【報告】10/6里山のかやねずみ にちようび いきものに出会いにいこう!

第一日曜日に開催している「里山のかやねずみ にちようび」。
今月も秋の虫の音が響く里山に親子が集まりました。

 

「里山のかやねずみ にちようび」は、0~3歳さん親子の、
森のようちえん型プログラム。
平日に行われている「里山のかやねずみ」の週末版です。

お子さんが0~3歳のいまだからこそできる、
親子でじっくり遊び込む時間を大切にして欲しいと考えています。

まずはみんなで集まって、体操。
今日はいきものの真似っこ体操です。

ひっくり返ったダンゴムシになってみたり

オンブバッタになってみたり。
お父さんお母さん、最後は息が上がりましたね!

そして、里山のかやねずみで大切にしている大人の関わり方をご紹介。
「子どもの興味や感性に寄り添ってみましょう」
というお話をしました。

「だんまりこおろぎ」の絵本を見て、
今日はいきものに出会いにいきますよ~!
おすわりチーム・よちよちチーム・わんぱくチームに分かれて
それぞれのペースでお散歩します。

虫さんどこに隠れているかな?

ここにいるよ!

蜘蛛を見ていたら、「ひゅーぽとん」。
「どこに落ちたのかな?」みんなでじーっと探します。

生きものに出会った時の
子どもたちの反応はひとりひとり違います。

平気で蜘蛛をつかむ子や

「バッタさんこわい…」手を後ろにしまっている子。

でもお父さんが楽しそうにバッタを追いかけるのを見ていたら
触ってみたくなったよ。
大人が楽しんでいる姿を見て心が動いたのですね。

こちらのお父さんにはそれだけではない深い気づきがありました。
「大人が楽しいと思うことを子どもに紹介するのもいいけれど
子どもの本当の興味にも寄り添うバランスも大切ですね」と。

そうなのです。
この日は生きものをテーマにしましたが、
子どもたちはキノコを見つけたり、土のケーキを作ったり、木の実の味見をしたり
自由に自分の興味の赴くまま楽しんでいました。

 

「見てみて~!」

「捕れたよ!」

子どもたちの
「できた!」「びっくり!」「うれしい!」
様々な感情に寄り添うお父さんやお母さん。
寄り添うだけではなく、大人も子どもの頃を思い出して楽しみましたね!

身近な大人が共感して喜んでくれると
感動が何倍にもなるね!

おすわりチームの赤ちゃんたちも
のんびり楽しんでいました。

木の上って気持ちがいいな。

お母さんがバッタを手に乗せて見せてくれたよ。

0歳さんのお母さんが
「赤ちゃんに虫に触らせてもいいんだと気づいて、初めて触れ合いました」
と言ってくださいました。

赤ちゃんはまだ視力もぼんやりで体も思うように動きません。
でも興味はいっぱいあるんです。
大人がサポートするとがんばって手を動かして触ってみようとします。

力加減が難しいけれど、大人が「やさしくなでなでね」と
声をかけて触ってみせているとだんだんと分かってきますよ。

「お腹が空いたね~」とみんなが帰ってきたので
午後は捕まえた虫を蚊帳テントに放して触れ合いました。

大人も子どももすっかりリラックスしてのんびり過ごしました。

いつの間にかスタッフとも

お友達とも仲よしに。

活動の最後に0才と3才のお子さんがいるお父さんが、
「自然遊びの奥深さを感じました」と感想を聞かせてくださいました。

それぞれの年齢で、
夢中になることや遊びが違うのをよく見られていたのですね。

きっとこの先、里山に来るたびにお子さんの興味が違うと思いますので
また里山に遊びに来てくださいね。

秋と冬の里山も魅力いっぱいですよ。

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「里山のかやねずみ にちようび」は、
毎月第1にちようびに実施します!

次回は11月3日。
プログラムの2か月前の1日から受付開始。

ぜひご参加くださいね♪