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【報告/わんぱく里山9月】秋の岡部の里めぐり&大根のタネまき

参加者集合……
とんぼが畑の上を飛び、
秋のくずの葉やおみなえし、ふじばかまの紹介をしながら
活動が始まりました。

大根の種まき……
絵本を通して、大根について再確認した後、土を耕しました。

じょれん(土や石などをかき寄せる道具)を使ってのうね作りは、
時間がかかりましたが皆一生懸命でした。

穴を開け、小さな種を撒いて終了。
どんな大根ができるか、ワクワクです。

 

かかし作り……
グループで顔や体を分担し、稲を守る為にかかし作りをしました。
「かわいくできた。」「もっと怖い顔にしよう。」と思いはそれぞれでした。

 

田んぼの観察……
カエルを追いかけ
夢中になりながらも、稲の高さを測ったり、
稲の一粒をルーペで見ました。

なんと! ピンクっぽい花が咲いているのもあり、感動!!

秋探し……
巨石の森、芝生広場、浅間神社と熊野神社、長屋門、若宮神社と
好きな目的地に分かれレッツゴー! 

田んぼのあぜ道を歩いたり、
みかんの木を見たり、
ビンゴカードを楽しんだり、
蝶やバッタを見つけたり、

魚を見たり、
スッポンを見つけ「こわ〜い。」と
驚く子もありました。

どんぐりのクヌギやコナラをたくさん拾ったり、
クモの巣や虫探しで子ども達の足は止まりません。

秋をたっぷり見つけた1日となりました。

 

たいへんな作業もありましたが、
大根が大きくなった時の子ども達の顔が楽しみです。

【報告】9/23第2回安全衛生講習会

今回もあさはた緑地の会議室に
30名近い参加者が集まってくださいました。

ワークのテーマは、
1月のプログラム『たき火でいつものごはん』。

マシュマロを焼こうと思って置いてあった枝に、
小学生男子が火をつけて遊んでいたら、
となりにいた子の手に当たって
やけどを負ってしまいました。

さて、
考えられる要因は?
考えれらる対策は?

複数の視点から付箋にたくさん出しあい
それぞれが複雑に関係していることを学びました。

環境教育プログラムだけでなく、
日常生活のリスクマネジメントにも役立てていただけたら嬉しいです。

 

2022年度地球環境基金助成活動

【10/12&19オンライン】静岡県森づくりミーティング 【11/5現地開催】

今年はなんと3日間開催!
オンライン参加でも、現地参加でも。
森づくりに関係しない方、静岡県外の方もぜひどうぞ。

自然とともにあるライフスタイルを広げ
新しい暮らし方や働き方の可能性を伝え、実践で極める講師陣。
市民が身近な地域のために始めた小さな森づくりから、
地域の未来を創るチャレンジまで。
幅広い事例に、あなたの森づくりのイメージが広がります!

 

第1回【オンライン】森づくりびとがつなぐ関係人口❶
        10/12(水)18:00~19:30【Zoomウェビナー】
            森づくりと結びついたアートが豊かな関係人口を育む・先進事例報告
            抜里エコポリスNPO法人クロスメディアしまだUNMANNED

第2回【オンライン】森づくりびとがつなぐ関係人口❷
        10/19(水)18:00~19:30【Zoomウェビナー】
            地域で奮闘する3つの県内事例
            森林・山村多面的機能発揮対策交付金 活用団体
            あしくぼ竹取物語NPO法人グリーントラストジャパン
            NPO法人猪之頭振興協議会

第3回【現地開催】 森づくりの最先端 キャンプ・その先へ
        11/5(土)10:00~15:00【富士宮市ふもとっぱらキャンプ場】
            キャンプ場で有名なふもとっぱらは、林業と森林サービス産業を組み合わせた
            森づくりの最先端企業。
            ふもとっぱらキャンプ場現地での見学と講演会に加え、
            森づくりに取り組む・関心がある人々の交流会の3部構成です。
            株式会社ふもとっぱら

お申込み方法



【オンライン開催】森づくりびとがつなぐ関係人口

第1回 
アートが豊かな関係人口を育む・先進事例報告

全国から注目を集める現代アートの屋外イベント【UNMANNED】(アンマンド)。
アート作品制作を黒子で支える抜里エコポリスのメンバーは、
アーティストだけでなくイベントのリピーターにも信頼され愛される存在です。
NPO法人クロスメディアしまだは、
アートを通じた地域と来訪者との豊かな関係をデザインしています。
島田の「森づくりびと」たちから、これからの地域づくりのヒントを学びます。

