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【報告】わんぱく里山 4月

わんぱく里山は、岡部、巨石の森周辺の里での自然体験と

農体験を中心とした小学生対象の年間プログラム。

地域のよさを生かした体験プログラムを通し、

学び合いができる子を育みます。

【4月】

竹の子掘りを兼ねて、竹林探検。

どんな場所を整備しているか、どんなところに竹の子が育っているのか、にも

自分で気づけるように。

そんな願いも込めて、2021年度第1回のわんぱく里山をスタートしました。

41名。継続のメンバーが21名に加えて、新しいメンバーが20名。

コロナ禍でも活動できるよう、密を避けて、

それでも、みんななじめるように4つのグループに分かれて活動しました。

 

 

小枝アート作り。

 

新しい友達とこれから一年間一緒に過ごします。

初めて参加されるお子様にとっても、保護者の皆様にとっても

不安や期待の気持ちがあると思いますが、

有意義で実りある活動をしていきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

【里山やっほ】4月の活動報告

 里山やっほにようこそ!

初めての場所、初めての人がいっぱいの場所は
誰しも緊張して、不安になったり、
ドキドキハラハラするものです。

今年の里山やっほも、初めてさんが沢山来てくださり
私達も子ども達も、親御さんもドキドキしながら始まりました。

最初は親御さんから離れがたかったり、
みんなと一緒に動くことに抵抗があった子ども達も、
里山の生き物達の前では自然と目がキラキラ✨
楽しそうに遊ぶお友達の様子を見ているうちに
いつの間にか、みんなと一緒にお散歩に。

池の中に何かがうじゃうじゃいる~!
沢山のオタマジャクシにびっくりしながらも
オタマジャクシを脅かさないように、そっと
様子を見てくれていました。

何かいないかな?と2人で池をつついているうちに
気持ちがほぐれ、いつの間にか仲良しに。

カエルがいたよ!
私も触りたい!僕も!
そんな時も
「カエルが可愛そうだよ。」と
「カエルが痛くないように、そっとね。」
自然とお友達に声をかけてくれて
順番に手渡ししている優しい子ども達。

しーっ!静かにして。
大きなアオサギさんを見つけて
神妙な顔をしながら、みんなに伝えてくれてたね。

 

アリが大きなもの運んでる!
小さな生き物にも大きな生き物にも、
同じ集中力で観察していて。
こんな時の子ども達は、とってもいい顔をしています。

こちらでは、しっかりお地蔵さんをしている2人。
スズメバチではなく、クマバチだったんですけどね。
しっかりハチの対処方法が体に入っているので
音を聞いただけで、危険回避のポーズが出来ていました。
凄い!

やっほのフィールドには、水場もあって
お水が大好きな子ども達は、初回にもかかわらず
すぐに水遊びが始まりました。
雨水が運んでくれたどろんこは、
とっても気持ちいい!
どろんこ遊びも楽しかったね。
 

お水を袋いっぱい入れて、重た~い!
そのうち、穴が開いた袋から出てくる水が面白くなって
いつの間にか水かけ祭りに!
こういう遊びって、心が解放されるんでしょうね。
お着替えは大変でしたが、今年のやっほの子ども達が
一気に仲良くなれた瞬間でした。

  

お山を越えて尋ねたグリーンクラブさんのフィールドは
子ども達にとって、宝の山。
四つ葉のクローバーを見つけたり、梅の実を拾ったり。

 

木登りが出来る夏ミカンの木では
初めて木登りにチャレンジする姿も。
素敵なブランコは、グリーンクラブのおじさんのお手製です。

 

広い原っぱでは、おにごっこ。
「おにごっこするものこの指とまれ~」
まだ、この誘い歌を知らない子もいて
教えてもらいながら、仲間が集合。
「私、鬼の鬼だから。」
なんと、鬼を捕まえる鬼も現れて
オリジナルなルールのおにごっこに。
柔軟に、新しいルールを一緒に楽しめる
子ども達ってステキ❤

