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【報告】里山BASE afterschool~畑はアイディアの宝庫!~

約束通り、ざわっちとちかりんは柵の骨組を作りましたよ~!
がんばりました!
 
5月の最終週にはいよいよ「網を張って柵の完成!」を目指した子ども達。
ネックは出入口。
うまくやらないと「自分ちも入れない」ことがわかっています。
 
「ドアになるように」出入口部分から張り始めることにしました。
みんなでネット張り (640x480)
 
網を針金で留めて
網を針金で留めて (480x640)
できた!
でも…下からイノシシが入っちゃうよ~
 
転がっていた杭の残りの竹を見て、「そうだ!竹で押さえよう」
足りないところは山から運びます。
竹で網を押さえるよ (640x480)
これでよし!と思いきや、
竹が動かないように、1年生が網を竹に巻いて、針金で留め始めました。
すごいアイディアです!
みんな真似して留めました。
 
これでよし!と思ったところに、2年生イノシシが登場!
「ぶひぶひ!いいにおいがするぞ」
「お!ここから入れるぞ」
人間イノシシ来たぞ~!もぐもぐもぐ! (640x480)
「モグモグモグ!!」
わ~、大変!
柵をすぐに補強しました。
 
そして、出入口は…なんと!
出入口はこれで! (640x480)
 
S字フックで出入りできるようにし、
ぴらぴらしたところは、計算カードに使う輪っかで留める!
というすごい技が!
出入口はS字フックとカードまとめの輪っかで外せるように! (640x480)
 
よし!
と思いきや、まだ出入口は「イノシシさんもどうぞ」の状態。
 
翌週の今日、柵の補強と、夏のおやつにするべく、
ミニトマトとキュウリの苗を植える準備を終わらせる目標を立てました。
 
じゃがいもの花咲いた (640x480)
ジャガイモの花もきれいに咲いています。
 
草だらけの畑を耕して、肥料を入れて、苗を植えて…
こりゃまた大変だ!
 
そう!こういうときは、「グループで役割分担」を学んだ子ども達。
「ジャガイモの草取り」「耕す」「イノシシから守る」の3つのグループに分かれて、いざ活動!
 
草取り (640x480)
ジャガイモのため、草取りも熱心です。
 
固いところは大変だな~ (640x480)
固くなってしまった畑…
ふわふわにするのは大変だ!
 
結局、時間がかかり…
苗は植えられなかった (640x480)
苗は植えられませんでしたとさ。
 
どうして時間内にできなかったの?
「遊んでる人がいたから」
「協力できなかったから」
 
どうしたらできるの?
「真剣にやる!」
「力を合わせる!」
 
さあ、今度こそ畑大作戦を完結させて、里山探険にでかけようね!
苗は畑に植えられるのを待ってるよ♪
トマト苗においする! (640x480)
「ん!トマトの茎はなんかにおう!」
大発見!トマトのにおいかな?

【里山のかやねずみ】5/31

日が差すと暑くなる?と思った朝でしたが、涼しいくらいの
心地よさで、この日は赤ちゃんや、妊婦さんが多かったのに、
いっぱいお散歩してしまいました。
ママが妊婦さんだったお友達も、一度もだっこと言わず
楽しそうにお散歩できたね。
 
お山からはらっぱに戻ったら、やっぱりクワの実!
もっと、食べたい!という子ども達のリクエストに
ママ達が頑張ってくれていました。
やっぱりクワノミ
お昼はいつものようにみんなでごはん。
そろっていただきます!
今日は、先日スタッフ勉強会で防災講座を受けたお話や、
雨の日の対策Q&A等のランチトークもしてみました。
みんなでお昼
ごはんのあとも、元気いっぱいだった子ども達。
それぞれが、楽しいことを上手に発見していきます。
今日初めて来たのに、こんなトンネルをくぐれちゃったUちゃん。
いないいないばあ!とトンネルをくぐるのが楽しくて仕方ない様子。
小さな橋のトンネルですが、子どもにとっては、大冒険なはず。
トンネルだよ
私も。と思って、来てくれたHちゃん。
お母さんに励まされ、頑張ったんですが、途中で怖くなってしまいました。
お母さんに助けられ、無事脱出!
泣いてしまったHちゃんをお母さんがやさしく抱きしめてくれました。
本当によく頑張ったね。
怖いかも。と思いながらもチャレンジ出来たこと。
最後まで行けなくても、その頑張りをみとめて、優しく
抱きしめてくれたお母さん。
こんな経験の積み重ねが、子どもを逞しく大きく成長させる糧と
なるのでしょうね。
がんばったね

