全員で決めた1年間のプログジェクトテーマは、
「里山に行きたくても行けない人を
写真集を通して里山に行った気持ちにする。」

いろいろもろもろ…ありましたが、
本当に根気強く、最後まで
プロジェクトテーマを追い続けてくれました。
素晴らしい仲間になりました。

長文ですが、最終回の様子をお知らせします。

 

【1日のスケジュール決め】

2人の3年生が相談しながら、進行を務めてくれました。
6年生の厳しくも温かいアドバイスを受けながら、
試行錯誤して進みました。

どう話し合いを進めたらみんなの意見をまとめられるのか、
一年通して練習しました。

上手とか下手とかではなく、
一生懸命考えてやってみることが大事なんです。

 

【里山写真集のアンケート集計】

とっても温かい言葉の数々がいっぱいのアンケートでした。
読めば、テーマが伝わっているのがわかります。

でも、なんとなく達成されたと思う、ではなく、
どの程度達成されたのかの根拠を示すため
集計して、数字やグラフにしました。

重症心身障害児者施設つばさ静岡さんとのオンラインプレゼン】

5年生の進行でやり取りが進みました。

一人一人のページを紹介するために、
写真集を広げて画面に近づけ、
ゆっくり丁寧に言葉を選んで、どんな工夫をしたか、
どんなところが難しかったか、
などとしっかりと伝えることができました。

利用者さんが、うなずいたり、返事をしてくれるのが
うれしかったと後で子ども達が言っていました。

最後に、つばさ静岡さんから、
「写真集を見たら、里山に行きたくなっちゃった。
今度招待してくれますか?」
と呼びかけがありました。

よかったね、プロジェクトテーマを飛び越えたね。
ぜひ招待して、みんなのお気に入りの場所をご案内しましょう。

【一年のふりかえり】

6年生作成のスライドショーでふりかえりました。
写真とともに、6年生から見たQUESTⅡの仲間たちとの様子が語られました。
「そんなことにやったね、こんなこともあったね」と笑顔がいっぱい。
お陰で、一年を思い出すことができました!

 

そして、一人ずつQUESTⅡをやってきてどうだったか、話しました。

●プロジェクトテーマのアイデアを出すのにとても考えた。
●プロジェクトテーマを達成して、魅力を伝えられてよかった。
●写真集をいろいろな人に見てもらって、いろいろな里山の見方があることがわかった。
●プロジェクトテーマを決める時やどのように伝えるかなど、想像力がついた。
●最初は話し合いもうまくできなかったけど、だんだん自分達でできるようになってよかった。

 

最後は、里山を駆け回って、それが打ち上げ!

これからも、子ども達が、人生のプロジェクトテーマに向かって、
仲間をつくり、チャレンジを積み上げていくことを願っています。

このプロジェクトにご協力くださった多くの皆さまに
心より御礼申し上げます。