グリーンクラブの杉林には、
秘密のおうちもあるんです。

入っちゃダメ~。と言いながらも
ちゃんと後で、いいよ。と言ってくれる
優しい年長さん。

男の子はね。棒をみると、本能?
戦いごっこを、必ずやりたがります。
「あぶないから、ダメ!」というのは簡単ですが。
どうやったら、みんなが楽しく遊べるか。は、
経験しないと、身につかないことでもあります。
棒の長さや、やってもいい場所。人数等
様子を見守りつつ、スタッフが声をかけています
そのうち自分達で、ルールを見つけられるようになるといいね。

時々けんかや、小さなケガもあるかもしれませんが
良いことも、嫌なことも全部肥やしにして、
この1年で大きくなってくれるといいな。
里山やっほで、のびのび大きくなあれ。

里山やっほ:大野

 

 

 

【里山のかやねずみ】5月集合場所

5月の集合場所は

6日、18日、20日、25日、27日・・・りんご園駐車場

11日、13日・・・遊木の森はらっぱ部

お楽しみ日は
11日(火)雨天延期日13日(木)
「ヨモギと新茶摘み」
釜戸でお湯を沸かして、ヨモギ湯に入って、摘みたて新茶をいただきます。

【里山のかやねずみ】お楽しみ日

原っぱは、たんぽぽがいっぱい
ゴロンと寝転がってみたママ。 気持ちいいね~。


木漏れ日がキラキラ、きれいだね。

赤ちゃんも、ママが体と心で感じていることを
一緒に感じて味わって。自分を取り巻く世界を学んでいるんだね。
赤ちゃん時代のこういう時間ってとっても幸せ❤


そして、赤ちゃんだって、意思がある!
この階段を登ったり降りたり。いっぱい頑張ってたね。
  
ちょっと大きくなると、世界はさらに広がって。
自分より大きい子が憧れの存在に。
この日はHちゃんが坂道トンネルのすべり台を
滑って、楽しそうなのを見て、
僕も!とチャレンジしたYくん。
とってもいい顔をして。「やったー!」と
大きな声が出ました!
ちょっと上のお姉ちゃん、お兄ちゃんの存在って有り難いね。

この日は月に1度のお楽しみ日。野草天ぷらの日です。
お散歩しながら、食材探し。

初めて食べたスイバの茎、すっぱいね~

タンポポの花束、可愛いけど、たべちゃうの? 

遊びながら集めた野草をみんなで種分け。

美味しく揚がった天ぷら。
美味しくって、おかわりしちゃった!
 
原っぱにある身近な草花にも、食べられる草、
毒のある草があると分かって、ママ達もびっくりでしたね。
季節折々の自然の恵みを、体いっぱいで感じていこうね。
 
里山のかやねずみ:大野

 

 

 

 

 

 

幼児公教育における自然保育のいま

リーフレット
『先生たちのCROSS TALK
 〜ベテラン先生が伝えたい、自然と幼児教育のいま〜』
が完成しました。

静岡県くらし・環境部環境ふれあい課 と
(公財)静岡県グリーンバンク
の企画・発行によるものです。

エコエデュは企画のご相談と、リーフレットの編集を担いました。

 

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エコエデュは、2019年から幼児公教育における
自然保育の現状調査を進めています。

その結果をもとに、保育者向け動画の制作や
園庭の無い保育園向け自然体験研修などを
発展させてきました。

幼児公教育を担う先生方とご縁ができるにつれ
現場のベテラン先生にこそ、
幼児期の自然体験への深いまなざしがあることに
改めて気づかされました。

今回のリーフレットは、
ベテラン先生方へのインタビューを通して
若い保護者のみなさんや先生方に伝えたい「本音」を
ピックアップしたものです。

リーフレットに載せきれなかった言葉もすべて録画した
インタビュー動画はこちらから。
https://www.youtube.com/watch?v=iFRPAg_kL58

