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里山いっぽ10/28 遊びの世界に夢中

暖かい日差しが谷戸部に燦々と差し込んでくれますが、少し肌寒くなってきました。
 
薄着に見える子たちには重ね着をしてもらうように促していっぽ活動始まりました。
 
今日の活動もお山には登らずに谷戸部駐車場出入り口付近で遊びが展開。
 
大きい子達バッタさんグループはBBQ。
 
女の子達はお花集め。
 
それ以外の子たちもカナヘビ探しやドングリ拾いといった遊びを行いました。
 
 
 
いっぽ内では最年長である四歳を迎えたグループ【バッタさん】
 
この年齢の子同士では、子どもたちなりのルールが出来ているようです。
 
いつも仲良く遊んでいる同い年の男の三人組。
 
そこに一人の年下の男の子がやってくると、
 
「ダメダメ!今BBQやっているから入らないで!」
 
と三人で拒みます。
 
突然入ってくる子とは仲間にいれないルールのようです。うーん…厳しい。
 
それでもお兄さん達がやっている遊びの中に入りたい男の子。
 
口を挟もうと、スタッフのさとちゃんが声をかけようとしたとき、三人組の一人が、
 
「具材を探してきてくれたら良いよ」
 
と条件を出してきました。
 
そうすると、後の二人もそれならいいよーと頷き、結局四人で具材探しに出かけて行きました。
 
子ども同士での問題解決ができた、貴重な一場面でした。
具材集め
 
 

石がゴロゴロと散乱してある場所が谷戸部にはあります。
 
その場所では虫やカナヘビの隠れ家代わりにもなるので、生き物が好きな子はよくその場所でじっと観察します。
 
さとちゃんがその場所でふと石を積み上げ、これは暖炉みたいだなぁと思っていると、
 
なんだなんだと子ども達が集まってきました。
 
「さとちゃんなにしてんのー?」
 
「暖炉作っているんだよー」
 
「だんろー?」
 
どうやらその単語は初めて聞く名前だったようです。
 
名前はともかく、石を積み上げるのが面白かったようで、様子を見ていた子たちも一人二人と摘み始めました。
 
そのうち、
「ここは隙間が空いているよ」「じゃあ小石をつめよう」
 
「池みたいにしたいな」「もっと石を並べよう」
と発想の転換が次々と起こり、終いに子ども達だけで出来上がった『ダンゴムシのマンション』が完成しました。
暖炉作り

 
 
 
今日の子ども達は皆、思い思いに遊びたいことが見つかり、それにどっぷりと集中できた一日でした。
 
いつもは早めにお腹空いた―、という子も、今日はお昼御飯の時間になってもまだ遊びに夢中でした。すごい!
 
遊びに夢中になれたことは、それだけ五感を目一杯使いきった証です。
 
お昼御飯も皆で仲良くモグモグ。
 
お母さんが一生懸命作ってくれたお弁当を美味しそうに食べてくれます。
 
お弁当を食べ終わっても午前にやった遊びをまた行う子が多く、それだけ楽しかったんだなぁと感じ取れました。

ごはん

 
 
 
10月もそろそろ終わり11月に入ります。 
 
それに伴って段々とマスクをする人や、ごほごほ咳き込む人も増えてきました。
 
スタッフも体調を崩した人がおりますので、体調管理にはお気をつけてください。
 
 
 
帰ったら手洗いうがい、ちゃーんとやるようにね。

【募集中】キノコを育てよう!シイタケ編 @遊木の森

キノコって・・・木の子?
 
いろいろな理由で倒れてしまった森の木に、待ってましたとニョキ!ニョキ!
まるで“木の子ども”みたいな彼らは、決まった木にしか生えて来ないのだ!
 
