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【報告】里山BASE in winter 初の『土器工房』出現!!~なかまと試行錯誤するチカラ~

☃里山BASEでは、
①自分で決めるべし
②他の友達のことも考えるべし
③考えてチャレンジするべし
の3ヶ条のもと、自然にあるもので1日めいっぱい遊びます☃

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夏の経験から青空広場での粘土取りに期待を膨らませて行ったこどもたち。

粘土の採掘場所に行ってみると、乾燥していて硬い。

「水があったらいいよ。」「ここを掘ると柔らかい!」「よく練るといいかも!」

など、みんなで試行錯誤して、だんだんと形作られるところまできた。

 

すると、初参加の5年生が「これ焼けたらいいね」。

それを聞いた経験者の3年生は

「そうだ、火を起こしたらできるじゃん。やったことあるよ。網の上に乗せて焼くんだよ」。

「やろうやろう!!」

他のみんなも加わってきた!

さあ、点火だ!みんなが集まってきて、ドキドキしながら火を囲む。

俄然やる気が出て、さらに夢中になって作品を作り出す。

鳥やハートや葉っぱの形のはし置き、

コップのようなものは大地の器と名付けられた。

 

「もういいかな?」「このくらいでひっくり返そう。」焼き加減を吟味し、

冷まし方も石の上に置くのがいいのか、地面の上のほうがいいかなど、

出来栄えをよくしよう!とやってみたり相談したりして

考えながらチャレンジしていた。

初の焼き上がり作品はこちら!世界にひとつ、お宝の完成です♪

さあ、粘土をこねて焼いて土器になったら、触り心地・重さ・硬さ・におい・温度はどう変化したのでしょう?体験したこどもたちは知っています!    

【報告】1月里山adventure~自分のイメージを仲間と共にかたちにする~

「村をつくるのはどう?」

2024年をひみつ基地づくりで終えた水曜メンバーは、
年明けは基地の解体からスタート。

みんなで協力してきれいに解体!
そして基地づくりに自信がついたメンバーから新たな提案が!

 

 

「いいね!」「それぞれペアになって家を作ろうよ」と“むらづくり”スタート。初めはペアで、ある程度形になってくると、今度は「自分の家を作ろうかな」とペアとわかれて各々活動が始まります。

 

するとそれぞれの役割が出てきました。「ふゆいちご屋さん」「けいさつ」「リラックス屋」「カフェ」「石屋」「貯金箱屋さん」などなど、、、

 

むら全体を見ながら、むらにいま必要なものはなにか?自分なりに考えてそれぞれが自分の役割を見つけます。またそれぞれのお家におじゃまするのに“通貨”(葉っぱ)のルールもできました。

「特産品は?」「むらのなまえは?」まだまだ考えることが沢山!

仲間のことを観察しながら、もっと“いい村”にするには何が必要だろう、 とひとり一人考えます。

これがあったら面白いな、楽しいかな、自分の寝床も作って招待したいな、自分の思いをかたちにします。

ひとりではむずかしい時は仲間を頼って、頼られて、だんだん村になってきました。

【報告】1/11(土)‐13(月祝)WAFAアドバンスレベル

エコエデュの環境教育のフィールドはまさにウィルダネス!
ウィルダネスとは、すぐに専門的な医療処置を受けられない状況のこと。

市街地にほど近い里山と言えど、緊急時の救助が市街地に比べて遅れることが予想されます。
また災害時には救急車も出動できず、傷病者の数も複数にのぼることでしょう。

そんな事態に陥った際、自分には何かできるのか?!

 

今回は、1月11日から13日に
WⅯA(ウィルダネス・メディカル・アソシエイツ・ジャパン)のインストラクター、“がめら”こと吉沢さんと”だいちゃん”こと高橋さんのお二人を講師に迎え、
目の前の傷病者に対しての対応の優先順位や判断の基準、さらに実際の処置の方法を学ぶことができました。

 

 

野外災害救急法は特定の環境でないと発揮できない画一的なものではなく、
複雑な状況下にあっても、シンプルな分析的思考によって医師でなくても
ある程度の処置や判断が行えるようになるという画期的な手法。

3日間の講習のみでは、まだまだ適切な判断と対応はできる言えませんが、
一刻を争う事態に陥った際、何か出来ると出来ないの差は大きい!

 

 

今回は当会の多くのスタッフがこの野外災害救急法を受講し、
実際の活動時を想定しながらスキルアップができたことで、
エコエデュの活動がより安心できるものとなると感じました。

2024年度地球環境基金助成活動

🎍新年のご挨拶🎍

 
新年のご挨拶を申し上げます。
旧年中は、格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
昨年は、新たなプログラム『探Q!キャンプ』の立ち上げなど、
挑戦的な一年となりました。
 
元気いっぱいの子どもたちの笑顔と、
澄んだ冬の空気の中で響き渡る歓声は、
私たちにとってもかけがえのない喜びです。
本年も、里山の豊かな自然を舞台に、
子どもたち(保護者・大人・私たち)が自ら学び、
成長できるような場を創出していきます。
 
これまでのプログラムに磨きをかけて、
それぞれの探究心を育んでいきたいと考えています。
皆様からの温かいご支援に心から感謝し、
今後とも変わらぬご声援を賜りますよう、
どうぞよろしくお願い申し上げます。