男の子たちは、棒で魚釣りをはじめました。
最初は、葉っぱの穴に刺してとっていたのですが、
だんだん上手になって、ひっかけても、そーっと釣りあげられるように。
さかなつれたよ

この無心な顔をご覧ください。
ちいさなかわいい手で、カラスノエンドウのさやを剥き、
種を採っているところです。
もう、絵本が始まっていたんですけどね。
次々に剥いていく手の器用なこと。
こんな時間も大事にしてあげたいのです。
無心でむいてます

さて、次回はもう6月です。
梅雨が心配かもしれませんが、
雨の日は、いつもの場所が劇的に変化して、
それはまた、面白いものです。
災害時対策のひとつとしても、雨のときの対処が大切です。
一度経験すると、ハードルが低くなりますよ。
スタッフ一同お待ちしています。

                         今日の絵本
                               「10ぴきのかえる」
                               「はけたよ はけたよ」

【報告】里山そとアソビ塾1-2年 竿作り

5/27
「春に見たモクズガニを釣ってみたいなぁ」と言う雑談から、
今日は竿を作ることに。
 
前回の話では、桑の実のジャムサンドを作る予定でしたが、
桑の実は6月にもあるから今度でもいいんじゃないかと。
今日は雨だし、部屋の中でもできる竿作りをすることに決めました。
 
 
竿の素材は何が良い?
「裏山にたくさんある竹を使えばいいよ」
 
竿の長さはどれくらいにする?
「長い竿にするなら、短い糸をつけよう」
「短い竿にするなら、長い糸をつけよう」
なんとも子どもらしいユニークなアイディアが出ました。
どちらが使いやすいか、両方作って試してみることにしました。
 
真剣にノコギリを使って・・・
①ノコギリ使いは真剣に
 
 
いらない枝をハサミで切って
③枝を切って
 
 
尖がったところはヤスリをかけて
④尖っているところにヤスリをかけて
 
 
それでも尖っている所はテープで覆いました。
⑤それでも尖っている所はテープで保護
スタッフは「安全に使えるかな?」と聞いただけで、
後は全部自分達で考えて工夫しました!スゴイ!
 
 
糸が抜けないようにテープで補強して完成!
⑥糸の取り付け完了
 
 
試しに投げてみよう~!
⑦糸が短い!糸が長い方は壁にくっつく!
んん!?
 
糸が長い竿は・・・堤防に糸がくっつく!
糸が短い竿は・・・届かな~い!
 
 
手を伸ばしても・・・届かな~い!
⑧どうやっても短い
 
 
糸が長い竿の方は、
おもりがいると気付いて石を結んでみました。
 
軽いおもりだと風に流されて、
重いと竿が折れそうで、
ちょうどいい重さがあると分かったようです。
おもり
 
竿を持つ人、おもりを投げる人、
2人で協力して堤防にくっつくことなく、遠くに投げることができました。
⑨重りを付けて2人で遠くに投げた
 
 
 
次回は、
糸が短かった竿は、糸を長くして、
エサのメダカを釣るために、リンゴをリンゴ園のおじさんにもらいに行くことにしました。
 
果たしてリンゴでメダカが釣れるのか?
今リンゴがなっているのか?
次回、やってみれば分かるかな!

【報告】5/21里山❤感謝デー

なんと!29名が集まってくださいました、
「第1回里山感謝デー」!!
 
以前里山に通っていた子ども達が何人も、
お兄ちゃんお姉ちゃんになって参加してくれました!
 