シイタケが生える木は…もちろん「しいの木」。 ※しいの木→ドングリの木だよ。
 
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今回の遊木の森主催行事は、「シイタケの菌打ち」です!
親子で協力して、穴をあけたドングリの木に、シイタケの種駒を打ち込みます。
 
トン カン~♪ トン テン~♪
森に音を響かせ、菌打ちが終わったら、秋の里山散策も楽しんじゃうよ♪
 
さらに、「シイタケ原木」のお土産付き。(長さ30cm程度。日陰で育ててね。)
おうちで、シイタケが生えてくるのをゆっくり楽しめちゃうね!
たくさんのお申込みをお待ちしています。
 
-以下、詳細---

第2回「遊木の森」主催行事【キノコを育てよう!シイタケ編】

■ 開催日 11月30日(土)10:00~14:30 ※予備日:翌12月1日(日)
■ 場  所 しずおか里山体験学習施設「遊木の森」(静岡市駿河区古宿)
■ 対  象 小学生とその保護者 30名程度(先着)
■ 参加費 一人200円
■ 募集期間 11/1(金)~20日(水)18:00まで 
 
お申込は⇒コチラから
※スペシャルプログラム名に「遊木申込み」とご記入ください。
 
チラシは、こちら。※FAX申込み用紙付き
 
 
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【報告】10/12びく石宝さがし隊「秋の息吹を感じてびく石のてっぺんへ」

今回は、秋の息吹を感じ、びく石をてっぺん目指し、
宝物を探しながら登りました。
頂上では「木の葉かるた」をやったり「うらじろ飛行機」を飛ばしたり、
木登りだってやりました。
ひと遊びして山から下りたら、たくさんのサワガニをみつけました。
子ども達は「ふまないで。」とみんなに働きかけたりして、
命や自然に対する大切にしようという思いが培われてきています。
参加者は4人と少なかったけれど、仲間としての
関わりも深まり、「ぼくの宝物・わたしの宝物」
を見つけました。
次回は来年の2月。「動物たちのかくれ家づくり」です。
びく石だ~   ウラジロ飛行機   変わった木登り

【報告】10/13里山de遊び隊「3年ぶりの稲刈り」と「秋をさがそう、里山散策」

午前中はこぎりを使い、竹シャベルを作成しました。
竹をななめに切る作業に挑戦。全員、完成できました。
里隊・竹切り
その後、田んぼに移動。
3年ぶりの稲刈りに子どもたちも大喜び。
このところ猪に荒され稲刈りができなかったのですが、
今年は網などで補強したので稲が無事でよかったです。
里隊・稲刈り   里隊・はざかけ2
午後は「秋を探そう!」と里山を散策。
どんぐりなどたくさんの木の実を集め、
にぎわい広場で「どんぐり駒」で遊びました。
里隊・秋見つけ   里隊・どんぐりコマ 

【報告】9/23わんぱく題楽「大根の種まき」と「守護神・かかし」を作ろう!

こんなに小さな種が、どうしてあの大根に?!と
何度種まきをしても不思議でならない大根の種まき。
今年は2種類の種をまきました。3日目ぐらいには小さな双葉。
撒いたように芽がでるのも楽しいところです。
冬畑に霜柱がザクザクとなる頃、どんな大根に成長するか
楽しみです。
わんぱく大根たねまき
種まきの後は、「守護神・かかし」作りです。
子ども達は「ゾンビ」だの「おばけ」だのと言いながら・・・
大人は葉っぱのスタンプで、どれも個性豊かな表情の案山子が
出来上がりました。大切なわんぱくのお米を守ってくれるでしょうか?
わんぱく案山子つくり   わんぱく案山子を立てる
午後からは「わんぱく運動会」
種目は「竹ぽっくりレース」「畑に借り物競走」「松ぼっくりレース」など。
「おめかししましょ!」ではSさんとOさんが里山のお姫さまに変身!
最終種目、毎年恒例{パン食い競争」で接戦の終止符が打たれました。
どの競技も一生懸命打ちこみ、笑顔あふれる運動会でした。
次回はいよいよ、稲刈り!
わんぱく竹ポックリ   里山のお姫さま