2025年1月6日
認定NPO法人しずおか環境教育研究会
理事長 東山浩子

【お知らせ】年末年始のお休みについて

エコエデュ事務所の冬期休所日のお知らせです。

12月28日(土)~1月5日(日)まで、お休みとさせていただきます。

郵送・Eメールや留守番電話などでご連絡いただいたものについては、
1月6日(月)以降のご返答となることをご承知おきください。

今年も皆さまにご支援をいただきながら、
無事に年の瀬を迎えることができましたこと、心より御礼申し上げます。

どうぞ、よいお年をお迎えください。

【里山づくりプロジェクト】草刈機講習を行いました。


エコエデュでは、子どもたちの遊び場となる里山を守るための「里山づくりプロジェクト」を、毎月第2水曜日に実施しています。

12月は特別編として草刈機の講習を行いました。

講師は株式会社森ラボ 代表の鈴木さんです。

まず説明書と機材を見ながら森さんの丁寧な解説を聞きます。
刃の取り外し方、設置の仕方、ガソリンのことやエンジンのかけ方の注意点などなど。

ほとんどの刃は使い捨てだそう。
使い捨てではないタイプは自分で研ぐ必要があり、なかなか手がかかります。


こんな大きな金属が使い捨てなんて…何か別の用途に活用できないのかな…
もったいない精神旺盛な受講者たちです。

 

 

実際使ってみると、なかなか操作が難しい。。。
エコエデュ事務所の庭で操作を体験してから
いよいよ里山の草刈りへ!

草刈機は肩にかけて手は添えるだけでいいのですが
重さとエンジンの振動でついつい力んでしまって
コントロールが難しい!

しかし、実家の山整備で使い慣れているMさんは
すいすい〜と上手刈り取った草をまとめていました。
やはり使えば使うほど上達するんですね。

みんな草刈機1年生ながら
整備作業もがんばりました。

今日の学びを活かして
みなさんそれぞれ草刈機の腕前をあげていきましょう♪

*里山づくりプロジェクトは、静岡県グリーンバンクの「緑の募金事業」の
 助成を受けて実施しています

【わんぱく題楽】国土緑化推進機構理事長賞を受賞しました【続報】

この度、わんぱく題楽が
令和6年度みどりの奨励賞にて、
国土緑化推進機構理事長賞を受賞いたしました。

改めまして、22年間わんぱく題楽の活動に関わり、
温かく支えてくださったすべての皆さまに心より御礼申し上げます。

わんぱく題楽緑の少年団 | 公益財団法人静岡県グリーンバンク (greenbank.or.jp)

令和6年10月19日には、福井県で開催された
「全国緑の少年団活動発表大会」にて、表彰状を授与いただきました。

あわせて小学5年生と6年生4名が、活動発表をしました。

緑の少年団表彰(みどりの奨励賞等) | 各種顕彰・コンクール | 全国規模の緑化行事 | 公益社団法人 国土緑化推進機構
 

*静岡県グリーンバンクの長谷川常務理事と

翌20日には「第47回全国育樹祭」の式典行事に招待され、
福井県の緑の少年団が育てた苗木を受領しました。

「第47回全国育樹祭」を開催しました|重要なお知らせ|お知らせ|第47回全国育樹祭 in ふくい(福井県) 公式ホームページ

【11/30】静岡・岡部・藤枝 活動写真展【12/23~1/16】

●第1弾
笑顔いっぱい!楽しさいっぱい!

自然あそびにチャレンジしよう!!

日時:11月30日(土)10:00~15:00
会場:藤枝市郷土博物館・文学館(蓮華寺池公園内)
参加費:無料(申込不要)

イガ積みゲーム、秋の宝さがし、お正月飾り作りなどやるよ!!
詳細はこちら👇


●第2弾
活動写真展
 
12/23(月)~1/16(木)
有度生涯学習交流館(静岡市清水区草薙一里山3-1)

【報告】9/13(金)里山QUEST〜ねんどで土器をつくろう②〜

🌳里山QUESTでは、
毎回「ハテナ→よそう→たしかめ」のスパイラルを繰り返すことで
一人一人の、そしてチームの探究を深めていきます。🌳

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夏休み明けは、土器づくりを再開しました。

前の週にねんどを取りに山へ行って…

 

前よりすごいのを作るぞ!

 

完成✨✨

【報告】里山BASE in summer〜話し合い〜

 

☀️里山BASEでは、
①自分で決めるべし
②他の友達のことも考えるべし
③考えてチャレンジするべし
の3ヶ条のもと、自然にあるもので1日めいっぱい遊びます☀️

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毎日、行く場所は全員が納得するまで相談してから出かけます。
まずは、1人1人が今日やりたいことをみんなに伝えます。

 

「木登りやりたいなら、いい木があるからこの広場がいいよ」
「飛び込みやりたいなら、こっちの川が深くていいよ」

でも、みんなそれぞれ
やりたいことがたっくさん!
どこに行こうか全然決まりません。

 

そのとき、5年生がひとこと。
「…K君は6年生で、今日が最後のBASEなんだって。
 だから今日はK君が行きたい青空広場に行ってあげるのはどう?」

「いいね!」
「賛成!」

外へ出かけてから、K君がスタッフにそっと言ってきたそうです。
「6年生なのにみんなに甘えてしまってよかったのかな…」

その気持ちを大事にしてほしいですね。