もちろん、現役の遊びざかりの子ども達も、
この日ばかりは真剣にゴミひろい。
 
普段やりきれない側溝のゴミや枝をとりのぞいたり、
背丈ほどになってしまった草を刈ったり、
大人の方もみなさん大活躍でした!!
 
感謝-2 感謝-3
 
こうしたお仕事を、いつも誰かがやってくれていること、
だから私たちは、里山の恵みをいただくことができるのだということを
少しでも気にかけてもらえたらうれしいです。
ご参加ありがとうございました~!!
 
感謝-1
 
次回の「里山感謝デー」は10月の予定です。
https://www.ecoedu.or.jp/program/take2016/

【報告】わんぱく里山 5/8「さあ米作りのスタートだ!モミ撒き・里山ウォーク」

夏のような日差しが照りつける快晴です。
始めの会で日程説明を聞きながら、
前回持ち帰った野菜の苗を持って来た人にも、忘れた人にも、
枯らしてしまった人にも全員の手に野菜の苗があります。
苗植え

畑に野菜の苗を植えました。
愛情を注いだ野菜の苗を植えます。丁寧に植えます。
水をたっぷり与えます。あ!満タンのジョウロ4個分の水は、多すぎです!
水やり

籾撒きをしました。苗床を木の板で均して平らにしました。
よく見て観察すると籾から発芽と発根だ!
クイズで籾から出ているのが、宇宙人の手と答えたのは誰だ。
籾撒き

「里山ウォーク」に出発です。
一人一人が地図とビンゴゲームの用紙を持って歩きます。
歩き出してすぐに「やった!見付けた!リーチ」班の中で競争です。
うちの畑から岡部公民館まで歩きました。
展望台で眺望に感動して、美味しいお昼も食べました。
思い思いの素敵な宝物を見付けました。
地図を片手に 匂いを嗅いだり

柏餅を作りました。
粉の入ったボールにみんなで手をいれ、
手にあんこを付けて生地からあんこがはみ出て、
柏の葉に包んでで「やった~できたよ!」
静かに!隣の部屋で着物の御婦人が会合しているから静かにしてね・・・
餡を包んで おいしいよ

こうした経験を積むことで、少しずつ成長している様です。
いつも一緒に暮らしていると気付かない変化です。
親と離れ子供同士で活動していると、態度や雰囲気に出て来ます。
そうした姿を見る事は、スタッフとして喜ばしい事の一つです。

【里山のかやねずみ】5/26

曇り空ではありましたが、涼しい風が吹いて、気持ちのいい日でした。
暑くなってくるこの時期、かえって曇りや小雨のほうが過ごしやすいかも。
きょうもいっぱい遊びました。

散歩に出発したとたん、最初から面白いものを発見!
じーと見ているものは何でしょう?
アリの観察
こんな格好をして見ていたのは…
こんな格好で
なんと、ものすごーく長いアリの行列。
20mくらいあったでしょうか。
どうも引っ越し中らしく、ちいさな卵を一生懸命運んでいました。
卵を持っていないのもいて、
どうしてだろうね??
不思議をまた一つ見つけました。

こどもは、視線が低いので、大人よりも小さいものを見つけるのが、とっても上手。
まだ歩けない赤ちゃんだって、赤ちゃんなりの発見があって、
つまんでみたり、大きいお兄ちゃお姉ちゃんのまねをしてみたり。
草原がジャングルのようでも、どんどハイハイだってしちゃいます。
赤ちゃんだって

森の郵便局で、お絵描き。
お絵描きの材料は、なんとキノコ。
真っ赤ですが、触っても大丈夫。
大きいお兄さんたちはこのキノコを「クレヨンキノコ」と呼んでいます。
クレヨンキノコ

今日も桑の実が美味しく色づいていました。
ママと一緒にパクパク。
まだ来始めたばかりで、緊張していたお友達の心を解してくれる
森の恵みです。
おいしいね
ほら、美味しそうでしょ?
食べられる時期もあとわずか。
ぜひ、遊びにきてね。
クワノミ

