里山BASEで使っていい道具の一つがノコギリ。
ノコギリを使う時には3つの約束があるんだよ。

①押さえるほうの手に軍手をつける
②振り回さない
③終わったらサヤに入れる

お!しっかり守れているね。

「次はぼくやりたい」
すると、使い終わった子が言います。
「3つの約束、言って」
「えーっと、振り回さない~、それから…」
「ちゃんと言えないと使えないよ」

言えなかった時にはヒントを出したり、教えてたりしてくれます。

次の子も約束を守って使います。
でも一人で切っていると、枝がグラグラ…
スタッフが「切りにくそうだね」と言うと、
「ぼくこっち持つよ」
「わたしはこっち押さえるね」
「おっと!よそ見したら危ないよ!」

「次はぼくだよ!」
「約束は?」
「左手に軍手をする、振り回さない、終わったらサヤに入れる」
「オッケー!」

「あと、よそ見をしない、もだよね」
「あれ?4つになっちゃった!」

こうして、子どもから子どもへ、
伝わっていくのが里山BASEです。
「やりたい!」が「伝える力」を育てます。