(公財)静岡県グリーンバンクからの自然保育紹介ページは
こちら。
https://greenbank.or.jp/shizenhoiku

【里山のかやねずみ】4/8

あっという間に花盛りになった、お山の春。
新緑が綺麗に色づいて、今年の春は駆け足で過ぎていきそうです。
いつものように、新年度もお山のお散歩に出発。

早々に、かわいいカエルのお出迎え。
土の畔があるところでないと生きられない、
シュレーゲルアマガエル。
脅かさないように、そっと見守る子ども達。

水って、面白い~!
今日始めてお山にきたのに、
目をキラキラさせていっぱい遊んでたね。

雨が運んできた綺麗な砂。みんなで泥んこづくりが始まりました。
うちの子、泥団子を握りつぶすしかしないんです。というママに
先輩ママが、うちもそうだったよ、特に男の子はそれで感触を楽しんで、
やり切ってからお団子づくりをするみたい。と教えてくれました。
こんなやり取りができるのが、かやっこの自慢です。
子どもと一緒に成長していくママの姿に
私たちスタッフはこっそり、うるっとしています。

お山を越えたら、グリーンクラブ。
お花がいっぱい咲いていて素敵な場所です。
ふっかふかに育ったクローバーのベット、気持ちいいね~。

久しぶりの子も、初めてさんも、春のお山が
すっかり仲良しにしてくれました。
今年は、いちごも早々にできるかも?
楽しみがいっぱいの里山のかやねずみ。
皆さんのお越しをお待ちしております。

<絵本>
はるをみつけたよ
だるまさんが
14ひきのピクニック

里山のかやねずみ:大野

 

【報告】わんぱく里山 12月1月

わんぱく里山は、岡部、巨石の森周辺の里での自然体験と

農体験を中心とした小学生対象の年間プログラム。

地域のよさを生かした体験プログラムを通し、

学び合いができる子を育みます。

【12月】

今月の主な活動は、切り干し大根づくり。

あんな小さな種から

こんな大きな大根が!

子どもたちもびっくりしました。

一人では抱えきれないほどの大きさです。

まずは、切り干し大根を作ります。

継続の子どもたちは、毎年の積み重ねで

包丁の使い方がどんどんうまくなってきています!

真剣に切っていますね。ほんとにみんなうまいなあ!

 

コロナ禍なので、

ひとりでつくって、一人で食べるもの、ということで、

巻き巻きパンを作ることに!

自分たちで火もおこし、

うまくやけるかな???

上手にキツネ色に焼いている子もいて、

美味しかった~

 

もみ播きから初めて、田植え、成長の観察、

稲刈り、脱穀した、一年のコメ作りの播き

いろんな利用ができることがわかりました。

お正月のお飾りも作りました!

稲穂をつけたり、赤い実を飾ったり、

へいをつけたりしながら、自分なりのお飾りができました。

四苦八苦しながら、長いみつあみを頑張りました。

 

【1月】

書き損じた書初めや、家に飾ったお飾りを持ち寄り、

どんど焼き。

燃やしながら、「字がうまく書けますように」「無病息災」

の願いを込めました。

 

いただいただいだいを黒く焼いて、玄関に飾ると

魔除けになるのです。みんなで持って帰りました。

自分たちの居場所に置く看板を

もらってきた丸太に、わんぱく里山と協力して書きました。

絵をかいたりもして、楽しい看板になりました。

昔の遊びは、こままわし。

五円玉。

福笑い。

最後に看板を飾って、

どんどん、居心地の良い場所になってきたのを実感しました。

 

土手のところにお花がたくさん咲いていたらいいな、とか、

すこしずつすこしずつ、自分たちの力で、楽しめる場所に

出来上がってきました。

ウォーキングをしている人など、近くの人たちとも

交流の場となればと思います。