里山いっぽ10/21 山登りするとアケビがあった

前日は土砂降りの大雨でしたが、今日のいっぽはカラっとした快晴。
 
涼しい風もそよめき、気持ちのいい活動を行うことができました。
 
 
午前中は山登り。
 
リュックとお荷物バックは里の家に置き、水筒はスタッフのリュックの中に。
 
子ども達は思い思いに手袋したり袋を持って、お気に入りの物を見つけ出しては集めて行きます。
 
30分ほどの山登りですが、初めてのコースだと見通しが中々つかないもの。
 
登り始めてすぐ「お腹空いたー」という子が出てきました。
 
途中休憩がてら飲み物を飲んで水分補給したり、木の枝でリース作りをしたりして、
 
子ども達に興味あるものや楽しそうなものを見つけながら歩いていきます。
 
そうこうしているうちに見慣れぬ果実を発見。
 
枝豆よりも大きな果実、真中からパカッと割れている中に白くて黒いツブツブの不思議な物体。
 
恐る恐るぺロっと舐めてみる子ども達。
 
ほんのりとした甘さと沢山の種が入ったアケビの味に不思議に思いながらも種を飛ばします。

あけび
 
 
下に降りるとすぐにかくれんぼが始まります。
 
皆で一か所になって隠れるグループもあれば、探す場所が見当たらずにその場でしゃがんで顔を手で隠す子もいます。
 
お昼御飯は早めに取り始め、皆の準備が整ったところで一斉に「いただきまーす」。
 
素早く準備できた大きい子達も、ちゃんと待っててくれました。
 

 
お昼御飯を済ませて少し思い思いの遊びをした後に皆で栗拾い。
 
時期も終わりに近付いているのか、拾える栗も大分少なくなりました。
 
戻りながら子ども達の間で料理作りの話題となり、気に入った葉っぱを集めだして駐車場の出入り口で料理が始まりました。
 
りょうり
 
 
 
木の台に葉っぱを置いて板切れでトントントンと包丁がわり。
 
グツグツ煮込んでぐるぐるかき混ぜスープ作り。
 
終わりの時間にはお弁当屋さんになって、スタッフにお弁当を配ってくれました。
料理2

【里山のかやねずみ】10/17実りの秋

今日は秋晴れのとても気持ちのいい日です。
里に向けてお散歩しました。
駐車場の隅に、大量のドングリ発見!!
緑色で、しましまで、とてもキレイ。
枝はらいをしたときに落ちたものでした。
茶色じゃないから初めはピンとこない子もいましたが、
いつの間にかドングリ拾い。
Wちゃんのママが拾って見せてあげているのをNくんがみつめています。
抱っこされているし、自分では見ないし、不思議だったのかな?

ドングリ見て!
   
お友達の様子も気になるようになってきたんですね。
      
里に出ると、はさ掛けをしてあった稲が無くなっていました。
お母さん達が気づいて皆で季節の移ろいを感じていました。
事務所の横の柿の木も色づいて食べ頃です。
少しおすそ分けしてもらいました。
スタッフのちゃいちゃんが「柿はこうやってもぐんだよ」
と、柿を回してもぎとる様子をみんなでじーっと見ていました。
柿の木
    
お昼に皆で柿を分けていただきました。
甘くてとっても美味しかったね。
      
昼食後、キッチンは男の子でいっぱいでした!
名コック
キッチンの周りにには、食材の宝庫!
二度と同じメニューはできませんが、
季節の移ろいとともに、毎回、美味しそうなものができます。
想像力と創造力が育まれています。
自然て、素敵で素晴らしいですね。

【募集中】(年少~小2/親子)ごえもん風呂を沸かそう! ※ホクホク 焼いも付き♪

夜、秋の虫たちが奏でるにぎやかな音色とともに、涼しげな風が
感じられるようになりました。
 
夏との別れは寂しいけれど、涼しくなってくると、気持ちいいのが、
“ざっぼーん”ってお風呂に飛び込ん時のあのぬくぬく感♪
そんなお風呂のぬくもりを、野外で子どもと味わってみませんか? (注:大人は足湯のみ。)

 
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今回の里山ecoプランは、火の力体感!ごえもん風呂を沸かそう。

ただし、こちらでご用意するのは、ごえもん風呂とドラム缶風呂のみ。
火もついていなければ、水も入っていません。
「えっ」と思った方・・・実はそうなんです。

今回は、皆さんに川から水を運んでいただきます!!
火もつけなくちゃだし、元気なパパさんには薪も割ってもらいます!