日時:10/12(水) 18:00~19:30【Zoomウェビナー】

抜里エコポリス 会長 兒玉 徳治

静岡県榛原郡川根町(現島田市)出身。定年まで日産プリンス静岡販売㈱に勤め、延べ1,000台の新車販売を達成。 退職後は地域活動に邁進。上手川におけるホタルの森づくりやハイキングルート整備を仲間と共に行う。 陽気でお酒と人が好き。無人駅の芸術祭では仲間達も含め作家に妖精(フェアリー)と呼ばれるようになっており、芸術祭に欠かせない存在となっている。

NPO法人クロスメディアしまだ 事務局長 兒玉 絵美

静岡県榛原郡川根町(現島田市)出身。子どもの社会教育と商業活性をつなぐ取り組み「こどもわくワーク」にて2015年キッズデザイン賞を受賞。 大井川鐵道無人駅とそこから広がる集落を舞台とする、UNMANNED無人駅の芸術祭/大井川(毎年2~3月開催)を企画運営、2021年にはふるさとイベント大賞の「ふるさとキラリ賞」受賞。 地域情報誌cocoganeの発行や島田市市民活動センターやコワーキングスペースC-BASEの運営など取組は多岐に渡る。

参加費:無料

お申込み方法


第2回 
地域で奮闘する3つの県内事例
森林・山村多面的機能発揮対策交付金 活動団体事例報告

日時:10/19(水) 18:00~19:30【Zoomウェビナー】

あしくぼ竹取物語 会員 上村 氏
お寺の放置竹林を森へ。
お寺に縁ある住民の手で蘇らせる、地域に根付いた地道な活動

NPO法人グリーントラストジャパン 理事長 藤谷 竜弘 氏
荒廃した森林を再生し活用したい。引佐町から浜松市街地近郊林へ、
森づくりを発展させ市民に伝える活動。

NPO法人猪之頭振興協議会 理事 植松 政臣 氏
始まりは小中学校存続の危機から。財産区有林の木材を活用した区民館建設、
自治体移住政策とのコラボ、ローカルツアー開催で地域に子どもの声が。
未来を見据えた地域まるごと森づくり活動。

参加費:無料

お申込み方法


【ふもとっぱらキャンプ場 現地開催】
森づくりの最先端 キャンプ・その先へ

あのキャンプ場の聖地「ふもとっぱら」は
林業と森林サービス産業を組み合わせた森づくりの最先端企業。
その内側を見学し、キャンプ場の先の未来について伺い、
さらに県内の森づくりびとと交流できる、またとないチャンスです!

第3回
ふもとっぱら見学会・森づくり活動団体交流会・講演会
日時:11/5(土) 10:00~15:00【現地開催】   

集 合:ふもとっぱらキャンプ場内「まほろば」
    静岡県富士宮市麓156 ※駐車場あり
参加費:無料
昼 食:希望者のみ仕出し弁当を注文します
    (飲み物付き1個1,000円)
スケジュール(予定):
    午前 ふもとっぱら見学・森づくり活動団体交流会
    午後 森林活用先進事例講演会

森林活用先進事例講演会「キャンプ・その先へ」
講師:株式会社ふもとっぱら 事業部長
松崎 誠司


林学博士/フォレストマネージャー/しずおか林業作業士
北九州市生まれ。東京農業大学農学研究科博士課程修了後、2007年株式会社ふもとっぱら入社。作業班長を経て2014年事業部長就任。2017年ふじのくに未来をひらく農林漁業奨励賞受賞。持続的な森林経営の一環としてのキャンプ場運営と、さらに先の未来を常に模索している。

お申込み方法


【 主 催 】静岡県/公益財団法人静岡県グリーンバンク
【 運営・お申込み先 】認定NPO法人しずおか環境教育研究会【エコエデュ】
【お問合わせ】静岡県くらし・環境部環境局 環境ふれあい課 
       電話:054-221-2848


お申し込み方法

メールまたはFAXにて、下記の事項をお送りください。

お申込みしめきり:
 第1回 10/10(月・祝)
 第2回 10/17(月)
 第3回 11/4(金)15:00

お申込み先:
e-info★ecoedu.or.jp
 
★を@に変えてお送りください。
  ※ メール題名に『森づくりミーティング』とご記入ください。

 【記入事項】
  ①【メール題名】オンライン希望 もしくは ふもとっぱら希望
  ② 参加希望日
  ③ 氏名(フリガナ)
  ④ ご所属
  ⑤ 役職
  ⑥ お電話番号
  ⑦ FAX番号(あれば)
  ⑧ e-mail  
  ⑨【ふもとっぱら参加者のみ】弁当希望 有・無 (有料 飲み物付き1,000円)

