました。

 

まずはフユイチゴ摘み。

たくさん採りたいけれど、ジャムを作る時間も必要。

「早く戻らないと、おやつが食パンだけになっちゃうよ!」

そう、この日はジャムを作ると決めていたので、おやつは食パン。

ジャムが作れないと、素の食パンになってしまうのです!

 

味見という名のつまみ食いをする子、一心不乱にフユイチゴを摘む子。

それぞれのペースでフユイチゴを摘みました。

 

 

さて、エコエデュ事務所に戻って、早速調理開始!

絵本に載っていたイチゴジャムの作り方を参考に作ります。

 

フユイチゴを洗って、鍋に入れて、火にかけて、混ぜる!

「ぼくも!」「わたしも!」

みんなで順番にかき混ぜていきます。

 

水分が出てきたら、お砂糖を入れます。

本には「イチゴの半分くらいの量」と書いてあったけれど…

ドサッ!

…豪快に作っていきます。

 

煮詰めたら、フユイチゴジャムのできあがり~!

 

みんな揃って「いただきます!」

 

 

とっても美味しい手作りフユイチゴジャムができました♪

お皿に残ったジャムまで、指ですくってペロリ。

それほど美味しかったんだね。

もちろん、片づけまでしっかりとできました。

 

 

今回のフユイチゴのジャム作り。

「ジャムを作りたい」と聞いてスタッフがやったのは、

・ジャムのつくり方の書いてある本を渡した

・道具を準備した

・食パンを買ってきた

以上!

 

あとは子どもたちが自分たちの力で

フユイチゴを摘んできて、

火にかけて、

砂糖を入れて、

様子を見てみんなで相談して砂糖を加えて、

ちょうどいいところで止めて、

順番に並んでパンに塗って、

美味しく食べて、

片づけました。

 

きっと今回、楽しかった、美味しかったこの経験を通して、

自然の恵みをいただくということ。

自分で自分の食べるものを作れるということ。

友だちと協力して作り上げたということ。

硬い言葉で言えば、自然への畏敬の念・自信・自己効力感・共同作業

色んな想いが心の宝物になったのではないでしょうか。

…子どもたちは美味しい~!って食べてるだけなんですけどね♪

 

さて、季節は冬になってきました。

冬ならではの楽しみもたくさん。

これから子どもたちのQUEST-探究-はどんな形になっていくのか?

楽しみは尽きません♪

 

QUESTはまだまだ続く!

 

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2018年11月現在、里山QUESTの参加者を募集中!

体験もできますよ♪

詳しくはこちら↓
https://www.ecoedu.or.jp/programs/quest2018/

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