去年から来ている2歳3歳さんは、このごろお友達と一緒が楽しくて。
今日は暑くもないし、原っぱからお山の方まで、どんどん走る走る!
楽しい!嬉しい!面白い!そんな気持ちがあふれて、駆け回っているようでした。
どんどん走る

高いところに登ってジャンプ!だけなく、こんな遊び方も。
隣に生えている桑の木の枝をたぐりよせ、桑を食べてから、はなすと…
びゅーーん!
おもしろ〜い!
こんな遊びは、ここでしかできないね。
枝をひっぱってぽーん!
毎日様子が変わる自然の中では、遊びも色々変化して。
思いついたことを、すぐ試せるのもいいね。
今度はどんな遊びが生まれるかな。
31日、お待ちしています。

今日の絵本
めだかのきょろちゃん
こちょこちょがいっぱい

【里山のかやねずみ】5/24

まぶしいくらいの青空だったこの日。
なつかしい顔が来てくれて、少しお兄さんお姉さんになって、
言葉が増えたり、自分で遊ぶのが上手になっていたり。
子どもの成長は早いものですね。

新しいお友達も、一緒に仲良くお散歩のはじまり。
木のトンネルを抜け、藪のジャングルをすすむと、ちょっと急な坂。
大きいお友達は、「タタタタタ~!」と駆け下りるのが楽しくて。
小さいお友達は、おしりで上手にすべりだい。
ちゃんとのぼってくるお友達を待ってくれたり、
並んで順番を守ってくれて、ありがとうね。
森のトンネル滑り台

今の時期だけの、おごちそう。
クワの実です。
とっても甘くてすっかり夢中に。
子ども達の手の届くところはもちろん。
一生懸命手を伸ばし、枝をたぐりよせて。
まだまだ食べたいよね。
でも、これは森の生き物の大事なごはん。
あとは、おいといてあげようね。
また、手が届くところの実が甘くなっていますように。
美味しいクワノミ
この日は、生きものをたくさん見つけて
観察することができました。
ミミズや、カナブンの幼虫等、ママ達がどきっ!
とするような生き物も、よーく観察すると、なんだか
面白いな、一生懸命動いてる。
と、親しみを感じられるように。
この日も、初めて触れたお友達が何人もいました。
勇気を出して、触ってくれたお母さん達、ありがとうございます。
子どもにとって、お母さんがこの世界の最初の案内係。
お母さんの好き嫌いが結構大きく作用するのです。
みみずさん
今日、虫を触れた子ども達もお母さんも、
小さな命を感じることが出来たのではないでしょうか。

【里山のかやねずみ】5/20親子体験会をしました

この日は、春の体験会。
初めて参加するお母さん、お子さんばかり。
参加者の皆さんもドキドキしながら来て下さっていますが、
私達スタッフもいつもドキドキなのです。 
「楽しんでもらえるかな」
「里山の良さが伝わるかしら」と。
体験会のはじまり
今回集まって下さったこども達は、
はらっぱ部の解放感に、すぐ心を解してくれたようで、
どんどん走っておいかけっこをしてくれたり、
草花遊びに誘うと、自分から試してくれたり、と
とても積極的でした。

オオバコの草相撲。
こども達も一回やると、オオバコを見分けられるように。
でも、案外固いので、思いっきりひっぱってちぎれたり。
なかなかコツがいるんです。
ママと草相撲

お母さん達も、上手に付き合ってくださり、
こども達の小さな発見を、いっしょに楽しんで下さっていました。
お母さんの笑顔が、こども達の笑顔になり。
おだやかで、優しい時間が流れていました。

へびいちごでもかわいいね

薮探険いい匂いだね

はいどうぞ

ここで初めて出会ったのに、ずっと友達だったように
仲良しになった二人。
このフィールドが引き合わせてくれたのかも。
本当に楽しそうでした。

初めて出会った友達

こどもの成長は、本当に早いもので、乳児期から未就園のこの時期が
一番側にいてあげられる頃です。
親子の大切な時間を、より素敵な日常の思い出にするために
私達がお手伝い出来たら。と思うのです。