肌寒く感じるこの季節、熱い一日を過ごしませんか?
※湯冷めしないよう、最後に「ホクホク焼いも」もあるよ♪
 
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■ 対 象 年少(3歳児)~小学2年生とその保護者
■ 定 員 20名
■ 開催日 11月9日(土)10:00~14:00 ※予備日:翌10日(日)
■ 場 所 エコエデュ事務所およびその周辺(駿河区谷田1170-2)
■ 参加費 大人 3,000円 / こども 1,500円 

 

お申込は⇒コチラから
 
 
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【里山のかやねずみ】10/15カッパでお散歩

三連休明け、雨です。
今日はだんだん雨脚が強くなるようなので、里のお散歩で雨を楽しむことにしました。
      
最近、新しいものを着るのが嫌なYくん。
つなぎのカッパも嫌だと主張していました。
今日はクモの巣に雨粒がついてとてもきれいでした。
「ここにもあるよ」って教えてくれて、皆で観察しました。
雨の散歩
         
川沿いに出ると、ジュズダマを発見しました。
色とりどりのジュズダマに魅せられて、お母さんも子どもたちも
しばし、ジュズダマ集めを楽しみました。
じゅずだま
        
雨は降っているけれど、カッパを着てのお散歩はいつもと変わりません。
楽しいことを見つけては、心ゆくまでじっくり遊んで、またお散歩。
水たまりで遊べることが、いつもと違うところかな?
        
お昼はにぎわい広場に向かいました。
途中の坂道で、Nちゃんがカニを発見!
こんなに大きくてびっくり!
カニさん発見!
ママの腕をちょこちょこ登ていってまたびっくり!
        
今日のカッパのお散歩は、ムシムシしなくなってきていました。
しっかりしたカッパですと中にしみないかもしれませんね。

里山いっぽ10/10ダンゴムシさがし

スタッフゆうゆのメモより

M「H~だんご虫さがししよう」と誘うと
H「Mくん、だんご虫さがそう!」

M「いっぱいいるところわかるから、こっちに来て!
  この下にいっぱいいるよ~」
H「ほんとだね~いっぱいいるよ~」
M「この下は、キケンセイブツもいるかもしれないから、気をつけないと」
だんご虫さがし
二人は捕まえただんご虫を洗面器の中に入れるが、
ダンゴムシは登っていつの間にか、いなくなってしまう。

H「ダンゴムシがね、いなくなっちゃうの」
M「にげちゃうんだよ、ゆうゆ、」これもってて、にげないように見てて」
H「ず~っとみててね」

ダンゴムシがにげないように洗面器を持っていると
Jがやってきた。
J「わぁ~ダンゴムシいっぱいだね。
  ダンゴムシって足がたぁ~くさんあるんだね!かわいいね」
とツンツン触ってにっこり笑いました。
ダンゴムシのお家
Mが竹筒を見つけ「これにいれよう」
H「あ~わたしも、それにいれたい!」とバケツの方に走っていくと
M「H~、これ貸してあげる。Mはバケツを使うから」
J「あ~これはお父さん。これはお母さんだよ」
H「おにいちゃん、おねえちゃんもいるよ」
三人で「いっぱいいるね~」「かわいいね~」

★ゆったりと遊ぶ中で、仲良く楽しみJくんが自然に仲間に入っていく
 姿がいいなぁと思いました。

おみせやさん
この日は、お店屋さんでも盛り上がりました。
おにぎり、おもち、おすし、よもぎだんご
おいしそうなものが並びました。