※ご連絡は基本的にメールで差し上げます。
※記載いただいた個人情報は、森づくりミーティングの運営にのみ使用します。

【報告/わんぱく里山8月】「あさひな川たんけん、いきものをさがせ!」

わんぱく里山は、
藤枝市岡部、巨石の森周辺の里での自然体験と農体験を中心とした
小学生対象の年間プログラムです。

8月7日は、朝比奈川での川たんけん・いきもの探しの活動日。
巨石の森公園に集合し、
セミの抜け殻やトンボ、花、桜の木の樹液、川の流れを観察しながら
班ごとに土手や住宅地を歩き朝比奈川の上流へ向かいました。
 

みんなの畑や田へ水をもたらしてくれる
取水口の様子を確認した班もいました。

川原では、まず川遊びの約束を確認、「かわ」ながーい絵本を見ました。
山から海へ向かう川の様子を絵本と川原で見比べてみました。

さあ、班ごとに、たもや箱メガネを持って川探検です。
手ぬぐいやバンダナで、魚とりをしたり、石を裏返しヤゴを探したり、
石を並べて、オタマジャクシのプールにしました。
 

 

「ヨシノボリつかまえたよ」「エビにもいろいろな種類がいたね」
「リリースした魚は来年もっと大きくなっているかな」
「川原にはタイル、ガラス、茶碗のかけらがあるね、けがするとあぶないもの拾おう」
「水の流れに浮いていくのがおもしろかった」
「石の上、苔があるとすべるね」
「川の色、場所によって透明や緑、違って見えるんだね」
発見したことを班で共有しあう姿、キラキラした笑顔が見られました。

アブラハヤ、タナゴ、ヨシノボリ、どじょう、エビ、カニ、
ヤゴ、オタマジャクシを水槽に入れて見せ合い、
帰りの会では気づいたことを発表しました。
水の生き物以外にも
カワセミ、トンボ、チョウの観察、よもぎ石(蛇紋岩)の石磨きも楽しみました。
 

(今月の活動は、巨石の森公園から上流へ向かい活動したために
皆でわんぱく里山の畑や田んぼを観察する時間を持つことができませんでした。)
帰りの会で稲の成長を写真で確認、解散後に保護者の方と
田んぼへ寄って稲の様子を見てもらいました。
来月も、みなさんが元気に参加してくれるのをスタッフ一同待っています。

【報告】里山BASE in summer ~Every BASE makes NEW FRENDS!~

『今日はいつも一緒に参加してた子が来ないって言ってた…
だから、な〜んとなく不安…
もし、まるまる1日ひとりぼっちだったら、どうしよう⁇』

でも、タクシーに乗ったら、
『見たことある子が乗ってた!』

エコエデュ着いたら、
『知ってるスタッフがいる!』

今日は、カンヒザクラの竹林へ。
『初めて行くけど、どんなとこかなぁ?』

  
 
竹をノコギリで切って、
ヒモでつないだりしているうちに、

いろんな子と
「あーでもない、こーでもない」と、アイデア出し合って、
いつのまにか協力しておんなじものを作ってた!

  

BASEは、学年とか、オトコとかオンナとか、
大人も子どもも、あんまり関係ない。
だって、スタッフが楽しんじゃってるし。

みんなで話し合って決めた行き先で、
だれかのやりたい事を手伝ってみたり、
それぞれのやりたいことを思いっきりやるだけ。
バラバラのようでいて、なーんとなくつながってる。

最後に白い橋で
みんな一緒に飛び込んだら、
なんか、もうみんな友達になっちゃった。

BASEに行くと、
毎回あたらしいともだちができる。
BASEの友達は、たまにしか、会わないけど、
久しぶりに会っても、すぐ遊べちゃう特別なともだち。 

みんな! また、一緒にあそぼうね!

【報告】里山BASE in summer ~考えてチャレンジするべし!竹でどうやって遊ぶ?~

竹林はみんなが大好きな遊び場。
 
あちこちでおもしろい遊びが生まれます。
 
びよ~ん!びよ~ん!
写真ではよくわからないけど、竹のトランポリンみたい。
 
ここでは、一本橋わたり。
最後まで落ちずに行けるかな?
 
あら、セミの真似ですか?
 
遠くまでよく見える~?
 
秘密基地をつくってるんだ。
ひもは竹にからみついてたツルだよ。
 
これで、なんかおもしろいことできないかな~?
 
