すっかり涼しくなりました。
でも写真を見返すと、暑くて楽しかった日々のことが、まるで昨日のことのように思い出されます。
88人の子ども達が入れかわり立ちかわり、25日間の里山BASEを形づくっていきました。
意見が分かれてケンカしたり、すべったり転んだり…
そんな25日間を保護者のみなさんが、温かく見守ってくださり、とても感謝しています。
忘れ物の連絡などをきっかけに、家でのお子さんの様子や感想などを知らせていただきました。
その一コマをご紹介します。
*******
里山ベース、楽しかったようで、
行くときは不安一杯で出掛けるのですが、
いい顔して帰ってくるのが親としては楽しみでした。
送迎あり、お弁当ありで、私の周りの働くお母さんの評判もとても良かったです。
特に送迎は、我が家も含めこれがなかったら、参加は難しかったと思います。
千代田タクシーさんには、本当に感謝です。
ジャンボタクシーの中は、いつも大興奮。
騒がしい子供達を乗せての安全運転は、本当に大変だったと思います。
どうぞよろしくお伝えください。
アライグマの話は私にも主人にも二度一生懸命話してくれました。
殺されてしまうのがどうしても納得いかないようで、
アライグマは悪くないんだけどりんご園のおじさんも生きていけなくなるから困るんだ、、
と何度も繰り返し言っていました。。
色々考えさせられます。
8月初旬の週末のとても暑い日に息子に里山を案内してもらいました。
当初は1日中外遊びなんて暑くて無理なのではないかと思っていましたが、
木陰は涼しく、街中とは空気が違って過ごしやすいことがわかりました。
「勉強の時間も寝てしまった・・・」と話していましたが、
帰宅後、仕上がらなかった宿題をけじめをつけてやり遂げることができました。
やはり屋外で体を動かすことが息子の心になんらかの良い効果が出ているような気がします。
家では兄弟もおらず普段は自分の思い通りになる生活をしているだけに、
夏休みに朝から夕方まで毎日エアコンもない便利なものもない集団での生活は、
願ってもないような有難い環境です。
子供同士で色々なやりとりがあるかとは思いますが、
そこから人との関わり方を学んでいってほしいと願っています。
娘が物凄く楽しみにしていて、
いつもは顔見知りの子がいないと不安を感じていたのですが、
前回の帰宅後、知っている子がいなくてももう大丈夫、友達作ればいいんだよ。
なんて、今までにない、頼もしい言葉をきけたので、
それならば、もう少し行かせてみたいと思い、お願いしました。
積み木を複雑に積んで、
ゲームを作って楽しむ様子が見られるようになりました。
学校生活しているときにはそのような様子が見られなかったので
気持ちにゆとりが出てきたり、心が穏やかなのかなと感じています。
最終日にお迎えに行った帰り、開口一番の言葉は
「来年も里山BASEに行きたい!いい!?」でした。
親子共々、来年も開催されることを祈っております。
*******
うれしいおたよりをたくさんありがとうございました。
でも、いいことばかりではなかったはずです。
一日どっぷり遊んで疲れ切り、おうちでぐずった子もいるでしょう。
宿題が思うように進まず、ヤキモキした親御さんもいるでしょう。
お友達とうまくいかず、「明日は行きたくない」と泣いた子もいるでしょう。
そんな時も、広い心と長い目で子どもを励まし、
私たちスタッフを気遣う声かけをしていただきました。
本当に本当にありがとうございました。
みなさんの支えがあったからこそ、
激動の25日間を無事に終えることができました。
また、みんなに会いたい!
子ども達の声が響き渡る里山が、
たくさんの命がひしめき合う里山が、
子ども達の心のBASEになることを願って。
これからも、応援をよろしくお願いいたします!!
11月にささやかな写真展を開催する予定です。
どうぞ、お楽しみに♪