こうしたらどう?
シューー!とはいかないけど、おもしろ~い!
 
 
里山には遊具はありません。
でも、里山の恵みと仲間と知恵があれば、
ほら、こんなに楽しい場所になる!
 

【報告】里山BASE in summer ~考えてチャレンジするべし!

今日やりたいことは?
「竹で工作したい」
「川で水でっぽうで遊びたい」

「じゃあ、竹でつくればいいじゃん!」
「じゃあ、竹林に行けばいいじゃん!」

ノコギリの3つのお約束を守って、
あちこちで竹切りが始まりました。

「ねえ、穴開ける道具ない?」
「ないよ」

スタッフ全員が「ないよ」と言うと、
地面に落ちているものを探し始めました。

しばらくして…

「穴あいた!」
「どうやって開けたの?」
「枝でね、こうやって」
「枝で?!よく開いたね」
「うん、やってみたらね、柔らかいところがあったんだよ」
「へ~!!」

中に差し込む竹も切って、できあがり!
さあ、水は飛び出したかな?

すべて整っていることがいいわけじゃない。
足りないからこそ知恵が働く。
よくよくよ~く見れば、そこにすべてがあるんだよ。

【報告】里山BASE in summer ~自分たちで決めるべし!~

竹林にようやく着いた。
おなかすいたー!

あれ??
たもが、2本しかない。1本ないよ。

どこで使った?
広場や水辺で、いろいろな生き物を見つけた!
たもでつかまえた!

「使った人が探しに行けばいいじゃん。おなかすいたから、お弁当食べたい」
「え~、みんなのものだから全員で探しに行こうよ」
「わたし、使ってないもん」

シー―――ン

「食べてから探しに行こうよ」
「そうしよう」
「でも、その間に誰かが持っていっちゃうかもよ」

シー――――ン

「先に探してから食べたほうがいいよ」
「え~おなかすいて死にそう」
「お弁当はどっかいかないけど、たもはなくなっちゃうかもよ」
「代表の人が探しに行けばいいじゃん」
「みんなで行ったほうがいいよ。先に食べてるなんてズルい」
「もう、どっちでもいいから、早く決めてよ!」

「え?誰が決めるの?自分たちで決めるんじゃないの?
みんなが使ってるたもだよね。
スタッフはみんなが決めるのを待っています」

シー――――ン 

堂々巡りだったその時。
「じゃあさ、探しに行きたい人は行ってさ、他の人は食べないで待ってるのはどう?」
一呼吸あってから、
「いいんじゃない?!戻ってきたらみんなで食べよう!」
「いいよ!」

「じゃあ、ぼく探しに行ってくる」「わたしも」「ぼくも」
結局、ほとんどの子どもたちがタモ探しに出かけてきました。

「あったよー!」
「黄色い棒みたいなトンボがいたところにあったよ!」

よかった、よかった。
みんな気持ちよくお弁当をいただきました。

道具は大切に。
そして、仲間も大切に。

【報告】里山BASE in summer ~自分たちで決めるべし!~

~朝の話し合い~

朝のあいさつを買って出たのはこの3人。

元気なあいさつから、3つの約束、里山BASE3か条、
全員の自己紹介に、今日の計画の話し合いまで、
楽しく協力して進行してくれました。
みんなもしっかり聞いています。

今日やりたいことの中には、
秘密基地をつくりたい、竹を切りたい、松ぼっくりを拾いたい…などなど

でも、昨日竹林に行ったから、今日は行けません。
環境負荷を考えて、
2日続けて同じ場所に行かないというルールがあります。

「木登り広場で竹が切れるよ」
「青空広場では松ぼっくりが落ちているよ」
「じゃあ、青空広場に行ってから木登り広場に行ったらいいじゃん」
「え~、遠いからイヤ!足が痛くなる!」
「もりかわにも行きたいよ」
「そんなにあちこち行けないよ~」

もう話し合いが混沌として、どうにもならなくなった時・・・
司会の男子2人が、
「じゃあ、行くのやめよっか」
「それでどうすんねん!」
ボケとツッコミで漫才が始まったではないですか。
わっはっはっは~!
笑いに包まれた里山BASEの話し合い。

その後、
「歩く途中で松ぼっくりが落ちてないか探そうよ」
「木登り広場まで遠かったら、途中でお弁当食べて休けいすればいいよ」
「もりかわはこの前行ったから行かなくていいよ」
「どこに行ってもきっと楽しいよ!」

と、丸く収まり、元気に出かけることができましたとさ。
めでたしめでたし。